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5月23日のてあとるみのりです

Posted by theatreminori on 23.2019 稽古レポート
5月も気づけばあと1週間ほど。日中の気温もかなり暖かくなってきました。屋内で何か作業をしたり、体を動かすと暑いと感じるようになりました。夏が近づいてきています。

そんな5月23日(木)午前の制作部では、第22回公演で販売予定の新作グッズ作りと、今後ラインナップに入る可能性があるグッズのデザインの検討を中心に実施しました。一部の団員は夏の短編集に向けて自ら発送するDMの執筆に取り組んでいました。このところ同じような活動内容が続いていますので、このブログでもお知らせできる情報が少なくなってきてしまいました。活動の内容そのものは確実に進捗しておりますので、まだまだ先になりそうな情報公開まで、根気強くお付き合いくださいませ。

本日のグッズ検討では編み物系のグッズがさらに進化する可能性が示されました。こちらもまだ具体的に説明できないのですが、ひとつの工夫や機能の追加で、かなり使い勝手がよくなったり、手にした時のグレードが高まることが確認されています。商品化されたら、皆さんもきっとお買い求めになりたくなる逸品になりそうですよ。

午後の稽古では、夏の短編集に関連して決まってきたことの申し送りがなされました。今回の夏の短編集は、萬劇場の演劇だけではなく、その周辺の会場で「折戸通りの小さな夏休み」と題した、和文化体験展示が行われます。てあとるみのりに所属する団員のうち、今回の演劇には出演しない女性が、この夏まつりで「茶道」の体験コーナーを担当することになっています(もちろんきちんと茶道を学んでいる者です)。先日行われた打ち合わせの報告と合わせて、こういった催しの告知も行いました。団員たちは「覗きに行きたい」「勇姿を見届けたいです」と、会場に駆けつけるつもり満々でした。あくまでもそれ以外の一般の方を優先しつつ、うまく場を盛り上げることに貢献できればと意気込んでいます。

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申し送りの後はウォームアップを経て、短い脚本の読み合わせを行いました。ほとんど初見の短い脚本を使用しましたので、動きとセリフがかみ合わない箇所も多く、それがまた見ている側にとっては面白く映りました。自分の意思表示として「あきらめない!」と宣言するセリフをなぜか、相手に向かって「あきらめないで!」と訴える役者もいました。これには一同笑いをこらえられず「あなたの方こそですよ」と突っ込みが殺到しました。

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さらに、我らが大女優がまたもや面白い行動を披露しました。読み合わせ最中、自分の出番が近い段階で、断りもなくトイレに入ったのです。セリフがどんどん進行し、いよいよ出番直前まで来てしまいました。慌てて制作トイレのドアをたたき「もう出番ですよ!」と大声で呼び出すと「何?どこ?あたしから?」と冷静な雰囲気でトイレから登場。そのままタイミングとしてはドンピシャで演技に入るという、さすがな行動がありました。しかし、多少は慌てたのでしょうか、シャツが一部めくれたままで、お腹が見えたままの演技になっていました。そこがまた面白さを増幅させてくれました。作り込まれた公演を見せるよりも、こんな日常的稽古風景を見てもらった方が面白いのではないか…と不安になってしまうような日々です。

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また、来週から開始される「夏の短編集」用の作品について、ほんの少し概要の説明もありました。実際の脚本がお目見えするのは来週の稽古の予定ですが、劇団員たちは作品のテーマのイメージを膨らませると同時に、自分がどんな役をやるのかに強い関心を示していました。作品の全貌が明らかになるのは来週木曜日の稽古です。作品のタイトルやあらすじも含めて、皆様もどうぞお楽しみに!

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5月16日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 16.2019 稽古レポート
5月16日(木)の活動は少しずつ暖かくなってきた季節に比例して、一日を通して熱のこもった内容でした。少しずつ夏のイベント「萬劇場 夏の短編集」とその先の第22回公演が近付いていることが実感できました。



このところ似たような活動が続いている制作部では、新しい動きとして、編み物系グッズの製造がスタートしたことが挙げられます。編み物が得意な団員が我らが大女優とタッグを組んで製造する「K&Kブランド」の新作へ向けて、まずは「こんな作品が編めるかどうか」「もっとこんな形にできないか」という検証を交えながらの試作を行っています。

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それと並行して第22回公演で販売が決定しているある手作りグッズの生産も進んでいます。公演は11月ですが、生産するのに手間と時間を要するため、早い段階から作れるだけ作っておくという計画です。まだグッズの全貌をお見せできませんが、今までにないタイプの商品をお届けできるはずです。技術的な物を含んだ生産コストもありますのでお値段は決して格安とは言えないものになりそうです。ただ、それを補って余りある魅力的な商品です。劇場で見かけたらぜひお買い求めください。

午後の稽古は複数名の来客もありながらの進行でした。今回は「夏の短編集」用の脚本(試作品)は使用せず、2013年に上演した「チイサナソラ」のワンシーンを演じることにしました。

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6年近く前に上演して以来、触れることのなかった作品ですが、団員たちの記憶には強く刻み込まれているようで、どの役を誰が演じても、それぞれの特徴や表現したいニュアンスを存分に形にすることができていました。中には「ここの沈黙の意味が、今やっとわかりました」と、6年間の成長を感じさせる発言までありました。「きっと今演じたら、それぞれもう少し違った形で演じられそうですね」と、懐かしみつつ期待を膨らませるような声も多く聞かれました。何度か読み合わせるうちにどんどん過去の記憶がよみがえってきました。その中で「いつもここを読み間違えていたよね」というセリフが、時を経た今でも同様に間違えているという、実に興味深い現象もありました。

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今回限りのセッションだったので、あまり細かい演出が付くことはありませんでしたが、「セリフを発する時に動くか動かないかによる観客への印象の違い」に関する振り返りには、役者たちは興味津々でした。自分が演じたいように演じていると、どう見られているか、どう見せたいかという客観的な視点が抜け落ちてしまいがちです。具体的なシーンの例を基に振り替えることで、与えたい心理的な効果を考えた動作の構築がイメージしやすくなりました。問題はそれを演出から言われる前にすんなりと実行できるかどうかです。「夏の短編集」へ向かて、少しずつステップアップに努めています!

5月9日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 09.2019 稽古レポート
先週は活動拠点の事業所「ハートランドみのり」がお休みだったため、てあとるみのりの活動もお休みでした。そのため5月9日が、遅ればせながらの令和最初の活動ということになります。今さらのように「令和最初の」という表現を使ってしまいましたが、活動の際は団員の誰一人そんなことを口にも出さず、いつものように、先の予定を見越しながら集中して取り組んでいる印象でした。

午前中の制作部では第22回公演へ向けたグッズ開発と、8月の「萬劇場 夏の短編集」の宣伝活動のためのDM発送準備を行っています。この日はテーブルを二つに分けて、同時進行でそれぞれの作業を行いました。グッズ開発組は試作段階をクリアし、いよいよ実際の商品生産に踏み切っています。どうしても作っていると「とりあえずやってみる」という試作段階の心構えがちらついてしまうようでしたが、その都度「これはもう売り物だから、自信がないならできる人に頼んで!」という制作からの待ったがかかり、事故の発生を回避していました。これまでの和気あいあいムードを何となく継承しながらも、要所を締めて進行しています。



DM準備の方は、同封する直筆のお手紙の作成を中心に行いました。どんな内容を書くのか、入念に下書きと添削を行い、便せんに清書を行います。チラシの完成とチケット販売開始はまだでも、それ以外のあいさつ文、ご予約の案内などは作成可能です。時間にある程度余裕がある今のうちに進められるだけ進めていくことにしています。

午後の稽古では、まず5月の稽古スケジュールについての説明がありました。今月は色々な内容が予定されているので、どんな準備が必要なのかを含めて、全員で詳細を確認しました。夏の短編集に向けた稽古のスタートは5月30日(木)であることが発表されました。この日に脚本の配布、出演者の顔合わせが行われ、同時に物語の詳細や描くべきテーマなどの解説も行われることから、稽古の内容は非公開となる情報規制についても説明がありました。「いよいよ始まりますね」「やるぞっていう感じになってきました」と、団員の間には緊張感が広がっていました。

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この日の稽古では、試作された短い脚本の読み合わせを全員で行いました。上演される形態ではない物ですが、どの役者も熱心に担当した役を演じていました。夏の短編集には団員全員が出演できるわけではありません。しかし、自分が出演しないからと言ってカンケーないという姿勢ではいけません。てあとるみのりとして出演する以上、団員は皆等しく劇団の一員として公演に関わることになります。稽古では代役、衣装や小道具の準備など、複数の必要な役割が存在しています。そういったバックアップがあってこそ、舞台に立つ団員は充実した稽古の時間を迎えられるのです。支える心と感謝の心。双方がそんな思いを通わせ合うことで、初めて同じチームとして力を発揮できるのです。そんな思いを再確認してもらうためにも、この日は全員参加の短編脚本の読み合わせを実施したのです。

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そんなわけで、少しずつではありますが、公演へ向けた意識を高めながらの活動が続いています。果たして、今年の夏の短編集ではどんな物語を披露することになるのか?厳しくも楽しい稽古がもうすぐ始まります。

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4月25日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 25.2019 稽古レポート
気が付けば平成最後の活動日。しかし、活動中はそんなことをすっかり忘れてしまっていた4月25日(木)10時から16時までの活動の様子を紹介していきましょう。



制作部では編み物と縫物を中心としたグッズの試作品作りを継続して行っています。この日はあるパーツを手作りしてきてくれた団員もいました。買って調達するつもりであれこれ探していたパーツだっただけに、自分で作ってしまうという発想には全員驚かされました。実際に使用してみて質感や機能面を検証することになりましたが、どうやら既製品と比べても遜色ないようでした。グッズが試作段階を抜けて本格的に製造され、情報が解禁されれば、そのパーツが何だったかをお知らせできるでしょう。

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先週は大遅刻をやらかしてしまった大女優も、この日は時間通りに活動に合流し(忘れ物もなく)、熱心に編み物作業を行っていました。どのぐらいの大きさにするのか、色はあっているのかなど、その都度確認をしながら作業を進めました。以前に比べると編んだ編み目が均一になっているので、試作ながらも仕上がりがきれいに進化していました。団員達も試作品の仕上がりを見て、「かわいい」「これならいけるんじゃないですか?」と好感触を得ていました。こちらもどんな形で採用され、商品になるのか、今から楽しみです。

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稽古では詩作脚本の一部を使って、動きまでつけていくセッションを行いました。まだ脚本は出来上がっていませんが、8月の萬劇場「夏の短編集」を意識して、役者たちはアピールに必死でした。試作品の中に出てくる登場人物にさえ「この役は他の人に与えたくないです」と主張する人もいました。さらに、休憩時間には勝手にスピンオフ的な裏物語をアドリブで演じる二人組もいました。とにかく試作脚本の中の世界を、思い切り楽しもうとしているようでした。初見の脚本ながら、何度か繰り返しているうちに動きも大きくなっていき、役者たちの順応力の高さには感心させられます。

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順調に質が高まったシーンの他に、どうしても苦手なシーンもありました。普段の公演では取り扱ったことがない状況を演じるのはなかなか難しかったようです。いったいそれはどんなシーンなのか?てあとるみのりの公演を毎回のようにご覧いただいているお客様には想像がつくかもしれません。とにかくみんな公私にわたって経験不足なシーンです。これは大きな課題でした。配役や脚本そのものの変更の必要性があるかもしれません。

もっとも、今回使用した脚本は全く話がまとまっていない、試作中の試作作品。ここから大きく姿形を変えて上演脚本に仕上がっていきますので、苦手なシーンがそのまま残るかはわかりません。しかし、得意な部分と苦手な部分をそれぞれが共有し、次の稽古に生かせるような雰囲気が今日の稽古場にはありました。こういった気付きや学びは必ずどこかで生きてくるものです。普段触れることのないようなシーンに触れられた今日の経験は貴重なものになるはずです。

4月18日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 18.2019 稽古レポート
周知いたしましたように、てあとるみのりはお陰様で活動開始から満11年となりました。振り返ってみると色々なことがあった11年間でした。きっとこの1年にも色々なことがあるのではないでしょうか。すべては支えて下さっている皆様の温かいお心があってのことです。団員一同感謝を噛み締めながら、日々の活動に力を注いでまいります。

さて、そんな記念日を迎えてすぐの4月18日。大女優がいきなり大遅刻をするというハプニングからスタートした制作部。このところ続けて取り組んでいる新作グッズの研究開発を引き続き行っています。かなり具体的に形が出来上がっており、今週は完成までの作業をどのように分担するかを意識しながら試作を続けました。作業を円滑に、参加者の手が空かず、そして安全に進行できるような工程を考えながら、この日も2つの試作品が仕上がりました。作業工程だけではなく、形状はこれでいいのか、どう工夫すればうまく表現できるのかといった技術的な要素も検証しています。

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ちなみに、1時間以上遅れてきた大女優には専売特許ともいえる編み物スキルでパーツを作ってもらう予定でしたが「かぎ針を忘れた」という大失態が発覚。仕方ないので制作が持っていたかぎ針を貸して、昼休みまで作業を続けてもらいました。大女優本人も「(グッズ作りを)やりたいです」という執念のようなものを見せてくれていました。次回からはそのエネルギーを遅刻しない方向に向けてもらいたいところです。

午後にも改めて11周年達成の話、何点か情報が解禁された内容についての再確認が行われました。「今のうちに情宣できることもあるよね」「DM発送のラベル作りや挨拶文は作れるんじゃない」など、この時点で早くも宣伝活動に意欲を見せる団員がほとんどでした。やはり少しでも多くのお客様にご覧いただきたいという思いは共通のようでした。

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その後の稽古では、萬劇場夏の短編集公演へ向け、イベントのテーマに近い作品の一部分を役者たちでアイディアを出し合いながら演じるセッションを行いました。配役も含めてより良い組み合わせを模索したり、動き方、小道具の配置をどうイメージするかなど、お互いに意見交換をしながら形を創って行きました。そんな中、向かい合うシーンでどうしても一部の人が客席に背中を向けてしまう現象から抜け出せずにいると、演出から「周りの人が動くことで中の人も中央に移動できるから、その後方からの声掛けをすれば前向きになりますよ」といった鶴の一声が。「そうか。そういう発想があるんですね!」と役者たちは目からうろこでした。

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終盤にはいろいろな舞台で見かける殺陣について、ごく簡単な基礎講座を行いました。殺陣には独特の剣の振り方があるため、まずはその理由とイメージを学び、実際に短い模造刀を使って素振りをしてみました。大きく振ってしまわないように意識することが難しく、まずはゆっくりと、肘や剣先の軌道を確認しながらの練習でした。少し慣れてきたところで下半身の動きも意識してみましたが、これもなかなか難しかったようです。もちろん、いきなり次の舞台で殺陣を導入するという予定ではありませんが、役者たちは「できたらかっこいいなぁ」という雑念を糧に、何度も繰り返して練習していました。動機は不純であれ、こういった主体的な意欲はとても大切なものです。

さて、そんなてあとるみのりの次なる公演は8月8日(木)~11日(日)に大塚萬劇場で開催されます「夏の短編集」での2ステージです。そして第22回公演が11月21日(木)~24日(日)中板橋新生館スタジオにて行われます。演目はまだ発表されていませんが、11周年迎え、よりお客様に楽しんでいただけるような作品を目指していますので、どうぞご期待ください!

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