どうも。「チイサナソラ」の稽古で昼も夜も主役の代役に全力で入ったら、かなり疲れ、1日2ステージは大変だろうな~と思いつつも、かなりの楽しさを感じることができたSugiです。この感覚をお客様にも共有していただければ嬉しい限りです。公演は10月11日(金)~13日(日)北池袋新生館シアターにて。チケット絶賛販売中です。
午前中の制作部で一部の関係機関、お得意様宛のDM発送の業務を行いました。団員たちが心を込めた手書きメッセージ、苦手な漢字にも取り組んだ宛名を書き込んでいます。心はひとつ。「みなさんに舞台を見に来てもらいたい!」です。役者だけではなく裏方もその思いで団結しています。また、グッズの進捗状況確認、仕上がったものの納品なども同時に行っています。団員KPも参加し、新たなアイディアを持参してくれています。一時停滞気味だった団員Mの企画も日程を確認して再始動です。
午後の稽古では、メインキャストの衣装合わせを行っています。必ずしも真夏仕様の衣類ではないので、一部の役者は試着だけで汗をかくという状況でしたが、自分の役の姿を目の当たりにしたことで「これか~」「いい感じだ!」「イメージ通りですね」と、強くその気になっていたようです。

衣装合わせ。トイレで着替えるので渋滞気味。
もちろんまだお見せするわけにはいかないのでこんなアングルで。
衣装合わせに続いて(稽古着に着替えて)稽古です。来週には通し稽古を行う予定なので、手薄だった脚本の後半、終盤を中心に行いました。物語が劇的な展開を迎え、終結する流れをどこまで具現化できるかが勝負です。登場人物の感情、価値観、プライドが幾重にも交錯する中で生まれるドラマ。与えられた残りわずかな時間の中で、どこまでその大きな山に近付けるでしょうか?もちろん立ち止まっていたらたどり着けません。この取り組みは、今回の「チイサナソラ」で語られるテーマそのもののようでもあります。

稽古開始の恒例、気合入れ。
毎回掛け声をかける人が変わります。

お互いの距離、言葉のニュアンスまで気を使っています。
稽古も終盤戦に入り、今まで以上の緊張感が漂っています。

ラストは敵のアジトに殴り込みをかけるシーン…ではありません。
役者が演出(中央)からの言葉を傾聴しているところです。
そんなわけで、芝居の稽古ももちろんですが、宣伝活動も最後の追い込みです。現在チケットにはまだまだ余裕があります。皆様何人でも巻き込んでいただいて、ぜひご来場ください。「生きる」こと、人生そのものが凝縮された物語「チイサナソラ」をご覧いただければ、必ず明日から何かが変わります!変えてみせます!よろしくお願いします!!
どうも。天井を「天上」と書いた団員に訂正を求めておきながら、実は思惑の「惑」と感想の「感」と減少の「減」の正しい書き分けに自信がないSugiです。
まずは制作部の様子をお届けしましょう。少人数での活動が続いておりますが、徐々に本番が近付いてきた今日この頃、参加者には焦りと共に「自分たちがやらなければ!」という思いが芽生え始めました。誰かが何かをしてくれるのを待つのではなく、自分たちで創ったぞというものを残したい!…そんなシンプルな衝動が、彼らの心と体を動かしたようです。

グッズの最終締め切りの確認と案の整理を行っています。
良いものを創るために、しっかりと判断。

ほぼ完成しているグッズに関しても細かいチェック。
早速、仕上げのやり直し作業を行いました。
普段はテーブルを囲んで話し合い中心の制作部が、グッズに必要な素材集めに相次いで外出していました。決定や行動を先送りせず、すぐに行動して実行する。また次回と言っているうちにもうこんな時季になってしまったわけですから、その反省を即座に生かしていました。今回の「チイサナソラ」に通じています。本番に間に合えば…という甘い考えではろくなものが出来ない!と決意した彼らが定めたグッズ製造の締切日は3週間後。それまでにできないものは扱わない覚悟です。もっとも、本番1カ月前からはさらにやるべきことが増えるので、グッズ作りどころでないのが現状です…。
午後は役者も集結して稽古です。先週は夏休みだったため、休みの間にそれぞれがそれぞれの場所で積み重ねた自主練習の成果を発揮し、とても充実した稽古になることに期待していたのですが…。
現実はそれほど甘くなかったです。まだまだ練習が足りなかったようで、満足いくパフォーマンスは得られませんでした。そこでくじけてしまわないところ、もう一度立ち向かおうとするところが、てあとるみのりの役者たちが示す闘う姿勢。自分の不甲斐なさ、もっと高みを目指したい欲求を余すことなくぶつけ始めました。その後の何シーンかの稽古は充実した内容でした。特に、これまでセリフを順番だけで覚えていた役者が、相手のセリフに応じたセリフを返していたこと(相手が順番を間違えても妥当に対応できていた)ことが大きな発見でした。

さて、そうこうしているうちに次週で8月も終了。季節の移り変わりとは早いもので…という、この物語のイントロダクションを思い出します。何もできていない者が評価されることはなく、報酬を得られるはずもないことはわかっていても、言い訳の種をまきながら、心のどこかでお情けの享受を求めてしまうのが人間の弱さなのでしょう。立ち尽くしても、立ち止まっても、振り向いていても、明日へは進めない。ただ、足を踏み出せばいい。心に闘う力を。
それではまた。
どうも。職場の事務室が暑く、早く抜け出したいのにその暑さのせいで作業効率が落ちダラダラしてしまい、ますます抜け出せずに無間地獄気分のSugiです。
今週は再び猛暑が帰って来た関東地方。当然稽古場もエアコンに勝る役者の熱気と運動量で真夏の様相です。役者の熱中症対策として、こまめに水分補給を行うだけではなく、団員の中に存在する「団扇担当」が合間に出動して、クールダウンに一役買っています。さながらF1のピット作業。ボクシングのラウンドインターバルのようです。まずはそんな稽古の様子をお届けしましょう。8月に入ったこともあり、ネタバレ防止機能を徐々に解除して、正確な情報も小出しにしてまいりますよ。

ウォーミングアップ風景。二人一組で早口言葉練習。

稽古前半はこの物語で重要なあるシーンの特訓。
過去の「チイサナソラ」をご存知の方はすぐにおわかりでしょう。

そのシーンには該当しない役者は自分のセリフの確認です。
もちろん今週も脚本を手放しての稽古ですから。

そして稽古の後半は通常のシーン。
すごい形相で男に迫る女性。果たして何者なのか?
このシーン、役は前作には登場していませんよ。

演出からの指示、提案、アドバイスが個々の役者に出されます。
この日から細かい部分に具体的演出が入り始めています。
役者たちの集中と緊張と高揚もさらに高まってきました。
このように、稽古の方は残り2ヵ月となった段階で、ついに演出が本格的に口や手を出し始めました。これまでは役作りへ向けた助言、意識を高めるための鼓舞が中心の、ある種の放任型演出でしたが、ここから芝居作りの第二段階です。役者にとってはこれまで以上に厳しい時間になるかもしれませんが、己の演技に対して明確な反応を得ることができる喜び、成長の手ごたえを実感の中で得ることができる達成感は、まさに充実した稽古の証。さらに役に、演技に、己自身に立ち向かっていくことができるようになります。本日の稽古ではそれぞれが、かなりの手ごたえ、やりごたえを得たようです。よい夏休みを迎えられそうです。
午前中の制作部ではパンフレットの内容を具体的に検討しています。なかなか文章がフィットせずに苦労していました。久し振りにグッズ開発班の団員KPが来てくれたおかげで、一気にまとまったという、ちょっと情けないお話(団員KPはグッズ作りの打ち合わせのために来たのに)。で、本題のグッズの方は最終的な方向性が確認され、作業の分担もはっきりしました。あとは期限までに作り上げるだけのようです。
衣装部隊もいろいろと暗躍しているようで、何名かの役者が衣装候補を持参していました。8月末には衣装を合わせる予定です。何名か難航している役があるようですが、演出が時々口にする思い付きをヒントに、試行錯誤中です。
今月中には舞台装置と照明の打合せも予定されています。まだまだ先だと思っていた本番が、もうすぐそこにまで迫ってきた実感がありますね。そんなドキドキとワクワク感を抱きながら、来週は夏季休業となります。みなさんよい夏休みを。そしてたくさんのチケット購入を!
どうも。冬に間違えて涼感下着を着るとかなり寒く感じるのに、この季節にはそれほどその恩恵を得ている気がしないSugiです。
すっかり更新が遅くなってしまいましたが、8月最初の稽古の様子をお届けしましょう。この日から脚本を手放して演じるという試みです。役者たちには、セリフを覚えられているかどうかの不安を忘れ、物語の世界を自由に、広い視野と感性を持って楽しんでもらうようにアドバイスしています。視線釘づけだった脚本の呪縛からの解放。手放していいよと言われたことを喜ぶような図太さが求められます。
もちろん、いきなり完全無欠にセリフを再生できる役者などいません。仮に自分は完璧でも、周囲にほころびが生じれば、そこに合わせなければいけないわけですから。しかし、役者たちの演技ののびのび具合ときたら、脚本がないだけでこれほどの自由を手にできるのだなと、改めて感心しました。

ご覧ください、こののびのび感!自由です!

相手の目を見て心のやり取りもできます!

意表を突く角度に指さしもできます…って脚本が?
まあ、こんな感じで、一部うっかり脚本を手にしてしまう瞬間があったのは確かですが、委縮するというよりはいい意味での開き直りがあったように感じました。稽古を満足に行い、絶対不安要素がないまま本番を迎えることなど、まずありえないことです。必ず、もうちょっとできれば、あと少し練習したかったという無念さを抱きながら、舞台は終わっていくものです。だからこそ、この思いきり、いつかは不完全でも形を示さなければいけない瞬間に備えたメンタルの強化も必須なのです。覚えてから脚本を手放すなどという悠長なことをやっていては、本番を乗り切ることができるか逆に不安になります。
さてさて、午前中の制作部では、パンフレットの内容、デザインについて詳しいアイディア交換がなされていました。木曜日の午前ということもあって、参加者が少数かつレギュラー化されており、最近は話し合いの発展性に乏しいようですが、そこは少数精鋭でセンスを高めて奮闘しています。一方でグッズ製造の方は、思いのほか作業が進まず、残り2カ月少々となったこの時期に不安要素が山積です。どこまでペースを上げられるかに注目です。
チケット販売も本腰を入れていきますので、皆様よろしくお願いいたします!これまでのキャパシティの倍以上です。遠慮なくお買い求めください。ご友人、ご知人にも3倍拡散でご紹介いただけますと幸いです。チケットのお申し込みは
こちらの専用フォームから可能です。事前銀行振り込みも可能です。
ではまた。