てあとるみのりイベント公演「ボーダーライン」(1月23日更新)

Posted by theatreminori on 17.2017 公演・チケット情報
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2018年2月6日(火)。北本市文化センター大ホールを会場に開催される、『第7回「精神障がい者の明るい未来のために」フォーラム ~広げよう笑顔の輪~』(主催:鴻巣北本地域自立支援協議会精神障がい者部会)にて、てあとるみのりが「ボーダーライン」の改編版(上演時間をイベントのスケジュールに合わせて短縮したバージョン)を上演します!

このイベントは、鴻巣市・北本市にある精神障がい支援関係団体・家族会・民生委員などのご参加のもと、精神障がいに関する講演や当事者の体験発表、参加各団体による合唱などを通じて、広く精神障がいに関する理解を広めて、精神障がい者の明るい未来を一緒に作っていきましょう…という趣旨で開催されています。今回上演させていただく「ボーダーライン」の内容だけではなく、てあとるみのりの取り組みそのものがイベントの趣旨に合致していることから、ゲスト枠でお招きいただいた次第です。誠にありがたい話です!

<上演日時>
2018年2月6日(火)13時40分ごろから
(13時開場、13時20分イベント開始)

<会場>
北本市文化センター大ホール(JR高崎線北本駅から徒歩10分)

<入場料>
無料、予約不要

<あらすじ>
小説家になりたいという思いを抱きながらも、なかなか作品が認められない女性。いつも選考会で作品が選ばれない要因は何なのかと悩む日々を送っていたある日、彼女は新作のイメージ作りのため、都心を遠く離れた山奥まで足を延ばしていた。そこで発見した不思議な雰囲気のある廃屋。彼女は臆することなくその廃屋の魅力の中でアイディアを具体的に練り始める。しかし、彼女が足を踏み入れた山には、知られざる秘密が隠されていた…。

てあとるみのりが描く、世に存在する様々な境界線の交錯と錯誤が織り成す人間ドラマ!2017年8月の第18回公演で披露した際には「物語が良かった!」「ダンスがすごかった!」と、大変多くの反響をいただいたてあとるみのりが誇る名作のひとつが、イベントのプログラムに合わせて約半分の45分に凝縮されたステージです!

<出演者・配役>
満園仁美(ユウキ役)
村上栞(村人役)
岩崎和巳(社長役)
國澤ひとみ(秘書役)
石塚美穂(キツネ役)
川口和恵(タヌキ役)
中泉けい子(山神役)
田中聡(???)

11月9日の「影の舞台」です。

Posted by theatreminori on 09.2017 稽古レポート
ついに第19回公演のタイトルが発表されました!てあとるみのりが、北池袋新生館シアターで2018年3月9日(金)~11日(日)にお届けするのは「影の舞台」です!団員には脚本が配布され、配役もほぼ明らかになりました。

そんな午前中の制作部では、先週商品化が決定したグッズの製造が始まっています。いくつかのバリエーションが存在するアイテムなので、どのパターンを何個製造するかを、様々な角度から検証して作業に取り掛かりました。何名かで作業工程を分担して、ロスのないように注意を払いながら進めています。それ以外にも、イベント公演で必要な衣装のパーツ作り、次回公演のプレゼント企画の商品の試作と検証が行われていました。スケジュールには多少余裕があるので、より質のいいものを産み出せるように、団員一同意見交換と技術の体現を行いながら取り組んでいます。

そしていよいよ午後。第19回公演「影の舞台」の脚本が印刷と製本を終えて、団員の前にお目見えしました。表紙のビジュアルに「いい感じ」「小説の表紙みたい」という感嘆の声が沸き上がり、物語の内容、登場人物の生き様にも「このキャラクターいい!」「面白い!」といった、明るい反応が見られました。脚本を目にした段階で感じた面白さや作品の魅力を、実際に演技として表現することは容易ではありません。面白いと思えば思うものほど、表現することが難しいものです。これから公演までの稽古の中で、少しずつイメージに近い表現を追い求めていきます。

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演出からの人物や物語の設定に関する説明の後、さっそく読み合わせを行いました。初見ということもあり、読めない漢字、いいにくい言葉に苦労する役者も散見されました。その一方で、脚本の中のユニークな表現を見事に再現した場面には、出演者たちから自然と笑い声が漏れていました。キャラクターの特徴をより分かりやすく伝えるにはどうすればいいのか?そのアドバイスが演出から伝えられ、何度か短いシーンを繰り返して稽古しました。その成果はすぐに表れ、どんどん魅力的な人物像が描き出されていました。稽古初日としてはなかなかの好感触。ここからどこまで質を高められるか?役者たちの稽古時間以外の頑張りがものを言いそうです。

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こうして第19回公演「影の舞台」が本格始動しました。年内には通し稽古を実施する予定です。稽古回数が限られているうえに、全員が毎時間揃わないという条件の中での作品創りです。役者たちだけではなく、裏方もそれなりの速度で動いていく必要があります。様々な要素が組み合わさってひとつの舞台が完成するのです。

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11月2日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 02.2017 稽古レポート
11月になって最初の活動日。実は11月は16日が行事、23日が祝日ということで2週も活動がお休みになってしまう予定です。1回の活動を大事にしていく必要があります。

午前中の制作部では、先週出ていたグッズ案の試作品が持ち込まれ、見た目の印象、改善点を話し合いました。基本デザインが採用された場合、どのようなバリエーションで展開するのかも含めての検討です。また、前回ご好評をいただいた…と思われる来場者プレゼント企画についても具体的検討が重ねられました。結論からお伝えすると、今回も何らかのグッズを抽選でプレゼントしようということになっています。もちろん、団員の手作りで、他に同じ商品が存在しない一点ものになる予定です。まだ詳細はお伝えできませんが、今回は複数の種類になりそうです。



てあとるみのりの大女優が手掛けるK&Kブランドのグッズも開発が進行しています。既にアイディアは採用されているので、いよいよ実際の製造に入っています。これまで「ここはこうした方がいいんじゃないの?」「こっちにした方がいいよ」「えー?これじゃあ無理よー」などと、何度も議論を交わしながら品質を高めていった商品です。今から完成が楽しみです。

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午後の稽古では第19回公演向けのショートシナリオの読み合わせとダンスシーンを行っています。脚本読みでは「あれ~?フツーになってしまった!」と相変わらずキャラクターの表現に手応えを感じられない役者と、「こういう時〇〇〇な感じの人なわけですね」と、人物の思考パターンを想像できている役者が入り混じっていました。いずれにせよ演出からは、まだ実際の脚本が与えられていない練習段階でもあるので、いかにキャラクターの特徴をわかりやすく表現するか、そのための工夫はどんなことなのかを考えていくことが求められていました。具体的な有名人(キャラクター)例が示されると、まずはそのモノマネをやってみて、その時に意識した特徴、出そうとした雰囲気を振り返り、それを脚本の中の役でも意識してみるというセッションを行うと、これまで人物表現に苦戦していた役者の演技がガラリと変わりました。形から入るという役作りは本来の純粋なものではないかもしれませんが、何かを形にして相手に伝えなければいけないという、役者が持つ最低限の役割を全うするための一局面としては有効なものかもしれません。もちろん、完成版の脚本が手に入ってから、ここで作った器の中身を満たしていく作業が待っています。人物を創り上げていく順番の違いがあるだけで、最終形態は形だけのものではなくなるというわけです。

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演技の練習を一通り実施してからはダンス練習です。先週授けられた振り付けを確認しながら、先週休んだ団員へのシェアが行われました。ある程度予習してきた団員と、全く準備してこなかった団員がいましたが、「練習で恥をかかないと上手くなれない」という意識は共通していました。見よう見まねで必死に振り付けを感じ取り、曲に食らいついていくような練習が繰り返されていました。先週、ある程度の勢いで踊れていた団員は、1週間間が空いたことで変に頭を使うようになってしまったのか、踊りが小さくまとまってしまっていました。もっと感情的に動くように指示されると、自分でも「ちょっとやり過ぎましたか?」と言うぐらい大きなアクションが目立つようになりました。「出過ぎている表現を抑えてもらうことは、出てこない表現を出してもらうより簡単なので、今の段階ではOKである」という演出からの言葉が印象的でした。

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ダンスに関しては全員が素人ですし、それほどの知識も経験もないので、心底楽しいというよりも重圧や不安の方が大きいのは事実です。しかし、「できない」「無理だ」と言って止まったままでは、どんな簡単な動きさえもできるようにはなりません。逆に言えば、様々な動きも、練習を繰り返せば繰り返しただけできるようになります。何かを始める、挑戦するのに遅すぎることなどありません。それを舞台の上で証明するため、団員たちはこの日も時間の許す限り繰り返し踊って、全員で曲とリズムと時間を共有していました。これまでにない品質をお届けすることが、自分たちの存在意義の証明になると信じて取り組んでいます。

次週にはいよいよ第19回公演の脚本が配布される予定です。団員たちは、役者としての準備や動きにも時間を割くことになっていくはずです。そこで密度が薄まらないよう、それぞれの役割がより高密度に重なり合っていくよう、改めて前を向きながら進んでいきます。

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