1月30日の「Memory_Stock」です。

Posted by theatreminori on 30.2014 稽古レポート 0 comments
総監督椙田です。本日のトップニュースは、チラシの印刷が完了し、本日納品されたことです。納品…と言っても、制作部の団員が台車を転がして片道15分。帰りは重くて25分ほどかけながら、運搬してきたものです。デザイン段階から、納品まで苦労の連続でした。それだけに、開封して手に取ったときのチラシの姿、手触りには感慨深いものがありました。



これから関係機関、団体様宛に、てあとるみのりの団員が行脚しますので、どうぞこのチラシを設置、ご周知してくださいませ。よろしくお願いします。もちろん、団員を見かけた際にチラシがほしいとお声掛けくだされば、個別にもお配りいたしますので、併せてご利用ください。

さて、そんなひとつのチェックポイントを通過した制作部では、先週の打ち合わせ通り、グッズのサンプル検証が行われました。当初のイメージよりコストが高くなってしまうもの、予想以上の雰囲気が出ているもの、まだまだ細部を煮詰める必要がある者など、個性豊かなアイテムが出揃いました。改良を進める品、増産体制を整える品、価格の概念を変えて再度試作する品と、今週のジャッジは分かれましたが、どの品も進化を重ねていくことでしょう。

午後の稽古でも、このような制作部の動きが申し送られつつ、完成したばかりのチラシがお披露目されました。裏方の業務が形を成してくるたびに、本番が近付いていることを実感し、期待と重圧を抱きながら稽古に臨むようになるのが役者の性。この日の稽古では完全に脚本を手放して演じる役者もいました。まだまだ手探り状態で、セリフが体に入っていないといいますか、心が動いていませんでしたが、この段階で考えずに感じること、それと反比例してセリフの記憶再生を試みてしまう頭脳の矛盾を体感し、己を律する試練に挑むことは貴重な体験です。必ず、後に生きてくるはずです。

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もちろん、脚本を片手にしている役者たちも、ただセリフを読んでいるわけではありません。しっかりと感情を込めて、情熱的に演じていました。まだ数回の稽古ですが、ここまでの品質でスタートダッシュが切れるのが、てあとるみのりの強み、ついこの間まで演劇未経験だった役者たちの成長の象徴です。以前は椅子に座って脚本読み…なんてこともやっていましたが、それがいかに時間の無駄だったか、今では全員が理解して臨んでいるようです。

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昼の稽古では全員が揃うことが少ないので、代役を立てての稽古が主になります。代役の団員も、なるべく本人の演技に近い間合い、雰囲気を意識して演じています。また、その稽古で演出された部分は、後ほど確実に本職の役者に伝達する役割も行っています。代役といえども気が抜けない、舞台作りの重要な役割なのです。

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この日は、制作部の中でもそれぞれの役割を確認しました。ここまでは「制作部」というくくりの中で、なんとなく集まって、なんとなく話し合いの場に参加しているような団員もいました。そんな彼らにも、何のためにこの場に集っているのか?自分はこの公演に参加する劇団員なのかどうか?といった意識の確認をしてもらいました。その結果、そこにいた全員が、自分のできること、ひとつでもいいから公演に関わりたい、何かの役に立ちたいという思いを抱いていることが明らかになりました。そのような意思確認を経て、これまで立場が曖昧だった「裏方団員」たちにも、改めてこの芝居の脚本が手渡されました。「役者じゃないのにもらっていいの?」という素朴な反応もありましたが、脚本を持つということは、たとえ当日の受付だけ頑張りたいという者でも、同じ舞台を作り上げるてあとるみのりの劇団員であることの証なのです。

改めて、劇団員が結束を深め、ひとつの目的にそれぞれの力を発揮しながら、残りわずかな準備期間を走り抜けますので、皆様、ご期待ください。そして、すでにチケット販売も開始しております。お誘い合わせの上、ぜひ、お買い上げください!よろしくお願いします!!

1月23日の「Memory_Stock」です。

Posted by theatreminori on 24.2014 稽古レポート 0 comments
どうも。総監督椙田です。最近はこのブログで制作部の活動風景をお届けしていなかったことに気付いたので、今週は制作部の様子を中心にお届けします。稽古の風景を期待されていた方は、フェイスブックページにアップされていますので、お手数ですがそちらをご参照ください。

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23日の制作部では、遅ればせながら「チイサナソラ」の遺産の解体作業を行いました。こんな金網を何に使ったのか?すぐに思い出せたお客様には拍手です。舞台装置の一部として、舞台の奥に立てられていた金網です。蝉たちが集う公園の風景…というコンセプトでしたが、実際にはライブハウス感を演出する装置となりました。金網の後方に設置した転がしライトがまたいい感じでした。解体後しばらく丸めて保管されていましたが、保管場所も限界なので処理することになったのです。もちろん、原形のまま捨てると粗大ごみ扱いになってしまうので、小さくまとめて燃えない金属ゴミで処分する、いわゆるスクラップ作戦を実施しました。

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金網をニッパーで細かく解体します。少し力が必要な作業です。力を入れすぎて指にまめができてしまった団員もいましたが、手分けして行ったところ、それほど時間をかけずばらしきることが出来ました。

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後は小さくたたんで、養生テープで固めてしまえば出来上がり。作業をすればするほど、どの程度の大きさにカットするとベストか、どうたたむと切り口が露出しないで安全かというコツをつかむことができ、スクラップの完成度が高まりました。こうして過去の公演の思い出のひとつが形を変えて処理されました。もっと早くやればいいのに…と思う反面、なかなか捨てきれなかったことが、いい思い出の証だったのでしょう。

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その後は第12回公演「Memory_Stock」のグッズ、パンフレット、チラシなどの打ち合わせです。来週には数点のグッズサンプルを持ち寄ろうということになっています。チラシはデザインが完成して、この日に入稿する予定でした(結局は翌日の24日になりました)。チケットも着々と製造されています。今まで以上に複数の過程が同時進行していく制作部ですので、集まれる時間を有効に活用し、それぞれが発揮できる特性をより発揮できるような活動を展開していく必要があります。今回は近隣劇場への折り込みも頑張ります!

ということで、今週は制作部の様子をお届けしました。午後の稽古が出来なかったわけではありませんのでご安心を。むしろ役者たちはやる気満々。本格的な稽古が始まって3週目、早くも脚本を手放す者もいたほどです。間もなくチラシ配布、チケット販売も開始されます。ご期待ください!

1月16日の「Memory_Stock」です。

Posted by theatreminori on 16.2014 稽古レポート 0 comments
先週から寒い日々が続いていますが、稽古場は熱気があります。13時の稽古開始時には人数が少なかったこの日も、14時を過ぎるころには、いつもの顔ぶれに。「半分ぐらいはセリフを入れてきました」と宣言する役者に「負けてられない」と、意識を高める役者。相乗効果が火花散る中、早速序盤の稽古です。

通して読み合わせる形ではない、シーンごとの細かい稽古はこの日が最初。役者はこの1週間温めてきたアイディアやチャレンジを披露します。そこに演出から方向性や雰囲気の修正・注文が入り、次第に物語として成立していきます。各自が自分の視点で想像していた「おもしろさ」は時として否定されますが、単独ではなく、周囲の役と組み合わさることで「さらにおもしろい」キャラクターに昇華します。これは、演じてみるとすぐにわかる感覚で、この日の稽古でも「確かにこっちの方が面白さを出せますね」という納得の声もありました。

ひとりが生きるのではなく、互いを生かす。そして皆が生きていることを知る。これぞ演劇の醍醐味です。



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制作部の熱気も負けてはいません。グッズ案の検討では早くも数点のサンプルが持ち込まれていました。今の段階では商品化する筋道がはっきりしていないものもありましたが、とにかくアイディアを形にして持ち込むことが、次の進化につながるので、今回の制作部の主体的な動向は非常に価値あることなのです。

もちろん、積極的に動けば必ず良いものが出来上がるというわけではありません。かねてより懸案事項だったチラシデザインはなおも迷走。締め切りが迫っているので、改めてデザインのコンセプトから洗い直すこととなりました。様々な要素を詰め込んでみたり、深い意味を持たせてひねってみたりという試行錯誤を一度真っ白に初期化しました。さあ、そんな真っ白なキャンパスに何が描かれるのか?次週をお楽しみに!

1月9日の「Memory_Stock」です。

Posted by theatreminori on 09.2014 稽古レポート 0 comments
新年最初の稽古にて、ついに、いよいよ、脚本が配本されました。これで何週ぶりかに徹夜しないで済む水曜日の夜が訪れることに束の間の安堵を感じる椙田です。

印刷したばかりの脚本を受け取った役者たちは、作品解説もそっちのけで黙読していました。それだけに、これまでの練習で使用した数パターンからどのような変化と進化を遂げて、最終形態に到達したのか?これまで不確かだった物語の結末はどうなったのかに、強い興味を持っていたようです。もちろん自分が担当する役の一挙手一投足にも高い集中力で着目していました。前回までのバージョンから求められるカラーに大きな変化があったキャラクターもいました。それでも共通していることは「前より面白くなっている」ことでした。ワクワクしながら楽しんで、役者自身も想像以上の力を引き出されている様子を目にできるのは、実にありがたいことです。この鮮度がお互いに保てるとなお嬉しいことです。


真新しい脚本は思わず丁重に扱ってしまいます。

ただ黙読しただけでは面白さはわからない、ということで、早速読み合わせを開始しました。最近のてあとるみのりは、初見であっても動きを交えて読み合わせることが当たり前になっています。この日も例外ではなく、それぞれが何となくではあるものの、しっかりと相手役との距離や位置を意識して動いていました。

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倒れているのか、起き上がったところか?

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3人でちょっと真面目に会話しているような感じ。

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かなり動きの激しい役者は写真がぶれてしまいます。

なお、午前中の制作部ではチラシ案が4候補発表されました。まだまだ検討の余地がありましたが、方向性の異なるアイディアが出たことで、完成した物語との関連を深めていくことが出来そうです。同時進行でグッズ開発隊も作業を行いました。タイトルにちなんだ「思い出BOX(仮)」を試作しています。まだまだ採用されるかわかりませんが、この案は、本日も写真撮影に精を出していた制作部の吉川によるものです。

どのセクションもこれまでの経験を活かして、積極的、かつ時間を無駄にしないような動きを見せています。気が付けば公演まで2ヵ月半弱。稽古も1回1回で品質を高めていかないと、すぐに終わってしまいます。この物語の本質をどれだけ引き出せるか?時間との戦いでもあります。

ついに本格始動した第12回公演「Memory_Stock」。来週からはきっちりと立ち稽古に入ります。制作部もチラシデザインの最終局面です。チケット販売はもう少々お待ちください。それではまた来週。

新年のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 04.2014 お知らせ 0 comments
新年あけましておめでとうございます。今年も様々な舞台で皆様にお会いできることを楽しみにしております。よろしくお願いします!

そんなわけで…少々ブログの更新が滞っておりましたが、フェイスブックはしっかり鮮度を保っております。ぜひご確認ください!

新年最初の稽古は1月9日(木)です。



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