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萬劇場 夏の短編集公演「コイノオキテ」情報

Posted by theatreminori on 08.2019 公演・チケット情報
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萬劇場 夏の短編集VOL.8
てあとるみのり上演作品「コイノオキテ」

作・演出 椙田佳生

<上演日程>
2019年8月8日(木)19時30分開演
2019年8月10日(土)12時30分開演

<会場>
萬劇場(JR大塚駅徒歩5分)

<チケット>
前売券 3,300円
当日券 3,800円 
チケットご予約は→こちら

<出演者>
石塚美穂
岩崎和巳
川原晶
河原田済
田中聡
満園仁美
村上栞



<あらすじ>
イベントテーマ「萬ジャパン」を強く意識した和風な味付けの中で、許されぬ恋の行方を小さくも壮大なスケールで描いたような作品です!
いつものてあとるみのりとは一味違ったことに挑みつつ、私たちらしさもしっかり残した密度の濃い30分間をお届けします。

<イベント公式サイト>
夏の短編集VOL.8→こちら
※詳細タイムテーブル、他団体情報も掲載!
チケットのご予約→こちら

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7月11日の「コイノオキテ」です。

Posted by theatreminori on 11.2019 稽古レポート
萬劇場 夏の短編集まであと1か月です。1か月後の今日は最終日です。早いものです。衣装や小道具、役者たちの準備もここからが勝負です。そんな7月11日(木)の活動を紹介しましょう。

制作部では一部の手芸担当がグッズや衣装の製造を行う傍らで、手の空いた役者たちが先週の通し稽古の動画を見ながら「ここの立ち方が変わってないですね」「目の前でこんなことが起こったらもっと動くよね」「思ったよりも、セリフがなまりまくっていますね」などと、お互いに気付いたことや改善点を話し合っていました。午後の稽古に備えて、少しでも客観的に演技を分析して、改善しようという努力が見られました。

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手芸系の担当者は短編集より先の11月公演に向けたグッズ作りを続けています。メインで担当しているのが我らが大女優。手芸は得意で本人も好きなのですが、どうしても作業中に集中力が続かなくなることがあります。この大きさにしようと決めたグッズの大きさがだんだんと巨大化していく癖があります。そんなときは一息入れて給水します。「水を飲むと元気になる」という不思議なリアクションがあるので、そこから再び集中して製造に取り掛かることができるのです。

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午後の稽古では冒頭でちょっとした撮影が入りました。まだ詳しくはお伝え出来ませんが、11月公演の頃にはお知らせできるような内容です。普段の稽古とはちょっと違った撮影に、緊張もありながらも楽しんで挑むことができました。

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その後は、夏の短編集へ向けた「コイノオキテ」の稽古です。先週の通し稽古で課題になっていた物語後半の品質向上を目指して取り組んでいます。後半のポイントになるのはメリハリです。通し稽古では気合が入りすぎたのか、全員がフルパワーで大声演技を繰り出してしまっていました。気合が入ること、力を込めてくれることは悪いことではないのですが、それが物語全体のバランスや、そもそもの人物の枠を壊してしまうようでは意味がありません。観客の立場からも、常に役者が精いっぱいの熱演を続けているだけでは、見ているだけで疲れてしまいます。山あり谷ありのバランスを整えて、30分間を心地よく楽しめるようにする作業を行いました。

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ひとつ一つのセリフが誰にどうして向いているのかを改めて考えると、勢いに乗ってガンガン攻めていたセリフが、実は違った表現であるべきことに気付きます。中には、稽古の序盤では自然とフィットしていたはずなのに、繰り返して演じているうちにどんどん強さを増してしまったセリフもありました。思い入れや感情移入が深まるのはいいことです。しかし、それが本来求めているものから遠ざかってしまっては意味がありません。改めて気づかされた役者たちは脚本にどこをどう組み立てていくかを書き込み、まずは初心に帰ってそれに倣って演じて感触を確かめました。こうして少しずつ、物語の後半、特に盛り上がる部分の形を整理していきました。どのような仕上がりになるかご期待ください。

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「萬劇場 夏の短編集」は8月8日(木)~11日(日)に萬劇場で全10団体が参加して開催されます。てあとるみのりは8日(木)19時30分と10日(土)12時30分から登場します。前代未聞の恋物語と銘打った「コイノオキテ」をぜひご観劇いただきたいです。上演1か月前となり、衣装や小道具も装備された予告編動画も公開されました。すでにご予約いただいている方は期待を膨らませるため、ご予約を迷っていらっしゃる方はご決断の材料にするため、ぜひご覧ください!



チケットのご予約は→こちら!

7月4日の「コイノオキテ」です。

Posted by theatreminori on 04.2019 稽古レポート
7月4日(木)は7月に入って最初の活動日でした。「萬劇場 夏の短編集」公演まであと1か月ほどとなり、様々な準備で進捗状況の確認と、ペースを上げなければいけない取り組みが確認されていました。



午前中の制作部では「夏の短編集」に向けての衣装や小道具作りを中心に、一部の団員は11月公演のグッズ作りに勤しみました。グッズ作りの方はすでに製造する物の形状や機能も確定しているため、大きな問題なく進行しています。一方の衣装、小道具作りは試行錯誤の繰り返しです。試しに作って装着してみたものの、イメージしていたような効果や見た目が得られなかった場合はいわゆる没となり、再び作り直しとなります。気分が落ち込んでしまいそうな展開ですが「失敗は成功の母だよ!」と励まし合いながら、改良した試作品作りに取り掛かっています。

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午後の稽古はいつものウォームアップから始まりました。てあとるみのりのウォームアップは、まずゆったりした音楽に乗せてストレッチを行い、そこから乗りの良いユーロビートで体を動かします。誰かが動きのリーダーを務め、思い付いた自由な動きを提案し、全員がそれに従うという体操のようなダンスのようなアップです。その先陣を切るのは決まって我らが大女優。音楽が始まると誰に言われるでもなく自由な発想で体を躍動させます。いきなり上下動が激しい動き、グネグネした動き、勇ましい空手のような動きなど、毎回何が飛び出すのかわかりません。おかげで体はもちろん気分も盛り上がって行けるアップになっています。

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稽古前には現在揃っている衣装や小道具を役者が身に着け、改善点や不足品の確認を行っています。いわゆる衣装合わせというイベントです。当たり前のことですが、人物によって衣装が異なり、非現実的な衣装を身に着ける人物もいれば、ごく平凡な衣装を身につける役者もいます。全員が衣装で並ぶと何名かは「あれ?これって衣装?」という目の錯覚を起こしてしまうようなこともあります。今回の衣装合わせでもそんな衣装格差があり、ここで我らが大女優が「どうしてあなただけ衣装じゃないの?」と、率直な指摘を。もちろん、名指しされた役者は衣装を着ていたのですが、先述した目の錯覚でそう見えてしまったのでしょう。

衣装合わせの後は気になるシーンの稽古と通し稽古を行っています。衣装を着けたまま稽古に臨む役者も複数いたため、この段階で公開できる写真がほとんどない点をご了承ください。通し稽古の出来は…少しずつ全体としてまとまってきた感じはしましたが、まだシーンによって完成度に差がありました。特に物語が終盤に向けて動いていく後半の展開に盛り上がりや温度のような感覚が不足していました。この点は演じていた役者自身も認識しており「後半が全然でしたね」「ラストのところがまだまだ稽古不足ですね」と、自ら振り返っていました。この反省点は次週以降の稽古で改善していくことになります。

「萬劇場 夏の短編集VOL.8」で上演する「コイノオキテ」は8月8日(木)19時30分と10日(土)12時30分からの2ステージ。チケットは事前のご予約で3,300円です。10日土曜日の公演のチケットの売れ行きが好調です。ご検討中の方はお早めにご予約下さい!
夏の短編集チケットのご予約は→こちら

6月27日の「コイノオキテ」です。

Posted by theatreminori on 27.2019 稽古レポート
気が付けば6月も最終週。てあとるみのりの活動も6月最後となりました。ここからはあっという間に8月の「萬劇場 夏の短編集VOL.8」の本番を迎えることでしょう。てあとるみのりが登場するのは8月8日(木)19時30分からと10日(土)12時30分からの2ステージです。チケットご予約も絶賛受付中(前売り3,300円)ですので、ぜひお早目にご予約の上、大塚駅徒歩5分の萬劇場へご来場ください!
チケットご予約→こちら

さて、そんな宣伝から始まりました6月27日(木)の活動の様子を紹介しましょう。午前中の制作部では短編集で上演予定の「コイノオキテ」に関わる衣装や小道具の作成、加工が行われました。布を縫うもの、切るもの、巻くもの、着色するものなど、様々な工程があり、それぞれ手分けして進行しています。一度完成したかに見えたアイテムも、実際に試用してみると「もっとこうしたほうがよかったね」という改善点が出てきます。それでも「こうやって失敗を重ねて成功にたどり着くんだよね」と受け止め、改善点を反映させた改良作品を作るのが制作部の仕事でもあります。逆に「これはこっちで使えるね」というアイディアの流用もひらめいたりと、転んでもただでは起きない図太さもあります。これも長年にわたって培われてきた力なのでしょう。



午後の稽古では、先週実施した通し稽古の分析に基づいた、各シーンの振り返りと実際の演技指導が行われました。より良く見せるために、これまでに一度決まっていた演出も覆されることもあります。役者たちはそれぞれに対応し、少しでも全体の品質を向上させることに努めていました。

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役者の演技の仕方というのは千差万別です。感性を重視する人、しっかりセリフとそれに対応する演じ方を考えてきてから演じる人もいます。どちらが正解ということはありませんが、結果として、ひとりの登場人物に統合されているかどうかが問われます。この点が苦手な役者が、てあとるみのりには数名います。瞬発的な演技の引き出しは持っていても、それが一人の人物としては成立していない。キャラがぶれているという現象から抜け出せないのです。困ったことに、そのことを言葉で伝えても本人には自覚と言いますか、何をどうすれば改善されるかのイメージさえないという状況でさえありました。しかし、今回の脚本に向き合う中で、少しそんな閉塞感を打開するきっかけをつかめた役者も存在しました。稽古の中で演出から丁寧にひとつひとつの言葉やしぐさの意味を照合されていく中で、何に焦点を当てて演じていくかがはっきりしたようです。「今の演技は、何か、すごくよかったです」「演技ってこんなに楽しいものだったんですね」と、数年間の経験を経てやっとその感覚にたどり着いたようでした。

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こう考えると、私たちを構成している役者たちは、一般の劇団の役者さんたちよりも成長速度も、基礎的な経験値や理解力も低いと言わざるを得ません。いわゆる「フツー」レベルのスキルが身についていませんし、そのスキルを獲得することさえ容易ではないというのが実状です。しかし、だからと言って諦めている人も、甘んじている人もいません。少しでも良くしたい、自分を成長させたいという欲求は、一般の劇団に負けていません。だからこそ、11年以上にわたって、途切れることなくコンスタントに活動を続けてこられたのでしょう。「コイノオキテ」では、そんな思いの上で創り上げられた、これまでにない品質のパフォーマンスをお届けできるはずです。ぜひ、私たちの現在地をその目でご確認下さい!

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6月20日の「コイノオキテ」です。

Posted by theatreminori on 20.2019 稽古レポート
8月8日から開幕する「萬劇場 夏の短編集VOL.8」!いよいよチケットの販売が始まりました!てあとるみのりがお届けする「コイノオキテ」は8月8日(木)19時30分からと10日(土)12時30分からの上演です。私たちを含んだ3団体の舞台を楽しめるお買い得チケットですので、ぜひお早目のご予約を!
「コイノオキテ」チケットご予約は→こちら

さて、そんなわけで、午前中の制作部も短編集に向けての活動が中心になってきました。本日6月20日(木)は、「コイノオキテ」で使用する衣装作りに取り掛かっています。既製品を購入しただけではイメージに近付けられない衣装に関しては、手作りまたは一部をアレンジする方法で仕上げていきます。素材になる布を広げ、必要な形状に切り出すところから始まり、その素材を縫い合わせたり縫い付けたりという流れで進んで行きます。イメージに近付けるためにはある程度のセンスが必要です。作業を進めながら「こんな感じでどうですかね?」「もう少し〇〇〇を増やした方がいいですか?」と、確認をしつつ仕上げていきます。まだまだ完成には至っていませんが、数週間はこの作業が続きそうです。

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午後の稽古では早くも「コイノオキテ」の通し稽古が行われました。役者たちはこの通し稽古に備えてセリフや物語の流れをしっかりと確認してきたようです。先週の稽古では脚本を手にして演じていた役者も、この日は脚本を見ることもなく、動きや相手の演技に応じたリアクションに重心を置いた演技を見せていました。

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「今朝の時点ではほとんど入っていないという感触だったけれど、やってみたら案外まともに(セリフを)言えた」と驚きの声を上げている役者もいました。こういった現象は珍しい事ではなく、相手役がいて、お芝居の流れが感じられる中で演じると、自ずと次の言葉が出て来るものです。もちろん、その下地になる脚本の内容理解を怠っていなかったからこその産物でもあります。これはひとりでは達成できなくても、相手役や同じ舞台に立つ仲間がいるからこそできることではないでしょうか。逆に言えば、ひとりでいくら悩んでいても実感として創り上げられないものが演劇なのです。

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今回の「コイノオキテ」は30分間の短編です。つまり通し稽古を1日に何回も行うことができます。この日はとにかく通し稽古に特化し、3回の通し稽古と演出からの振り返りを行っています。「通してみないと全体の流れがわからない」「通しの方が気持ちが入りやすい」「とにかく楽しい」と、この通し稽古については全団員から好評の言葉が上がっていました。やはり公演に近い環境で稽古をすることには、大きな意味があるようです。また、通し稽古の3本目はビデオに録画し、その動画を役者間で共有しました。早速本日の空き時間にその動画を確認し「ここはちょっと(表現が)違ったね」「絶対こうした方がよかった」「思った以上にここはテンポが悪かった」と、振り返りを行っていました。客観的に自分たちの演技を見ることで気付くことはとても多く、いい勉強になります。

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夜の時間は、通し稽古の中で特に気になったシーンの稽古を行いました。役を作っていく上で、何となく抱いている自分のイメージをどのように表現すればいいのかに悩んでいる役者に対して、演出からじっくりと「そもそもこの人物がこの場面で第一に考えていること、全ての言動の源になっている動機付けは何か」について、レクチャーがありました。ひとつひとつのセリフそれぞれに感情や状況をイメージするのではなく、全体を通して流れている人物の本質をいかにイメージできるかが大切なのは理解していても、それを具体的にどのような手順で、どの部分に着目して進めていくのかが理解できていない(脚本から読み取りきれていない)役者にとっては、目から鱗のような稽古でした。稽古を重ねるたびにキャラクターに芯のようなものが出来上がっていくのがよくわかり、ひとりの進化が作品全体の質を押し上げることを予感させてくれました。自分自身ができていようができていまいが、逃げることなく稽古に向き合うことが大切なんですね。

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