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2月18日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 18.2021 稽古レポート
先週は祝日のため活動がお休みでしたので久し振りの活動です。制作部ではグッズ試作の継続だけではなく、何をどう売るかの話し合いも行われました。通常の公演やイベントの開催が困難な社会情勢の持続を想定して、細かいグッズを個別に売り込む方法よりもまとめて販売するパッケージ作成の方がいいのではないか?グッズの名称に関しても何か興味を引くようなネーミングが必要ではないか?などと一歩踏み込んで話し合いました。グッズ名称については様々な案を考えて来ようという宿題になりました。ちょっとひねった案やセンスのある案などが集まることに期待です。

午後の稽古ではセリフを覚えるという行為を正しく身に付けるためのワークショップを行いました。短時間で短い脚本を覚えて動きも交えて(もちろん脚本を見ないで)演じるというセッションです。これだけ聞くと「短時間で覚えるなんて無理―!」と諦めてしまう参加者がいそうですが、脚本の何に着目するかで、まるっきり成果が変わります。自分のセリフだけに注目している人はなかなかセリフが出てこないという傾向があります。そこで、少し視点を変えて脚本を見ることでそんなジレンマからの脱却を図りました。最初は「いきなり脚本を手放すなんて心配」と恐れていた参加者も、いざこの手法で脚本を手放してみると「あれ?できたね」と信じられないような表情をしていました。「この方が楽しい」「〇〇さんがこっちに向かって言ってくれたので言えた」など、大切なことのヒントを得ることができたセッションでした。

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ワークショップの具体的内容は企業秘密ということでここでは紹介できませんが、セリフを覚えられないという悩みを持つ人にはかなり効果がある内容だったはずです。もちろん、すでにこの方法を実践している人の方が多いかもしれません。ただ、なかなかこういった内容を基礎から教えてもらう機会がないのもこの世界の特徴です。「できているもの」「当たり前のこと」と思われがちな部分に着目して、改めて深く考えてみることでより良い演技につながる可能性があります。

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地域演劇イベント「#演劇的な一日in大塚2021」情報(3月3日更新)

Posted by theatreminori on 06.2021 公演・チケット情報
昨年より参加の告知を行ってまいりました地元大塚の地域演劇イベント「#演劇的な一日」ですが、当初予定されていた「公演部門」の開催が中止となりました。新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、イベントに関わる全ての方々と地元大塚の街の安心と安全を守るための開催中止です。何とぞご理解・ご了承ください。
公式ホームページのご確認は→こちら

上演予定でした「時空法廷」は時と場所を変え、いずれ皆さまの前にお披露目いたしますので、その時までしばしお待ちください。

公演部門と並んでエントリーしておりましたオンライン部門は公演部門からの移行団体を含めて開催されております。なお、「時空法廷」をオンライン部門に移行することはありません。当劇団からはかねてよりエントリーしておりましたオンライン部門の映像作品「トキノシノビ」を、現在の活動状況を鑑みて全面改編した「トキ×タマ~時をかける魂と時たまかける少女の日常~」のみを出展しております。

そして2021年3月3日。ついに「トキタマ」がイベント公式サイト上に公開されました!

<オンライン部門>


「トキ×タマ」(映像作品)
~時をかける魂と時たまかける少女の日常~
2021年3月31日(水)まで無料配信予定

時たま霊魂が見えてしまう少女が出会ったのは、時をさまよう魂「トキタマ」?
2人の出会いが新たな時の扉を開く、はじまりの物語!

イベント公式ホームページからもご視聴可能→こちら

参加団体、オンライン作品ご視聴方法などの詳細は「#演劇的な一日」公式ホームページでご確認を!

2月4日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 04.2021 稽古レポート
先週から始まった2週連続企画「バリバリエチュード」はいよいよ発表編に突入しました。ランダムで組んだコンビがランダムで出されたお題を3分以上5分以内の即興芝居に仕上げるというこの企画。コンビやお題決めの第1週の様子と、この日迎えた発表の様子それぞれ、YouTubeのてあとるみのりチャンネルに動画公開されています!動画をご覧いただければ私たちがどんな雰囲気でどんなことに取り組んでいるのかが一目瞭然です。ついでにチャンネル登録していただければ、今後も気まぐれにアップされる動画を見逃さずにお楽しみいただけますので、ぜひよろしくお願いいたします。



いきなりの宣伝から始まりました今週のブログ。午後は「バリバリエチュード」の収録に向けた各コンビの打ち合わせと直前練習から始まり、本番の撮影、各コンビの振り返りが行われました。出演予定だったイベント公演の機会がなくなってしまったこともあり、団員たちは今回の企画には水を得た魚のように明るく元気に取り組んでいました。何よりも相手としっかり演技について話し合い、振り返り、それぞれが楽しかった、難しかった、もっとこうすれば、あそこがよかった、面白かったなどと、自然と振り返ることができたのが大きな収穫です。今回は特別な企画で短期集中かつランダム要素満載だったことから自然とこういった凝集性が高まりました。ただ、この雰囲気や周囲との関わりを通常の脚本を用いた稽古でも作り出すことが、より良い雰囲気の芝居作りにつながるということでもあります。前回公演「WALK ON 2WAY」では4名のユニットごとの公演を行いました。その際に足りなかった部分は演技とお芝居を共に創って行くという仲間同士の関わりでした。団員たちは今回のエチュード企画でその足りなかった感覚とその感覚がとても楽しいものであることを理解できたのではないでしょうか。

午前中の制作部は引き続き改良型グッズの試作を行いました。それぞれが自分が作るべきものに向き合い、黙々と個人作業を続けました。このところ集中して改良作業を行っているため、途中から作業に参加するのが難しい状況になってきました。全体の進捗から取り残されないように、制作部の参加者は必死に取り組んでいます。

現在は夜間と休日の活動を休止しているので、なかなか目立った情報の発信ができていませんが、このように通常活動の中で皆様に何かをお届けできるように工夫をしながら、元気に活動しています!次の企画をお楽しみに!

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