4月19日の「ボーダーライン2018」です。

Posted by theatreminori on 20.2018 稽古レポート
NEXT STAGE
ボーダーライン2018」 ハートランドチャレンジFES'18第1部で上演
2018年5月12日(土)13時05分開演予定 南大塚ホールにて
チケットインターネット販売間もなく開始!
イベント詳細は→こちら



5月のイベントまで1カ月を切り、残された活動は本日を含めて3回。制作部も稽古も、残り時間を考慮しながらの活動になってきました。

制作部ではまず、5月の「ハートランドチャレンジFES'18」公演のカーテンコールで使用する横断幕作りを行いました。先週までの作業の続きから始まり、文字入れが完了した時点で余白部分を折り紙できれいに装飾しました。とにかく明るくにぎやかで目立つようにしようという狙いで飾り付けました。個性の集合体でもあるてあとるみのりらしい仕上がりになったようです。現物は5月12日南大塚ホールで上演される「ボーダーライン」のカーテンコールでお披露目になります。

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制作部の後半は以前行ったプラ板講習会の続きとして、チェーンストラップに仕上げる工程を実践しました。金具をどのようにプラ板の穴と結合するのか?意外にも見ただけではわからないという団員もいたため、とてもいい体験機会になりました。自分で下描きから色塗り、オーブンでの焼き上げまで行ったジョッピーアイテムが完成し、団員たちは今まで以上の愛着を感じていたようです。この思いをしっかりと今後のグッズ作りに反映させて、お客様に心を込めた作品を販売できるようにしたいところです。

午後の稽古では今年度確定している出演・参加イベントの内容と日程の説明がありました。この1週間で3つのイベントの打ち合わせに参加しているため、先週から一気に情報が更新され、本当にこれだけの質と量のパフォーマンスを創り上げていくんだなという実感が湧いてきました。過密スケジュールではありますが、これだけ参加機会が与えられているということに感謝しながら、期待に応えられるようにしっかりと準備していこうと、団員たちで誓い合いました。

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実際の稽古では、先週行った後半のシーンをおさらいを兼ねて確認しました。先週確かに演出がついていたはずなのに忘れてしまっているところも何か所かありました。また、セリフが以前のバージョンからマイナーチェンジしている部分の不安定感もありました。それでも、演出からそれらの点の指摘と共に、5月の「ボーダーライン」は、いつもの小劇場ではないホールタイプのステージで演じるのだから、その点を考えた、大きい演技をするようにという指示を受けると、見違えるように堂々と、時に間違えながらも突き進んでいくような演技に切り替わりました。通算3度目の「ボーダーライン」だけあって、役者たちの中にはしっかりと基盤が出来上がっているようでした。

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基盤ができているからこそ、この日の稽古では細かい立ち位置や表現の流れに言及する演出が目立ちました。また、微妙に脚本のセリフ回しを変えた箇所への対応や、新たに付け加えられた一言の真意であったり、これまでと同じなのだが敢えて突っ込まれていなかった本当の表現ベクトルなどにも解説と振り返りが及んでいました。わかりやすく言えば、より深みがある演技を求められたということです。これはある程度できていることがあるからこそ、そこに上乗せする形でさらに奥深い表現を構築しているということです。当然のことながら、これまでの「ボーダーライン」を凌駕する内容に仕上げたいという全員の思いがそんな深みを生み出しているのです。

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そんなモチベーションを持ちながらの稽古ではありますが、決して殺気立っていたり、追い詰められたような雰囲気ではありません。お互いの演技やリアクションに対して素直に笑ったり、評価したり、時には脱線したりという楽しみを持ちながら進んでいます。役者たちも演出からの指示や自分で気付いたことを確実に脚本に書き込んで次回までに心身に落とし込んで来ようと努めていました。いいムードで充実した稽古が行われていたような印象です。中には「Bが大切」「んーはっは」などと、その場で感じたインスピレーションがなければ理解できないような書き込みをしている役者もいました。まあ、こればかりは、実際に公演をご覧いただいても意味がわからないかもしれません。表現の可能性は無限大ということで。

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4月12日の「ボーダーライン2018」です。

Posted by theatreminori on 13.2018 稽古レポート
5月に出演予定の「ハートランドチャレンジFES'18」の概要がかなり具体的に決定しています。てあとるみのりが登場するのはイベント第1部のトップバッターで「ボーダーライン」を上演。上演時間は13時05分から(イベント自体は13時スタート)約70分。チケット代は第1部(てあとるみのりとムジカ・de・みのり)1,500円、第2部までの通しチケットが3,500円です(間もなく販売開始です)。そして会場はJR大塚駅から歩いて5分、南大塚ホールです。今後もこのブログだけではなく、TwitterやFacebookから最新情報を発信してまいりますので、ぜひご参照ください!

そんなイベント公演に備え、午前中の制作部ではイベント以降の公演情報を告知する横断幕作りを行いました。どんな文言をどんなレイアウトで描こうかというところから話し合い、下描き、ペン入れと作業を進めました。うっかり同じ情報を彩るペンの色が文字によって違う色になってしまうこともありましたが、てあとるみのりの多様性を象徴する出来事として前向きに解釈しています。逆に華やかでいいかもしれません。この日完成しなかったペン入れと装飾は次週に持ち越しとなりました。



午後は時間枠が確定したことで仕上がった、イベント公演バージョンの「ボーダーライン2018」の脚本が配布され、早速一度通して読んでからのシーン稽古に入りました。実は公演までちょうど1か月。しかし稽古回数はたったの4回という短期間での取り組みです。事前に演出からもその旨は伝えられており、かつてのバージョンのセリフをしっかりとおさらいしてきた役者がほとんどでした。それでも改編された箇所や新しく追加されたセリフはかなり気になるようで、受け取った脚本にじっくりと目を通す役者たちの姿が印象的でした。

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実際に演じてみると、ついつい、古いバージョンのセリフが出てしまったり、動作の変更が加えられていることに気付かず、これまで行ってきた動きを入れてしまう役者もいました。指摘を受けると「え?そうだったの?」とビックリして脚本を確認。「あ、ほんとうだ、すみません!」と慌てて演技の修正を行っていました。「ボーダーライン」という作品に取り組むのは、この1年間で3回目です。他の作品を演じた後であっても、身体に染みついている部分があるのは致し方ないことでしょう。それでもあらゆる要素を加味して改編された最新版にいち早く順応しなければ、より良い「ボーダーライン」をお届けすることができません。物語の大筋を覆すような差異ではなくても、妥協は許されません。

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この日の稽古場は、いよいよイベントに向けて本気モードで取り組もうという雰囲気と、その局面の演技をお互いに楽しんでシーンを作って行こうという雰囲気が絶妙に入り混じっており、笑いやアイディアが常に絶えない時間となりました。脚本の中の新しいセリフや動きに対して、新しいアイディアがどんどん湧いてくる感じでした。たとえ失敗があっても、お互いにそれを指摘しながら笑いにまで昇華できていました。もちろん、演出から指示されたこと、指摘された点は、すぐに演技に反映させます。特に位置関係の修正は、全体の見栄えに影響するので、細心の注意を払いながら調整されていきました。右側から近寄るか、左から近寄るか?最初のポジションをどうするか?など、最終的な立ち位置から逆算した適正なポジションが演出から次々と授けられ、役者たちはすぐにそれを実践し、身につけていました。密度の濃い稽古でした。

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稽古の最後は芝居の流れからのダンスでした。このダンスシーンでは代役で入っていた役者が勢い余って、想定されていない奇妙な掛け声をかけるというちょっとした騒動がありました。これを聞いた役者たちは踊りながらも笑いがこみあげてきてしまい、笑いながら踊り続けるという事態に。踊りが終わると「誰?よさこいみたいな掛け声掛けたの?」「しかもタイミングも変なところだった!」「あれは耐えられない!」「後からどんどんじわじわこみ上げてきた~!」とみんなで大爆笑しました。笑いながらも踊り続けた役者たちもメンタルは立派でした。

さあ、こんな勢いで残りの稽古は3回となりました。どこまで仕上がるのか?もちろん納得いくところまでです!物語として評価の高い「ボーダーライン」の最新版にご期待ください!

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4月5日の「ボーダーライン2018」です。

Posted by theatreminori on 05.2018 稽古レポート
新年度が始まりました。ハートランドみのりの事業計画の中でも、てあとるみのりの存在や活動領域を拡大していく目標が打ち立てられ、いよいよ激動の1年間がスタートです。何よりも今年は活動開始から10周年となる記念すべき1年です。とにかく充実した時間を共有できるように、団員一同取り組んでいきたいです。

さて、そんな本日午前の制作部では、参加者全員がグッズつくりのスキルアップを果たせるように、「プラ板グッズ作り講習会」が開催されました。これまでは分業して仕上げてきたプラ板を用いたグッズを、デザイン以外の作業工程すべて(線引き、色塗り、切り出し、焼き、やすり、ニスなど)を一人で全部できるようにするための演習です。

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これまでは指示された工程でけを担当し、そのセクションは上手にこなせるようになっていた団員がほとんどでしたが、改めて全体に関わると「最初はこんな形なんだ」「うわ~小さくなるね」「こっちの方が色がきれいだね」「そうか後からじゃできないのか」などと、新鮮な発見があるものです。同時に、試作してみた「自分ですべてかかわった作品」は、これまでのグッズとは一味違った達成感を与えてくれるものでした。本日学んだ作業工程と感動をしっかりと身に着けて、今後はその後加入した団員に、誰もが正確に伝授できるようにしてもらいたいところです。

午後にはまず、今年度確定している公演、イベント参加スケジュールの説明がありました。10周年記念にふさわしく、大躍進を予感させる濃密なスケジュールです。それでも団員は、多くの人に自分たちを見て、知ってもらえることの意義やありがたさを十分理解し、このスケジュールに挑んでいくことに対して全員が前向きでした。口頭での申し送りだけではとても整理しきれそうになかったので、ホワイトボードに決まっている予定を書き出していくと、あっという間にびっしりになりました。まだこの場ではお伝え出来ない予定も多いので、画像を載せられませんが、とにかく見た目にも忙しそうだというのが伝わってきました。

「激動の1年になりそう」「劇団としてだけではなく、団員個々の人生も大きく変わる1年かもしれない」といった決意や希望を秘めながら、さっそくイベント公演の第1弾「ハートランドチャレンジFES2018(仮)」に向けた「ボーダーライン」の稽古に入りました。今回もイベントの時間枠、出演者の顔ぶれに合わせて所々アレンジが施されています。さすがにこれまで本公演以外でも演じる機会を与えもらい、何度も稽古をしてきた作品です。団員たちはすぐに感覚を取り戻しつつ、新しくなった部分にも順応していました。



最終的な時間枠の確定が来週になりそうなので、あくまでも暫定的な脚本を用いての稽古でしたが、役者たちは演出からの指示や説明を仮脚本にしっかりと書き込み、全員が真剣に取り組んでいました。会場の形状や特性を生かした演出が加わった際にも「こっちで演じるからこそ、余計にやってやろう!って気持ちになった」「まずここからというのは、逆にやりやすいです」と、状況を前向きにとらえる声が多く聞かれました。以前であれば「今までと違うからやりにくい」「いきなりできない」といった声が上がってもおかしくないようなこの状況に対して、見事に対応しています。様々な舞台を踏むうちに、たくましくなってきたものです。

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今日の稽古にはいない役者の代役も重要なポジションです。実際に自分の役があっても、出番がない時間であれば代役で貢献する。こんなスタイルもすっかり定着しています。まさにみんなで一つの舞台を創るという雰囲気が出来上がっています。当然のように、本役で演じていた役者からは稽古後に「代役ありがとうございました」の声もかかります。

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この日は稽古の最後にダンスの練習も行いました。先週のダンス練習で伝えられたポイントがどれだけ損なわれずに表現されているかが注目されましたが、見事に改善が継続していました。以前よりもメリハリが個々ではなく、全体の連動中で表現されるようになってきました。「前より楽しくなってきました!」という役者たちの声は、きっとお客様にも伝わることでしょう。そして、その背景には練習を何度も繰り返したという事実があることも忘れてはいけません。やればできる。これは真実です。

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3月29日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 29.2018 稽古レポート
3月の活動も最終日。今年度の締めくくりとなりました。午前中の制作部は先週に引き続き、公演後恒例の床掃除を実施しています。稽古や荷物置き場としてお世話になっている事業所のフロアを重曹を使って磨き上げました。「床に(景色が)映り込んでる!」と、丁寧に作業した成果に一同感動の声を上げていました。並行して行われた衣装の整理では、保存しておくものと、さすがにもう処分だろうというものの選別を行いました。処分対象のものの中でも、あまりにも汚れて(意図的に汚して)いたり、老朽化が激しくて使えないと思われるものは完全処分。そのレベルではないものは内輪のバザー対象品という扱いにしました。

片付けが終わってからはそんな過去の衣装のバザーが行われました。「これはあのときのあの人の衣装だ~」「あの頃はこのサイズだったんだ!」と思い出と現実を味わいながら、団員たちは部屋着として使えそうなものを中心に買い取りの希望を挙げていました。途中からは「これ着てみてくださいよ」というリクエストから始まるファッションショーのような展開に。意外な組み合わせが面白かったり、予想通りに似合っていたり、「絶対競馬場にいそうですよ、こんな人」「赤鉛筆持ってきて!」と、即興芝居でも始まりそうな勢いに発展することまでありました。何にせよ、活動を続けるうちにどんどんたまっていく過去の遺産を、ある程度有機的に整理することができました。

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午後は5月のイベント「ハートランドチャレンジFES2018(仮)」に向けた稽古でした。前回は役の感覚を取り戻すための即興芝居を中心に行いましたが、本日は劇中に登場予定のダンスシーンを中心に行いました。ダンスシーンを中心に行うとなると、雰囲気はいつも以上に体育会系の部活のようになります。イベント会場の規模に合わせて、揃えるところは揃え、自由に表現するところは思い切り自由にというメリハリが強く意識された練習になりました。踊っている人自身も、それを見ている人からも「それ!それ!」と掛け声がかかって、踊りの動きと気持ちの盛り上がりが一つになるようにしていました。

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また、この日は第19回公演影の舞台」で生み出された黒字分の還元も行われています。団員たちにとっては自分たちが一生懸命稽古をし、準備をし、チケットを販売した成果が還元されるうれしい瞬間です。額面は決して大きなものではありませんが、自分たちが仕組みの中で与えられたのではなく、自分たちで何もないところから創った舞台で得られた成果、それが単なる概念的なものにとどまらず、物理的に還元されたことの喜びは、何物にも代えがたいことでしょう。この成功体験を受け取りつつも、団員の中からは「みんなが元気でいるのが当たり前だと思っていたけれど、今回はいろいろなことがあって、実はこうやってみんなが揃っていられるのって奇跡的なことなのかもしれないですね」「みんなでやっているのが当たり前って感じなっていて、でも、いざという時にもっと助けられるようにならないといけないんだなと思いました」と、改めて公演を振り返る声も聞かれました。「だからこそ、いざという時にお互いに支え合えるように、自分がやれることを後回しにせず、やれることはしっかりとやっておく必要があるんですよ。そうすれば、誰かが困っているときに支えることができますから」と、総監督からもフィードバックの一言がありました。今回手にした成果が次の舞台の、そしてその人が明日を生きていくための大きな力になるのです。

3月22日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 22.2018 稽古レポート
第19回公演影の舞台」も終演し、先週はその公演動画を楽しく鑑賞。いよいよ次年度へ向けて本格的な再始動となった3月22日(木)です。

午前中の制作部では、稽古や物創りの際にいつもお世話になっている床掃除を行いました。日頃の感謝と次の活動へのけじめとして、公演後恒例の活動内容となっています。この日は後半に制作部の公演振り返りを行うため、全体の約半分の床掃除まで終了させました。「輝きが違うね」「綺麗になった!」と、作業に参加した団員は手応えを実感していました。

制作部の後半に行った第19回公演の振り返りでは、団員からそれぞれが感じた良かった点と反省点の発言が交わされました。制作部には今回の公演から、今までよりも多くの団員の参加があり、やること、役割が増えつつも細分化されると同時に「もっと自分がやるべきだった」と感じる面が増えたようです。これまで一極集中していた作業の責任((リーダーシップ)がシェアされるような動機付けが、自然と団員たちには芽生えていました。来年度はその思いを実際の形にしていくことを全員で共有しました。各自が自分のやることに責任を持って、主体的に作業を進めて行けば、そこで生み出されたモノが売れた時の喜びや達成感がさらに増幅されることでしょう。お客様への商品セールスも、より一層執念深くなるかもしれません(笑)。

午後の稽古では、本日午前中に総監督が出向いてきた5月のイベント会場下見の報告と、確定している来年度のスケジュールについての説明がありました。5月12日(土)の「ハートランドチャレンジフェス(仮)」参加から始まり10月の第20回公演まで、これまでにないほど沢山の予定が並びました。「ほぼ毎月じゃないですか!」「これはすごいことになってきましたね」と劇団員も目を丸くしていました。これらの予定の半分以上は、他の団体からのご依頼を受けての活動です。必要とされてそれに応じることができるのは、大変嬉しくもありがたいことです。「乗り切れるようにしないと」「体調管理もしっかりしないとですね。心も体も」団員たちもそんな状況を真摯に受け止め、しっかりと周囲のご期待に応えられるようにと気を引き締めていました。

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その後は5月イベントで再演を予定している「ボーダーライン」に備えて、作中の配役に準じた即興芝居の訓練を行いました。まだどことなく「影の舞台」の余韻が染みついている心身を、再び「ボーダーライン」のキャラクター表現に切り替えていくためです。与えられる状況は、本来の物語に描かれていない時間であったり、存在していなかった場面ばかり。役者たちは「自分のキャラクターならこう接する」「こんな特徴を忘れないように演じる」といった基本を確かめながら、何が起こるかわからない即興芝居の世界に身を投じていました。実はこの、自分のキャラクターとは何なのか?この状況で何を考えどう行動すべきか?といった心の動きは、脚本に整理されたセリフを読む際にも存在すべきものなのです。稽古でこそ、同じ場面を繰り返し練習しますが、物語の中で生きているその人物は同じ場面を繰り返しません。全てが初めて見て、耳にする世界。そんな現実味を表現するには、常に即興芝居のような駆け引きや思考の蠕動が必要なのです。

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即興芝居を行うと、少数の人物が際立った演技で話を引っ張り、他はそれに付随するような展開になることもあります。先頭に立って演じられなかったから、即興芝居としてダメだったということはありません。控え目に存在することで、物語のバランスが取れたり、突出すべき(突出し始めた)人物をより引き立たせることができるという重要な役割があるからです。即興芝居=目立たないとダメと考えしまう人もいるようですが、演出からは全体のバランスにおける必然性が重要であるという、お芝居としての基本について振り返りがありました。

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今日の即興芝居では、序盤はキャラクターが不安定であっても、話が展開していく中で次第に軸が太くなっていくような展開が多かったです。すでにボーダーラインに登場してくる人物の特徴や思考パターンなどのイメージが共有されているからこそ、演じている役者がお互いにそういった特徴を強化していくことができていたようです。時に周囲に振り回され、逆に思い切り場を乱したり、周囲との連係とバランスを無意識に整えつつ、演じている時間を楽しむ。そんな即興芝居をみんなで作ることができました。

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さて、今年度の活動も残すところあと1回。様々な活動が控えている新年度に向けていい時間を過ごせるように頑張ります!

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