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3月25日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 25.2021 稽古レポート
いよいよ年度末。来年度は様々な変化が待ち構えています。それに備える意味も含め、今週も午後は変則的な活動でした。

それでも午前の制作部はいつも通り、グッズの開発と製造を行いました。製造を進めていくと最終的な部品の結合をどうするかが未定だったグッズもあり「まずはそれぞれ作ってみてから考えよう」ということになっています。団員によっては初めてチャレンジする工程もあり、これまでの経験を応用してやり方を吸収しようとしていました。

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作業をしながらの雑談ではすっかり春めいてきたことから「どの季節が好き?」という話題に花が咲きました。暖かくなってきて気分が前向きになる、空が明るくなる、ビールがうまいなどの理由で「春」を推す声が圧倒的でした。中には食べ物が旨いという理由から「秋」、重ね着でおしゃれができるといいう理由で「冬」を推す声もありました。「夏」は汗をかくのが好きなので捨てがたいという声がありました。季節の変化があることがそれぞれの生活の中でいい刺激になっているようでした。そんな和やかなムードで制作部は進んでいました。

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午後は今週も変則的でした。13時から90分ほど、体を動かす系のハートランドみのりのグループ活動が開催され、そのあとの90分ほどがてあとるみのりの活動時間でした。多くの時間が取れなかったこともあり、来年度の計画についての話し合いに続いてジェスチャーしりとりで盛り上がりました。思い起こせば今年度は1回しか舞台の公演を行っていませんでした。劇団員も「あれ?それしかやってませんでしたっけ?」「あとは映像だったですよね」としみじみと振り返っていました。来年度も何がどうなるのかわからない世の中ですが、何の準備もしていなけえば何もできなくなってしまうので、今の状況を想定しながら可能な準備をしっかりやって行こうという意思確認も行いました。何はともあれ、今年度一人も大きなけがや病気がなく一緒に活動できたことが大きな喜びであることに間違いはありません。

さて、現在「#演劇的な一日」で公開中の映像作品「トキタマ」も間もなくイベントでの公開が終了となります。気になる次の公演予定は…午前中に一人も一番好きな季節に挙げなかった「夏」を予定しています。どのような公演形態になるのか、配信は行うのかなど、詳細はまだまだお知らせできませんが、ひとまずは超速報としてご記憶の片隅に残しておいてくださいませ。

3月18日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 18.2021 稽古レポート
東京ではちらほらと桜が開花し始めました。気温の高い日も増え、活動しやすくなっています。そんな3月18日(木)は事業所の都合により午前中の制作部のみの活動でした。

制作部ではグッズ試作と以前販売したグッズの細かい修正作業を行いました。手作りグッズなので個体差が生じるのは仕方のないことで、むしろそれが売りだったりします。それでもちょっとデザインの歪みや、ジョッピーらしさが損なわれている商品には可能な限り修正を加えて、よりよい品質でお客様に販売できるようにしています。

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そして並行して新作グッズの開発も進行しています。例によってここではまだ画像を公開できませんが、商品の開発と販売が確定した後に詳細をお届けいたします。

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「#演劇的な一日 in 大塚2021」に出展中の映像作品「トキ×タマ~時をかける魂と時たまかける少女の日常~」は3月31日まで無料公開されています。出演者同士が会うことなく作り上げた15分ほどの短編作品です。ぜひご覧ください!「トキタマ」は→こちら

3月11日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 11.2021 稽古レポート
まずは宣伝から。「#演劇的な一日 in 大塚2021」参加作品「トキ×タマ~時をかける魂と時たまかける少女の日常~」は3月31日までイベントサイトおよび、てあとるみのりのYouTubeチャンネルにて無料公開されています。15分程度のこれぞ映像作品という短編物語です。お気軽にご覧下さい。
ご視聴は→こちら

さて、3月11日(木)です。制作部では毎週行っているグッズ試作に加えて、次年度からの活動についての話し合いが行われました。複数の人が集まって運営されている団体において、いつまでも同じやり方ができるわけはありません。いつでも何らかの変化が生まれてくる可能性があります。それがいい変化でも苦労を伴う変化でもです。いずれの場合でも、これまで以上に劇団員ひとりひとりが自主性や責任感を持って取り組まなければいけないことに変わりはありません。そしてそんなそれぞれの変化が新しい可能性を生むのです。今日は改めてそんな話が交わされました。いい時間でした。

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午後の稽古は先週から続くワークショップです。先週配布されたあらすじ(段取りだけが書かれたもの)を頭に入れてきたという状態からスタート。まずは即興芝居的にその段取りを再現していきます。そしてお待ちかねの脚本が配布されます。セリフもト書きもしっかりと書かれたものです。ここで気を付けなければいけないのは、真っ先に自分のセリフだけを探し出し、そこを覚えることに頭をシフトすることがないようにしなければいけないことです。これをやってしまうと先週から積み上げてきた状況、人物、展開という情報に基づいた演技がすべて失われてしまいます。先ほどまで実施していた即興定期な演技やセリフを、脚本のそれに近付けていく、修正していく作業が求められます。

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即興的に行ったセリフがほぼ脚本通りだったシーンもあれば、逆にかなりイメージを勝手に作っていて人物像さえ異なっている人もいました。もちろんそのずれがあってしかるべきなのです。自分ではない他者を演じるのですから、そう簡単に思いつくようなキャラクターではあるはずもなく、そのずれをどうやって埋めていくのか、なにが足りないのか、どうすれば脚本の世界に近付けることができるのかをしっかりと見つめなおしていくのです。必要な要素は自分の中だけではありません。相手から意図のあるパスが出なければそれを受け取ることも、また次の誰かにパスをつなぐこともできません。全員が脚本というゴールを同様にイメージしてそこに近付くための連動をしていかなければいけないのです。

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2週連続で実践したこのワークショップで、役者たちの脚本の読み方が大きく変わるはずです。セリフを覚えるために脚本を読むという概念から脱却し、脚本の世界に近付いていくために脚本を読むという感覚へ。これが達成できれば、稽古も公演ももっと充実した演技を繰り広げることができるはずです。セリフを正確に言うことが演劇の目的ではありませんので。

3月4日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 04.2021 稽古レポート
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地域演劇イベント「#演劇的な一日 in 大塚2021」公式サイトで、てあとるみのりの最新作に当たる映像作品「トキ×タマ~時をかける魂と時たまかける少女の日常~」が一般公開されました。無料です。15分ほどの長さですので、是非何度もご覧ください!詳細と視聴は→こちらです!

3月に入って日々春らしい雰囲気が色濃くなり、花粉症に悩む劇団員にはしんどい頃合いとなってきました。現在のてあとるみのりは制作部も稽古もさらなる成長のためにそれぞれの品質を向上させる取り組みを行っています。

制作部ではこれまでに引き続いてのグッズ改良品作りを行いました。ある部分の形を作るのに野菜ジュースの空パックを使用しているのですが、そのまま布でくるむとジュースのパックの文字が見えてしまうため、それを隠すための工夫を行っていました。針と糸を使った作業もかなり慣れてきており、気を抜かなければきれいな仕上がりになっています。これを積み重ねて行けば、数か月後にはもっといい品質のものをお届けできそうです。

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午後の稽古では毎週続いている脚本の読み込みから役作り、演技への筋道作りをワークショップ形式で勉強しました。今回配布された4ページの脚本は、脚本のようでト書きのような説明しか書かれていませんでした。誰が何をするというきっかけが書かれているだけのあらすじのようなものでした。役者たちはこれを頼りにアドリブでセリフを入れながら物語を進めていきます。物語の進行のきっかけは全て明示されているので、大筋を外れることも、話が止まってしまうこともありませんでした。問題は見えていない脚本のセリフの部分をどう読み取っていくかです。

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きっかけにピンポイントで注目してしまうと、それぞれの人物の特徴やその前のシーンまでに怒っていたことを見失ってしまい、部分的な、上辺だけの脚本解釈になってしまいます。そうして生み出されて表現は物語や人物の本質からズレているのです。本日の稽古ではそのずれを演出が指摘し、何をどう考えればそのギャップを埋められるのかの考察を深めました。まるで国語の授業のようでした。役者が脚本を覚えていく過程で、ついつい最初にセリフからと考えてしまいがちですが、実際にはセリフとは覚える作業の出口に転がっているだけの存在なのです。もっと先に身に付けて役者同士、演出とのすり合わせを行わなければいけないものがあるのです。「このところ目からうろこが落ちまくりです」「この話をもっと早く聞きたかった」「これを知っている状態で昔の公演に戻りたい」など、役者たちからは大絶賛のワークショップでした。問題は実践できるかどうかですけれど。

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2月18日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 18.2021 稽古レポート
先週は祝日のため活動がお休みでしたので久し振りの活動です。制作部ではグッズ試作の継続だけではなく、何をどう売るかの話し合いも行われました。通常の公演やイベントの開催が困難な社会情勢の持続を想定して、細かいグッズを個別に売り込む方法よりもまとめて販売するパッケージ作成の方がいいのではないか?グッズの名称に関しても何か興味を引くようなネーミングが必要ではないか?などと一歩踏み込んで話し合いました。グッズ名称については様々な案を考えて来ようという宿題になりました。ちょっとひねった案やセンスのある案などが集まることに期待です。

午後の稽古ではセリフを覚えるという行為を正しく身に付けるためのワークショップを行いました。短時間で短い脚本を覚えて動きも交えて(もちろん脚本を見ないで)演じるというセッションです。これだけ聞くと「短時間で覚えるなんて無理―!」と諦めてしまう参加者がいそうですが、脚本の何に着目するかで、まるっきり成果が変わります。自分のセリフだけに注目している人はなかなかセリフが出てこないという傾向があります。そこで、少し視点を変えて脚本を見ることでそんなジレンマからの脱却を図りました。最初は「いきなり脚本を手放すなんて心配」と恐れていた参加者も、いざこの手法で脚本を手放してみると「あれ?できたね」と信じられないような表情をしていました。「この方が楽しい」「〇〇さんがこっちに向かって言ってくれたので言えた」など、大切なことのヒントを得ることができたセッションでした。

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ワークショップの具体的内容は企業秘密ということでここでは紹介できませんが、セリフを覚えられないという悩みを持つ人にはかなり効果がある内容だったはずです。もちろん、すでにこの方法を実践している人の方が多いかもしれません。ただ、なかなかこういった内容を基礎から教えてもらう機会がないのもこの世界の特徴です。「できているもの」「当たり前のこと」と思われがちな部分に着目して、改めて深く考えてみることでより良い演技につながる可能性があります。

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