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7月11日の「コイノオキテ」です。

Posted by theatreminori on 11.2019 稽古レポート
萬劇場 夏の短編集まであと1か月です。1か月後の今日は最終日です。早いものです。衣装や小道具、役者たちの準備もここからが勝負です。そんな7月11日(木)の活動を紹介しましょう。

制作部では一部の手芸担当がグッズや衣装の製造を行う傍らで、手の空いた役者たちが先週の通し稽古の動画を見ながら「ここの立ち方が変わってないですね」「目の前でこんなことが起こったらもっと動くよね」「思ったよりも、セリフがなまりまくっていますね」などと、お互いに気付いたことや改善点を話し合っていました。午後の稽古に備えて、少しでも客観的に演技を分析して、改善しようという努力が見られました。

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手芸系の担当者は短編集より先の11月公演に向けたグッズ作りを続けています。メインで担当しているのが我らが大女優。手芸は得意で本人も好きなのですが、どうしても作業中に集中力が続かなくなることがあります。この大きさにしようと決めたグッズの大きさがだんだんと巨大化していく癖があります。そんなときは一息入れて給水します。「水を飲むと元気になる」という不思議なリアクションがあるので、そこから再び集中して製造に取り掛かることができるのです。

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午後の稽古では冒頭でちょっとした撮影が入りました。まだ詳しくはお伝え出来ませんが、11月公演の頃にはお知らせできるような内容です。普段の稽古とはちょっと違った撮影に、緊張もありながらも楽しんで挑むことができました。

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その後は、夏の短編集へ向けた「コイノオキテ」の稽古です。先週の通し稽古で課題になっていた物語後半の品質向上を目指して取り組んでいます。後半のポイントになるのはメリハリです。通し稽古では気合が入りすぎたのか、全員がフルパワーで大声演技を繰り出してしまっていました。気合が入ること、力を込めてくれることは悪いことではないのですが、それが物語全体のバランスや、そもそもの人物の枠を壊してしまうようでは意味がありません。観客の立場からも、常に役者が精いっぱいの熱演を続けているだけでは、見ているだけで疲れてしまいます。山あり谷ありのバランスを整えて、30分間を心地よく楽しめるようにする作業を行いました。

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ひとつ一つのセリフが誰にどうして向いているのかを改めて考えると、勢いに乗ってガンガン攻めていたセリフが、実は違った表現であるべきことに気付きます。中には、稽古の序盤では自然とフィットしていたはずなのに、繰り返して演じているうちにどんどん強さを増してしまったセリフもありました。思い入れや感情移入が深まるのはいいことです。しかし、それが本来求めているものから遠ざかってしまっては意味がありません。改めて気づかされた役者たちは脚本にどこをどう組み立てていくかを書き込み、まずは初心に帰ってそれに倣って演じて感触を確かめました。こうして少しずつ、物語の後半、特に盛り上がる部分の形を整理していきました。どのような仕上がりになるかご期待ください。

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「萬劇場 夏の短編集」は8月8日(木)~11日(日)に萬劇場で全10団体が参加して開催されます。てあとるみのりは8日(木)19時30分と10日(土)12時30分から登場します。前代未聞の恋物語と銘打った「コイノオキテ」をぜひご観劇いただきたいです。上演1か月前となり、衣装や小道具も装備された予告編動画も公開されました。すでにご予約いただいている方は期待を膨らませるため、ご予約を迷っていらっしゃる方はご決断の材料にするため、ぜひご覧ください!



チケットのご予約は→こちら!

7月4日の「コイノオキテ」です。

Posted by theatreminori on 04.2019 稽古レポート
7月4日(木)は7月に入って最初の活動日でした。「萬劇場 夏の短編集」公演まであと1か月ほどとなり、様々な準備で進捗状況の確認と、ペースを上げなければいけない取り組みが確認されていました。



午前中の制作部では「夏の短編集」に向けての衣装や小道具作りを中心に、一部の団員は11月公演のグッズ作りに勤しみました。グッズ作りの方はすでに製造する物の形状や機能も確定しているため、大きな問題なく進行しています。一方の衣装、小道具作りは試行錯誤の繰り返しです。試しに作って装着してみたものの、イメージしていたような効果や見た目が得られなかった場合はいわゆる没となり、再び作り直しとなります。気分が落ち込んでしまいそうな展開ですが「失敗は成功の母だよ!」と励まし合いながら、改良した試作品作りに取り掛かっています。

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午後の稽古はいつものウォームアップから始まりました。てあとるみのりのウォームアップは、まずゆったりした音楽に乗せてストレッチを行い、そこから乗りの良いユーロビートで体を動かします。誰かが動きのリーダーを務め、思い付いた自由な動きを提案し、全員がそれに従うという体操のようなダンスのようなアップです。その先陣を切るのは決まって我らが大女優。音楽が始まると誰に言われるでもなく自由な発想で体を躍動させます。いきなり上下動が激しい動き、グネグネした動き、勇ましい空手のような動きなど、毎回何が飛び出すのかわかりません。おかげで体はもちろん気分も盛り上がって行けるアップになっています。

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稽古前には現在揃っている衣装や小道具を役者が身に着け、改善点や不足品の確認を行っています。いわゆる衣装合わせというイベントです。当たり前のことですが、人物によって衣装が異なり、非現実的な衣装を身に着ける人物もいれば、ごく平凡な衣装を身につける役者もいます。全員が衣装で並ぶと何名かは「あれ?これって衣装?」という目の錯覚を起こしてしまうようなこともあります。今回の衣装合わせでもそんな衣装格差があり、ここで我らが大女優が「どうしてあなただけ衣装じゃないの?」と、率直な指摘を。もちろん、名指しされた役者は衣装を着ていたのですが、先述した目の錯覚でそう見えてしまったのでしょう。

衣装合わせの後は気になるシーンの稽古と通し稽古を行っています。衣装を着けたまま稽古に臨む役者も複数いたため、この段階で公開できる写真がほとんどない点をご了承ください。通し稽古の出来は…少しずつ全体としてまとまってきた感じはしましたが、まだシーンによって完成度に差がありました。特に物語が終盤に向けて動いていく後半の展開に盛り上がりや温度のような感覚が不足していました。この点は演じていた役者自身も認識しており「後半が全然でしたね」「ラストのところがまだまだ稽古不足ですね」と、自ら振り返っていました。この反省点は次週以降の稽古で改善していくことになります。

「萬劇場 夏の短編集VOL.8」で上演する「コイノオキテ」は8月8日(木)19時30分と10日(土)12時30分からの2ステージ。チケットは事前のご予約で3,300円です。10日土曜日の公演のチケットの売れ行きが好調です。ご検討中の方はお早めにご予約下さい!
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