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萬ムービーフェス「Moving On」

Posted by theatreminori on 12.2020 公演・チケット情報
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萬劇場が主催する演劇人のためのムービーフェス「萬ムービーフェス」に、てあとるみのりも「Moving On」という動画作品でエントリーしています。全11団体の動画作品が勢ぞろいするこの舞台×動画のハイブリッドイベントは2020年7月15日~8月12日まで視聴者や審査員による投票、審査が行われ、複数の賞の受賞団体が選定される仕組みです(視聴と投票は無料です)。さらに、任意でのご寄付も可能なクラウドファンディングも実施しています。萬劇場へ、特定の団体へのご寄付も可能です。こちらも併せご利用ください。

萬ムービーフェス公式サイト(視聴・投票、ご寄付はこちらから)

【参考】クラウドファンディングの方法



てあとるみのりMOVIE STAGE
「Moving On」

<投票受付期間>
2020年7月15日(水)~8月12日(水)
萬ムービーフェス公式サイトにて→こちら

<あらすじ>
てあとるみのりが萬劇場で公演を行ったら…?きっといつも通りのドタバタな舞台裏ドラマがそこにあるはず!

―いよいよ迎えた公演当日。しかし、次々に発生するハプニング。果たして公演は無事に成功するのか?劇場に足を運んでくださったお客様の心に、何を届けられるのか…?

ほぼノンフィクションのフィクション作品で動き始めた演劇界にエールを送ります!さあ、動き出そう!

<見どころ>
団体紹介にもなるような等身大の人物設定!
てあとるみのりで日常茶飯事になっている出来事をモチーフにしたほぼノンフィクションなフィクションドラマです。劇団員たちの素顔をお楽しみいただけます。

3密回避を逆手に取った手作り&リモート効果!
観客の拍手、盛り上がりまでが劇団員の自作自演。身体接触ゼロ。道具共用ゼロ。現場入りスケジュールを徹底管理し映像内で共存させる映像ならではの工夫が随所に凝らされています。

演劇界だけではない、全ての人へエールを!
障がいがあるゆえの壁、不要不急というトリアージで生まれた壁。障がいと演劇界の境遇を重ね合わせた劇中劇のセリフや物語全体の展開に、あらゆる人の背中を押したいという思いが込められています。

<脚本・監督>
 椙田佳生

<出演>※モブ、効果音含む
 川口和恵
 村上栞
 岩崎和巳
 田中聡
 満園仁美
 石塚美穂

 久慈知香

 中泉けい子
 高橋祐紀乃(劇団GIFT)
 中山信之(劇団GIFT)
 椙田佳生
 ジョッピー

<長さ>
 約19分

<主題歌>
 「吸って吐いて」 xxxHaToxxx/Audiostock

<予告編動画>


本編動画はこちら↓
萬ムービーフェス公式サイト

【参考】クラウドファンディングの方法

7月30日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 30.2020 稽古レポート
7月30日(木)。7月最後の活動日です。本日もお昼を挟んで10時30分から16時までの活動でした。

午前中の制作部は連休中の課題確認からスタート。それぞれが担当していたグッズの開発の状況をチェックしました。かなり品質が上がってきた物もあれば、「これでいける!」と本人は考えていた物が今ひとつの出来で再考を余儀なくされたりと、担当者によって成果は様々でした。もっとも、今の時点ですべてが完全な完成形にならなくてもいいわけですから、改善すべきところを改善し少しずつ品質を向上していく取り組みを続けていきます。



商品の中にはすでに販売できるような仕上がりに到達したものもあります。商品自体が新しいデザインなのはもちろんのことですが、他にも新しくなった点があります。それは商品を消毒できるように、ビニール袋で個別包装していることです。これも感染症の拡大防止対策です。どんな形態でのグッズ販売になるのか不明ではありますが、いずれにせよ必要な対応が円滑に実施できるような工夫を加えているのです。

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午後の稽古の前半は、11月に予定されている第24回公演の形態についてかなり密喉の濃い話し合いが行われました。大きなテーマになるのが公演を行う際の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策です。集客数、ステージ数、出演者数、収入などの公演を構成する複数の項目に対して、それぞれどうすれば感染リスクが下げられるかを分析。さらに普段の我々の集客力を客観的に解析した結果を合わせて、安全性が高く、対応力のある公演形態が割り出されました。前提になるのは「今までと同じ公演形態はあり得ない」「マスク、フェイスシールド、アクリルシートなどのミクロな要素ではなく、公演そのもののあり方を考える」という視点です。これには劇団員も大きな固定観念の変更が必要だったようで、具体的な検討材料がたくさん並べられても、まったくと言っていいほど意見が出てきませんでした。どうしても、マスクをするのか?演目はどうするのか?お客様に問診するのか?などの表面的なことばかりになってしまうようでした。今話して決めるべきことは何なのかを、しっかりと理解して共有する必要がありました。そんな話し合いも最終的にはある程度の結論に至ることができ、第24回公演の大まかな概要が見えてきました。もちろん新しい公演形態に挑むことになります。この話し合いを経た者たちであればやり遂げてくれることでしょう。詳細の発表にはもう少々お時間をちょうだいします。

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その後は二人組で久し振りにセリフのある脚本読み合わせを行いました。題材は落語の演目を二人芝居にアレンジしたもので、威勢のいい口調や極端に性格を表したような口調が飛び交い、まるで寄席のようでした。楽しみながら読める内容の中でも「もっと早くまくしたてるところがあった方がよかったけど、やろうとすると難しかった」「いつも語尾が消えてしまうから勿体ない」「メリハリがあるとよい」などの演技の振り返りがお互いに発生していました。楽しみながらも何かのプラス材料を得ていく姿勢は立派なものです。こんな日々の稽古の成果がどこでどう花開くのか…?ご期待ください!

7月16日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 16.2020 稽古レポート
萬ムービーフェスが開幕しました!16日(木)は朝から「全団体見よう」「まん〇さんの作品見たよ」「いくつか見ました」といった話題で盛り上がっていました。もちろん私たちの作品「Moving On」も公開されていますので、イベント公式サイトからのご視聴と作品人気投票へのご投票をよろしくお願いいたします。

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萬ムービーフェス公式サイト←こちらから!

さて、そんな本日の制作部は10時30分から12時までの活動。先週までの作業の継続と、次週が祝日で活動がお休みなので、その間行ういわゆる「宿題」の付与が行われました。詩作が順調に進んでいるグッズと、作り始めたはいいけれど意外と難しいことが判明して頓挫してしまているグッズがありました。この試作段階ではこれも重要な発見です。できるかどうかを見極めつつ、実現させるための方法や対策を考えていくことに意味があります。ただ「できないからやめる」のではなく、やめるからには代替案を考えなければいけないということです。こうした苦労を積み重ねることで、やっと魅力あるグッズが生まれるのです。

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午後の稽古では先週行った起承転結のシチュエーションエチュードをさらに深めた上級編のワークショップを行いました。先週実施した課題の中から一つの物語に限定しつつも、登場人物の年齢、経歴、相手との関係性、場面の状況などの設定がすべて異なる題材が用意され、演じる人はそんな人物や状況の設定を反映させた演技を考えました。さらに、必ず入れるセリフがひとつだけ指示されていました。これは設定ごとに異なるのではなく、全員同じものです。

設定をうまく反映させて話を進める人もいれば、盛り込まなければいけない内容を忘れて(無視して?)自分なりの感覚で表現の切り口を生み出す人もいました。定められたセリフの使い方においても、一度ここでこう使おうと決めてしまったプランから逃れられず、芝居のいい流れを途切れさせてしまう役者もいました。個々に与えられた設定を同じ物語の中でどのように表現していくのか?実はこのセッションは従来の脚本の演技を構築していく過程と同じです。ただ、具体的に設定が指定されているのか、セリフの森の中からその設定に相当する手がかりを見つけるのかの順番が違うだけです。他者の演技を見て「どんな状況なんだ?」「どんな人なんだ?」と想像した事が、その作業の疑似体験となりました。

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また、同じセリフでも状況が変わることで言い方がまるで変わるという点についても、とてもいい体験ができたようです。これもまた本来の脚本から作っていく演技と同じです。怒っているようなセリフでも必ずしも怒りの感情がすべてではない。それは喜怒哀楽の感情表現すべてに当てはまります。実は嬉しいとか、喜びと哀しさが混ざっているとか、様々なバリエーションが存在します。そんなルーツとなる状況をどう読み取るのかも、演技にとっては必要な要素であり、我々が苦手としている部分です。役者たちは「勉強になりました!」「ためになった!」と感嘆していましたが、これがどのように次の自身の演技に生かされるのかが肝心です。

そんなこんなで毎週小さな努力を積み重ねている私たちの等身大の姿をお楽しみいただける映像作品「Moving On」をどうぞよろしくお願いいたします!

7月9日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 09.2020 稽古レポート
今週の活動日7月9日(木)は10時30分から制作部、13時から16時までが稽古の時間でした。新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として、いつもより少しだけ活動時間が短くなっています。

午前中の制作部ではエリアを分け、それぞれに担当者を置き、各々がグッズの試作や完成品を目指した作業を行いました。距離が近くならないように、また身体接触がないように気を使いながらの作業でしたが、人に作り方を教えるときや教わる時には、ついつい身を乗り出して相手に接近してしまうこともありました。集中しているからこその現象です。もちろん、すぐに気付いた人から「近付かないでください」と指摘が入りますので、そんな密な状況が継続することはありませんでした。このような状況下で活動することにも少しずつ慣れて来たようです。



いったい何を製造しているのかは…まだ秘密です。編み物、プラ板など、これまでにも存在していたカテゴリに属するアイテムであっても、形状や性質を変えています。11月に公演が実施された暁には、ぜひお買い求めください!

午後の稽古では現在確定している活動予定と、それに向けての準備やスケジュール進行、段階に応じて行うべきことの確認が行われました。今月中に完遂させなければいけない依頼もあり、劇団員は気を引き締めていました。このようなご時世でも需要があるということは大変ありがたいことです。

ミーティングの後には短いシチュエーションの中にも起承転結が存在するという解説から、実際にその展開を意識した即興一人芝居を実践するワークショップ形式の稽古が行われました。参加者全員、それぞれに異なる状況設定や物語展開が用意され、しばらくイメージする時間を設けた後に、全員が順番に演技を披露しました。事前に状況設定を公開しなかった(知っているのは本人だけ)ので、まずはギャラリーたちが「どんな状況?」「主人公はどんな人?」などと意見交換をしました。そこから与えられた設定の種明かしを行い、よりわかりやすく、また展開を印象強くするためにはどんなことを考えればよかったのかを総監督から振り返りを行いました。

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演じてみると1分程度の短いシーンですが、そこにはしっかりとしたドラマ性が潜在し、起承転結の流れを意識することで何をどう表現するべきなのか?結末を生かすにはどこにどんな工夫をすればいいのか?が明確になりました。脚本のある演技でも同じことで、ワンシーンでのセリフ、人物像、物語全体などにも細かいドラマ要素があります。脚本や役を解釈して、より質の高い演技を作り上げていくには必要な発想です。感情だけを出す、動作だけを強調するのではなく、それらが何故、どのようにしてそこに出てくるのかの仕組みを演者は意識しなければいけないということです。

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文字で振り返ると難しそうな印象がありますが、実際にやってみると自由な発想とそれぞれの演技の特徴が存分に発揮され、とても楽しいものでした。アドリブ的な即興演技でも複雑な人間の感情を瞬時に創出できる役者もいました(逆に脚本でセリフや動作を固定されるのが苦手な人ですけれど)。そういった個性を平等な条件の中で改めて確認し合えたことは団員にとってもいい刺激、勉強になったのではないでしょうか。相手の良いところを採り入れ、自分の苦手な面を改善していく。まだまだ成長できる余地はたくさんあるのです。


7月2日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 06.2020 稽古レポート
7月に入りました!先週まで撮影を行っていた萬ムービーフェス参加動画作品「Moving On」の編集も急ピッチで進行しています。それと共に11月に予定されている自分たちの主催公演へ向けた様々な準備も進んでいます。そんな7月最初の活動、7月2日(木)の様子を紹介します。

午前中の制作部では公演でのグッズの販売方法の検討、新作グッズの試作・製造が行われています。毎回編み物グッズを担当している我らが大女優も、これまでと違った編み方での編み物グッズ作りにチャレンジしています。方眼に編み方を設計図のように記入したものを基に、細かい作業を続けました。



制作部ではそれ以外にも新作グッズの製造開発が進行しています。毎度おなじみになっているキャラクターしおりについても「改善すべき」との内部意見も多く、今回はちょっとこれまでの製造コンセプトを改めることになりました。オリジナリティの高いデザインを生かしつつ一味違った方向性でグッズを提供できるように知恵と技術を絞っています。

午後の稽古時間も、まずは11月公演のあり方についての話し合いからスタートしました。これまでは11月の公演だからいつ頃から動き出して、いつ頃には通し稽古をやって…というパターンがありました。劇団員のほとんどはその流れに順応しています。それは「慣れ」という観点ではいいことなのですが、裏返すと「受け身」になりかねません。というよりも、この日の話し合いでその懸念は完全に的中してしましました。

自分たちがこんな社会情勢の中でどうすれば公演ができるのか?最も重要なテーマについて、ほとんどの劇団員は全く考えていませんでした。いずれ体制が整うだろう、何か新しいルールができるだろう、総監督や制作が何とかするのだろう…。そんなクリエイターとしてはあるまじき「コロナ言い訳怠け」が横行してることが、この日の話し合いで明らかになりました。自分たちがお客様を呼ぶ、という根本的な意識が欠落していたのです。これは、いわゆるハンディキャップがあるゆえに社会的に守られて生きている劇団員たちの悪い一面です。ハンディキャップがあろうが、社会的にレッテルを貼られていようが、公演を行いお客様を呼びたいのなら考えなければいけないことがたくさんあるはずです。「世の中が落ち着くまで仕方ない」ではなく、「どうやったらできるのか?」を考える必要があるのです。話し合いを通して劇団員たちの意識が改まったことには大きな意義がありました。

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後半は撮影が終了した「Moving On」の粗編集版の試写会が行われました。撮影された映像がどのように作品に仕上がっているのか?団員たちは初めて目にする作品の実態に一喜一憂しながら、画面を食い入るように眺めていました。「あのシーンがこんな風になっていたのか!」「あっという間だった」「何度見ても飽きない!」と、素直な声が上がる中、何と3回も繰り返して上映されました。もう少し調整を加えた完全版がもう間もなく「萬ムービーフェス」で公開されます。フェスの開幕は7月15日(水)です。どうぞご期待下さい!

<関連リンク>
萬ムービーフェス公式サイト

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