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1月16日の「Memory_Stock」です。

Posted by theatreminori on 16.2014 稽古レポート 0 comments
先週から寒い日々が続いていますが、稽古場は熱気があります。13時の稽古開始時には人数が少なかったこの日も、14時を過ぎるころには、いつもの顔ぶれに。「半分ぐらいはセリフを入れてきました」と宣言する役者に「負けてられない」と、意識を高める役者。相乗効果が火花散る中、早速序盤の稽古です。

通して読み合わせる形ではない、シーンごとの細かい稽古はこの日が最初。役者はこの1週間温めてきたアイディアやチャレンジを披露します。そこに演出から方向性や雰囲気の修正・注文が入り、次第に物語として成立していきます。各自が自分の視点で想像していた「おもしろさ」は時として否定されますが、単独ではなく、周囲の役と組み合わさることで「さらにおもしろい」キャラクターに昇華します。これは、演じてみるとすぐにわかる感覚で、この日の稽古でも「確かにこっちの方が面白さを出せますね」という納得の声もありました。

ひとりが生きるのではなく、互いを生かす。そして皆が生きていることを知る。これぞ演劇の醍醐味です。



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制作部の熱気も負けてはいません。グッズ案の検討では早くも数点のサンプルが持ち込まれていました。今の段階では商品化する筋道がはっきりしていないものもありましたが、とにかくアイディアを形にして持ち込むことが、次の進化につながるので、今回の制作部の主体的な動向は非常に価値あることなのです。

もちろん、積極的に動けば必ず良いものが出来上がるというわけではありません。かねてより懸案事項だったチラシデザインはなおも迷走。締め切りが迫っているので、改めてデザインのコンセプトから洗い直すこととなりました。様々な要素を詰め込んでみたり、深い意味を持たせてひねってみたりという試行錯誤を一度真っ白に初期化しました。さあ、そんな真っ白なキャンパスに何が描かれるのか?次週をお楽しみに!

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