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5月24日のMissionです。

Posted by theatreminori on 26.2012 稽古レポート 0 comments
どうも。左手のささくれ出血が治ったら右手からも血が出てしまったSugiです。

まずは制作部の報告から。
チケット、チラシの完成期限が6月25日になりました。7月2日にはチケットの販売になりますのでこの期限ですが、本当はチラシが先に出来て、ますは宣伝をするのが理想です。6月25日でいいと思うか、チケットを売るための重責に応えるか?宣伝美術担当者のやる気が試されます。
グッズの試作品が持ち寄られました。色のイメージがいまひとつでしたので、さらに改善を求めています。早く生産にかからないと公演に予定の数量が間に合わないので、次週に期待です。
音響と演出からラストシーンの音楽が提案され、実際に視聴した結果、制作部では好評でした。現在のプランで行けば採用となりそうです。
装置のイメージも演出から具体的に提案がありました。現時点ではどのように製造していくかが未定です。プランを実現できそうな人材を全員で模索していくことが確認されました。

さて、いよいよ午後のてあとるみのりでは配役希望調査が行われました。
それぞれの役者が自分の希望を、誰に相談することもなく自分で決定し、宣言する。今までにない形のイベントです。希望が重なれば、誰かがあきらめなければいけません。残酷なようですが、良い舞台を作るためにはきれいごとだけでは不可能です。誰かに奪われたくないなら、それ相応の準備をしてくることです。その思いの強さと行動の積み重ねは、誰の目にも明確に映ります。たとえ希望の重複がない「単独指名」であっても、そのパフォーマンスが腑抜けたものであれば、誰もその役者を認めないでしょう。そんな壮大なドラマを含んだこの日の配役希望調査でしたが、まだその過酷な世界の扉が開かれた実感が薄かったようです。この時点では、夜のT.M.Evolution開催前ですので、全ての役希望が揃っていなかったためでしょう。まだまだ平和な現実という幻想に溺れたままでした。もっともらしく「覚悟」「緊張」を口にしながら、それぞれの甘さ、弱さがかなり露呈されていたという印象です。

そんな希望宣言の後は脚本読みです。ここでのパフォーマンスは役への絶好のアピールチャンスです。役者たちの気合は十分。そんなわけで、今回は我らがマスコットキャラ、ウサギのジョッピーが見守りました。


脚本まで開いて、ジョッピーも真剣なまなざしです。

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ついにペンを手にして気になるところをメモし始めました。

最後の決断はジョッピーが下すのでしょうか?詳しくはこの日の夜の熱いドラマを紹介したT.M.Evolutionブログをご覧ください。

ではさようなら。

5月17日のMissionです。

Posted by theatreminori on 17.2012 稽古レポート 0 comments
どうも。まだ詳しくは紹介できませんが、今年度のてあとるみのりの活動予定に期待と不安を抱いているSugiです。

第8回公演「Mission」は先週から稽古に入りました。稽古と言っても、まだまだ渡されたばかりの脚本を読み合わせる段階です。配役も決まっていませんので、いろいろと入れ替えながら、感触を確かめているような雰囲気です。それでも、相性と言いますか、思い入れの強さと言いますか、役と役者のシンクロ度合いには差があったことも事実です。むしろ、煮詰めていないこの段階だからこそ、その辺りの変化が素直に表現されていたのかもしれません。

では、早速そんな稽古風景を少し紹介しましょう。

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序盤はまだまだ緊張感のある、いかにも本読みな感じです。

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次第に立ち上がって、なんとなく動き始め…


終盤は立ち稽古のような雰囲気になりました。

もちろんこの時点でどんな物語なのか、どんな人物が登場するのかを公開することはできませんが、稽古の様子は今後もこのブログで紹介していきますので、4カ月間、いろいろと想像しながらお楽しみください。

ただ一つ言えることは、これまでの7回の公演をしのぐスケールになります。質も量も、過去最高に仕上げます。
今回より前回の方が面白いですよ、なんて宣伝するはずはないので、極めて当たり前のことですけれどね。

さて、制作部の方もしっかり活動しています。本日はグッズ販売の内容を煮詰めるとともに、今作のイメージの統一を図りました。グッズだけではなく、チラシ、チケット、予告編映像など、「Mission」に関連する様々な媒体がこのイメージに統一されて展開していきます。これまで見えにくかった裏方部門の動き、方向性が、より明確になるはずです。まだまだ自分の担当が制作部とどう関係しているのかがはっきりしていない部門もありますが、それもこれまで主宰者と一部の制作担当者に機能が偏重していたことの裏返しと考え、早急に改善していきます。制作は劇団の心臓ですから、しっかりと機能させないといけません。

では、このあたりで。
次週の稽古は、役者たちに希望の役を宣言してもらうという、一大イベントの予定です。お楽しみに!


あの時の自分を超えた実感を超える明日へ誘う弼。

Posted by theatreminori on 11.2012 主宰者コラム 0 comments
どうも。自分の脚本を何度読み返しても、誤変換を全て見抜けないのは目の錯覚の一種なのかと首を傾げているSugiです。

いよいよ新しい芝居の稽古が始まりました。希望や期待にあふれている稽古初日。非常にワクワクしますね。また、私が力と感性を注ぎ込んだ脚本が初めて第三者に公開され、その反応を受け取ることができるのも、この稽古初日です。
この日を迎えるにあたっては、緊張というよりも楽しみの方がはるかに強いです。いい評価か、悪い評価かが気になるわけではありません。とにかく自分の作品、込められた遺伝子が世に放たれ、それを受け取る人がいること。そして跳ね返ってくる最も素直な第一印象。この交流が最大の楽しみです。

まさに、今日、始まったという実感。そして明日から始まる新たなる創造。今夜のこの境界線だけが、久方の安堵の刹那です。

さて、稽古と並行して制作部も動き始めました。そこで公演日が9月13日(木)~17日(月)の予定になりました。上演時刻、回数は未定です。また、チケットの販売開始は7月2日(月)に決まりました。こちらも価格、枚数などは未定です。今後の制作部のミーティングを経て確定させていきます。

今後も稽古の様子、チケット販売情報などは、こちらのブログでリリースしてまいりますので、お楽しみに!まずはこのブログのスライド画像を「Mission」予告に切り替えました。PCブラウザからご閲覧ください。

では、よき明日への架け橋を渡りながら、この辺で。

あの時の現在にこれからの現在を招く為の儀式。

Posted by theatreminori on 08.2012 主宰者コラム 0 comments
どうも。デスティニーをディステニーだと思い込んでいたのでスペルがなかなかヒットしなかったSugiです。

今日はちょっとてあとるみのりの現在使用中箱を整理しました。すぐに使う小道具が入っている箱です。その中から、こんなアイテムが出てきました。



「ミンナ_シッテル」でみんなが奪い合ったシンドラー3です!

箱の角がちょっと潰れているのは、発作を起こしたイデザワ氏が落としてしまったから。今や懐かしのアイテムです。これはi-phone4sの箱をベースに、オリジナルのデザインをラップした作品。小道具担当のみなさん、お疲れ様でした。そして中身は…

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ちゃんと入ってました。これは店頭にある見本をいただいて、壁紙を作成して画面の中にはめ込んだ作品です。

このアイテムも、現在使用中箱から物置箱に移動となりました。さびしい気もしますが。まあ、仕方ないですね。今は空っぽになっている現在使用中箱に、もうすぐ何かが入っていきます。いずれ入りきらなくなるぐらいに、次回公演の内容も充実させていきたいところです。

そんな次回作「Mission」は、5月10日始動です!公演日もそこで決まります!


脚本は…ほぼ完成していますよ。最後の仕上げをしているところです。

T.M.Evolutionブログも更新していますので、ぜひご参照を。

生まれたということは生きるということを描くことに生きること。

Posted by theatreminori on 05.2012 主宰者コラム 0 comments
どうも。連休中はひたすら脚本作りに没頭していたので、週明けの話題に乏しいSugiです。
こちらのブログもしばらく放置しており申し訳ありませんでした。

「Mission」の脚本は…まだ完成していません。しかし、第8稿に到り、やっと一本の作品として成立した感があります。まだまだ無駄な枝葉が生えており調整が必要なため、予断は許されない状況ですが…。まあ、先日までの終わりさえ見えない状況からは抜け出すことができました。

今回は過去最高に紆余曲折しました。第8稿まで最初から書き直す完全改稿を重ねたのは初めてです。8つの作品を作ったと言っても過言ではありません。前回のてあとるみのりでテストしたZERO稿から(これを含めると9作品ですね)、さまざまなドラマが描かれました。人物の性格や立場まで、全く別物になっていきました。自分でも最初に中核に据えたかったテーマから逸脱して、どんな話になるのか予測不能になりました。そして、描きたかったこと、先行したタイトルとのギャップにどうやって折り合いを付けるのかの苦悩がありました。

そんな迷いの積み重ねがあったおかげで、想定以上のボリュームになりました。もちろん、この点はこれからの調整作業で修正していきます。まあ、言いたいことを言わせすぎて、逆につまらなくわかりにくくなっているような気もするので、逆にさらに膨らむ可能性もありますね。

さて、ここからは演じる立場の方々へ。今まで以上に、間違いなく、どのキャラクターにも魅力があります。必ず複数の役で迷うことでしょう。セリフの量だとか出番の多さだとか、そんなくだらない動機でキャラクターに寄り添うことはご遠慮いただき、己を映す鏡だと思ってそれぞれの人物に向き合ってみてください。そこに、自分にとっての「Mission」が見えてくるはずです。

では、明日は椿山荘で一仕事してきますので、この辺で。

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