
本日は、役者のみなさんに宿題が出されました。
それは「役の履歴書を作ってきてほしい」というもの。
脚本に書かれているものだけが、その役の人生ではありません。
もちろん脚本家によって作られた世界ではありますが、そこからどのように役を作っていくかで…演じる側はもちろん、見に来てくださる方々の心に響くものが、変わってくるように思います。
簡単なようで、とても難しい宿題が出ました。しかし、役1人1人が一緒に、または1人で考え…悩むことでただ紙の世界でしか存在していない役に命が吹き込まれるのだと思います。
実は前回の公演では、この宿題達成されませんでした。でも前回と今回では…練習風景から比べ物になりません。レベルが違いすぎるのです。きっと、今回は…それぞれ宿題を完成させて練習に望めるのではないかと期待が膨らみます。
どのような作品になるか、この宿題次第。
また、通し稽古は8月5日に予定されています。今から、その通し稽古が楽しみでなりません。
以上、saeでした。
おまけです。

練習風景の一幕です。
先週、ドキドキの緊張感の中ついにキャストが発表されました。
予想通りという方もいれば、そうきたか…と驚きの配役になっている方もいらっしゃいました。

そして、本日は…さっそく動き付で練習が始まりました。
まだまだ脚本は手放せず、ぎこちない動きではありましたが…それぞれ役に合わせ、動かれていました。
今回は、前回の公演のように、メインのキャストがほぼ毎日顔を合わせる環境とは異なっています。
木曜日の練習日が貴重な、顔合わせであり練習の機会となります。
役者はその日までに、セリフ覚えや役作りが課せられます。
木曜だけを数えると…公演日まであと16回。8月からは通し稽古が始まります。
時間の流れとは残酷で、まだまだ時間はあると思いきや…あっという間にその日が来てしまうものです。
もっとやっておけば良かった…なんて嘆いても後の祭り。後悔しないためにも、今出来ることを一生懸命
取り組んでいってほしいと思います。
役を作っていく中で、役者1人1人の中に…答えやヒントが見つかることを影ながら祈っています。
以上、saeでした。

1週間ぶりの練習では、2グループに分かれて練習を行ないました。写真の奥側のグループは、実際に舞台への出演を希望されている方々です。来週には役が決まる予定なので、本日は最後のアピール日といいますか…皆さんの中でもどの役をやろうか最終チェックが行なわれているようでした。前回の公演と比べ、単調で…変化に気付きづらい脚本ではありますが、その分役と自分とを照らし合わせやすい脚本だとも思います。これから公演まで、約4ヵ月。彼らの中でキャラクターたちが成長していきます。どんな風なキャラになっていくのかが、今から楽しみです。
短いですが…本日はこの辺で。
少々おまけが続きから読めますので、興味のある方はポチっとお願いします。
以上、saeでした。
脚本の中で、お笑い要素も含みつつ重要なシーンがいくつか盛り込まれています。その中の1つに振り付けを必要とするものがあります。振り付け自体は、今後みんなで考えていく予定なのですが…試行錯誤の中、行なった練習で
「難しいですね。」
「言葉は簡単なのに、合わないし。」
「どんな動きが1番いいんでしょうか。」
などなど、みなさん頭を悩ませていました。そんな中、ちょっと思いついた振り付けの一部が…こちら。

モデルは、我らが劇団の役者たちでございます。どんな場面で、どんな風にこの振り付けが使われるのか…はたまた本当にこの振り付けが使われるのか。。。
それは、公演までのお楽しみです。
以上、saeでした。