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4月18日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 18.2019 稽古レポート
周知いたしましたように、てあとるみのりはお陰様で活動開始から満11年となりました。振り返ってみると色々なことがあった11年間でした。きっとこの1年にも色々なことがあるのではないでしょうか。すべては支えて下さっている皆様の温かいお心があってのことです。団員一同感謝を噛み締めながら、日々の活動に力を注いでまいります。

さて、そんな記念日を迎えてすぐの4月18日。大女優がいきなり大遅刻をするというハプニングからスタートした制作部。このところ続けて取り組んでいる新作グッズの研究開発を引き続き行っています。かなり具体的に形が出来上がっており、今週は完成までの作業をどのように分担するかを意識しながら試作を続けました。作業を円滑に、参加者の手が空かず、そして安全に進行できるような工程を考えながら、この日も2つの試作品が仕上がりました。作業工程だけではなく、形状はこれでいいのか、どう工夫すればうまく表現できるのかといった技術的な要素も検証しています。

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ちなみに、1時間以上遅れてきた大女優には専売特許ともいえる編み物スキルでパーツを作ってもらう予定でしたが「かぎ針を忘れた」という大失態が発覚。仕方ないので制作が持っていたかぎ針を貸して、昼休みまで作業を続けてもらいました。大女優本人も「(グッズ作りを)やりたいです」という執念のようなものを見せてくれていました。次回からはそのエネルギーを遅刻しない方向に向けてもらいたいところです。

午後にも改めて11周年達成の話、何点か情報が解禁された内容についての再確認が行われました。「今のうちに情宣できることもあるよね」「DM発送のラベル作りや挨拶文は作れるんじゃない」など、この時点で早くも宣伝活動に意欲を見せる団員がほとんどでした。やはり少しでも多くのお客様にご覧いただきたいという思いは共通のようでした。

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その後の稽古では、萬劇場夏の短編集公演へ向け、イベントのテーマに近い作品の一部分を役者たちでアイディアを出し合いながら演じるセッションを行いました。配役も含めてより良い組み合わせを模索したり、動き方、小道具の配置をどうイメージするかなど、お互いに意見交換をしながら形を創って行きました。そんな中、向かい合うシーンでどうしても一部の人が客席に背中を向けてしまう現象から抜け出せずにいると、演出から「周りの人が動くことで中の人も中央に移動できるから、その後方からの声掛けをすれば前向きになりますよ」といった鶴の一声が。「そうか。そういう発想があるんですね!」と役者たちは目からうろこでした。

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終盤にはいろいろな舞台で見かける殺陣について、ごく簡単な基礎講座を行いました。殺陣には独特の剣の振り方があるため、まずはその理由とイメージを学び、実際に短い模造刀を使って素振りをしてみました。大きく振ってしまわないように意識することが難しく、まずはゆっくりと、肘や剣先の軌道を確認しながらの練習でした。少し慣れてきたところで下半身の動きも意識してみましたが、これもなかなか難しかったようです。もちろん、いきなり次の舞台で殺陣を導入するという予定ではありませんが、役者たちは「できたらかっこいいなぁ」という雑念を糧に、何度も繰り返して練習していました。動機は不純であれ、こういった主体的な意欲はとても大切なものです。

さて、そんなてあとるみのりの次なる公演は8月8日(木)~11日(日)に大塚萬劇場で開催されます「夏の短編集」での2ステージです。そして第22回公演が11月21日(木)~24日(日)中板橋新生館スタジオにて行われます。演目はまだ発表されていませんが、11周年迎え、よりお客様に楽しんでいただけるような作品を目指していますので、どうぞご期待ください!

4月11日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 11.2019 稽古レポート
最近の東京は暖かくなったり急に寒くなったりの繰り返しで、なかなか「春だから暖かくなったね」という声が聞かれません。そんな中でも体調を崩すことなく、劇団員は毎週木曜日の活動に参加しています。では、4月11日(木)の様子を紹介しましょう。

10時から12時にかけて活動している制作部では、先週までの続きで新作グッズの試作を行っています。この日はいよいよいくつかのアイディアが形に仕上がりました。もちろんいきなり商品として採用されるレベルではありませんでしたが「思ったよりいい線行ってるね!」「もう少しここをどうにかできれば」「すごく惜しいところまで来ている」「初めて形にしてこれだけなら、まだまだいける」ととても前向きな手応えを感じることができました。第22回公演では実際に完成した新商品が登場するかもしれません。

午後の稽古。明日は某企業の研修に講師として招かれていますので、その研修の流れとそこで披露する「私たちを知ってもらうため」の寸劇の練習を行いました。社会に出て活動をしていることでこのような機会を頂戴できたことに感謝しつつ、それ故に果たすべき責務を胸に刻みながら、練習を行いました。



いつもの公演に比べれば50分の1程度の長さの寸劇ではありますが、どのように見てもらうか、研修生の視線はどうなるかなどを考慮しながら、何度か繰り返して練習しました。自分たちの身近なことを表現するというのは案外難しいようで、何となくわかっているけれどそれを形にできないもどかしさが存在していました。そこに「もっと自分の言葉で、自分が思い付いたようにやればいいんですよ」「誰かの真似をしようとしなくていいんですよ」という演出からの助言があり、少しずつシンプルながらも雰囲気が伝わりそうな内容に仕上がっていきました。明日が楽しみです。

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その後は研修に参加しない団員も含めて、短い脚本のセッションを行っています。いきなり演出が指示することはなく、まずは配役から立ち方、進め方など、全てを出演者同士で話し合いながら演じる形をとっていました。その上でギャラリーから、出演者から、改善点や気付いたことを出し合い、最後に演出からまず何をどう考えるべきかの振り返りを行いました。

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てあとるみのりの役者陣に限ったことではないのかもしれませんが、ついつい自分のセリフから注目してしまいがちで、そのセリフに至る背景、何らかのきっかけになる出来事や他者のセリフへの意識が低くなってしまうことがあります。そのままの状態で稽古が進むと、単にセリフを覚えているかどうかばかりに意識が傾き、相手との会話や駆け引きを表面的にしかでkなくなってしまいます。稽古中に何度か演出から「このセリフをなぜ口に出しているのだと思う?」「どういう気持ちでこの言葉を言っているの?」という質問が投げかけられることがあります。実はこれこそ稽古時間を無駄にしてしまう元凶。実はこんなことは稽古場でなくても、一人で脚本を読んでいれば考えてこれることなのです。自分のセリフを覚えることに傾倒し過ぎず、同様にセリフ(物語)全体を読み解いていくことが重要なのです。これによって、そのシーンで何をどう表現すればいいのか(しなければいけないのか)を役者全体で共有することができます。まずはそれが全体で提示できる状態で稽古が始まれば、さらに深い部分にまで演出の手が加えられる時間ができます。もちろん、お客様がパッと見た瞬間にこの状況がどんな状況なのか、人物の関係はどうなっているのかなどを理解しやすくなるという大きなメリットもあります。今まであまり主体的に考えることができていなかった部分を、このインターバルで少しでも鍛えようとしています。脚本の見方を変えなければ、演技の質も変わらないということです。

4月4日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 04.2019 稽古レポート
5月からの新元号も発表され、新しい年度となって最初の活動日、4月4日(木)の様子を紹介してまいります。



午前中の制作部では新作グッズの試作を継続して行いました。先週までよりも具体的に、この1週間で収集した素材を使いつつ、どんな材料をどう使えばコストや技術のバランスがよく、なおかついい仕上がりになるのかを吟味しながら作業しています。なかなかイメージに近い材料を用意するのが大変で、出来上がりの大きさや雰囲気からある程度のアレンジも必要になりそうです。この日も「たったこれだけのパーツに120円かけるのはどうかな~」「今度日暮里の店を見てきましょうか?」「もっと安いものがあるかもしれない」「散々百均の棚の前で悩んで使えるかと思ったけれど、どうだったかな?」など、持ち寄った素材で試作した手応えや出来栄えを検証していました。今月中はこの新作グッズの開発が続きそうです。

午後の稽古では、来週予定されている某企業の新人研修講師に備えて、そこで披露する予定の寸劇練習を行いました。第21回公演が終わってから久し振りにしっかりとセリフを入れて演じる脚本に向かい合いました。とは言ってもかなりの短編です。役を入れ替えてオーディション形式で配役を決定しました。

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今回の寸劇はあくまでも研修用ですので、一般向けの公開は行いませんし、内容の解説も控えさせていただきます。普段私たちが演じているストーリー性のあるものとはちょっと違った、研修のテーマに完全に合致させた教材的な寸劇であることだけお伝えしておきましょう。もちろん、だからと言ってやる気なく演じるようなことはありません。「来週の空き時間に練習しておこう」「その時間なら大丈夫」と、役者間で自主練習の打ち合わせを行って、仕上げていく意欲を見せていました。

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まだまだ具体的に公演へ向けた動きが見えてこない新年度の開幕ではありましたが、目の前に迫っているなすべきことに向かって、団員一同力を合わせて取り組んでいるような状況です。ここでの取り組みが後に無駄になることはありません。今日の練習の中でも、普段の演技の練習に役に立つようなヒントを手に入れる役者も存在しました。すべての経験が成長につながるのです。

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3月28日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 28.2019 稽古レポート
28日(木)は2018年度最後の活動となりました。今年度を振り返りつつ、来年度の目標を共有して臨む活動でした。午前中の制作部と午後の稽古の様子をまとめて紹介しましょう。

制作部ではグッズ開発の話し合いを具体的に進めています。アイディアだけではなく試作段階のアイテムや、代替品を持ち込んでイメージの共有を図る団員もいました。お客様が興味を持ってお買い求め下さるようなグッズをどう開発するのか?「自分ならこれは買わないなぁ」「最近の客層から予想すると、これはどうかな…?」「実用性が高い物の方が優先順位は高いんじゃないかな」「デザインが良ければ勢いで買うかもしれない」「合わせて500円までだったら購買意欲を高められるのでは?」「前回公演の客単価はいくらだった?」などなど、物を売るための基本にも触れつつ、真剣な議論が交わされました。



その後は、今のところグッズ候補に挙がっている新アイテムの試作と、作業工程の確認を行いました。一人の団員の技術に頼りすぎてしまうと、生産力も落ち、その団員の負担だけが増えてしまう恐れがあります。それを極力回避しつつ、全体でクオリティを上げて行けるような工夫をあれこれ考えているところです。

午後の稽古では、まず今週承認された来年度事業計画の説明と、具体的に目標とするべき数値の共有が行われました。今年度取り組んできたことが継続されるというのが基本形です。もちろんさらに成長していく必要はありますが、達成できないような数字ではないのではないかというのが、全体の所感でした。

後半は短いシナリオを3人一組になって、状況や人物設定などを演者同士で考えて仕上げていくセッションを行いました。用意された脚本には細かい設定やト書きと言われる状況説明が一切ありません。なぜこんな状況になっているのか?人物同士の距離や関係性などまで自由に考えることができます。今回は2チームに別れての話し合いと演技の練習となりましたが、両チームとも独自の発想で状況を考え、配役を決めて練習していました。

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最後はお互いのチームの発表を行い、それぞれ感想や気付いたことを語り合う時間となりました。「設定のアイディアがよかった」「まさかこの人をこの役に置いてくるとは思わなかった」「同じ脚本なのに全然違う話になって面白かった」といった称賛の声もあれば、「(演技で)怖がるだけじゃなくて、相手に対してもう少し違った表現も入れられた気がする」「日常的に見かける素のやり取りだった」など、素直に喜べない言葉も交わされていました。表現するには一人だけが理解していたり、やりたいことがあっても不十分で、演者が全員で「何をどう見せたいのか」を理解して、それを達成するために考えながら演じていく必要があります。今回のセッションではその部分が学べたのではないでしょうか。

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来週からは来年度が始まります。少しでも成長した姿を皆様にお届けできるように、毎週の活動で積み重ねたものを大切にしていきます!今年度は様々な方にお世話になりました!2019年度もよろしくお願いします!

3月14日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 14.2019 稽古レポート
すっかり春らしい季節になってきました。日中過ごしやすくなったと感じる団員と花粉症に悩む団員が混在する中、3月14日(木)の活動が行われています。

午前中の制作部では、次回公演で販売するグッズについて具体的な検討が行われています。先週もこの話題が出ていたことを受けて、団員たちはそれぞれがアイディアを持ち寄っての話し合いになりました。「このグッズは定番だから続けた方がいい」「新しい購買意欲を高められる商品を入れないと」「あのプレゼント用グッズならもう少し量を作って販売できるんじゃないか」「他の劇団さんではこんなグッズ展開をしている」「〇〇〇は作ってみたいけれど、コストがかかって、価格も高くなってしまう」など、先週以上に具体的な検討がおこなれていました。てあとるみのりの大女優が手掛けるK&Kブランドに関しても「こういう風にしたらどうかな」「今回よりもスケールダウンした感じがするからよくないのでは?」といった議論が交わされていました。どのような結末になるかわかりませんが、グッズに関しては何か新しい展開がありそうです。

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午後の稽古ではいつもとはちょっと趣向を変えて、短い脚本を自分たちで演出のようなことを担当しながら演じてみるというセッションを行いました。普段は総監督からの演出に耳を傾け、演技の修正や向上を目指していた役者たちが、客観的に他者の演技を見て気になる点を意見交換していくという試みです。

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演出役を担当した役者は「何をどう伝えればいいのか頭を使いますね」「伝えるための語彙が欲しい」「この人はこういう動きをよくしているのかというのがわかった」「伝えることの順番が難しかった」「すごく勉強になった」「演出って大変なんだなと思った」と、いつもとは異なる体験に興奮気味でした。もちろんこれを自分の演技に生かして、何をどうすればどう見えるのか、この人はこんな動きをよくする(どう見せてあげるのか)などをイメージしながら、互いの演技を構築していくようにしてもらうことになります。次の公演用の脚本が正式に決定していないこのタイミングだからこそできる試みです。次回以降も何回か実施する予定です。

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また、この日は近隣の劇場で開催される公演のうち、何らかのつながりがある団体さんの物のものの紹介が行われました。私たちは生活が豊かではない劇団員が多く、彼らは数千円のお芝居のチケットを購入することさえ大変困難です。交通費さえ多大な出費になります。それでも、少しでも縁のある団体さんの公演を見て、何かに役に立ててもらいたいという思いから、情報を共有し、それぞれのお財布事情、スケジュールとの兼ね合いで、各々が観劇に出向くようにしています。本日紹介した情報の中で比較的安価の公演には、4名の団員が予約を入れていました。てあとるみのりの劇団員の中には、自分がここで芝居を行うことよりも、見に行くことの方が困難な立場にある人もいるのです(経済的理由の他に情報弱者でもあるという理由があります)。少しずつでも、そんな壁を低くできたらという思いから、情報の共有を行うようにしているのです。

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来週は木曜日が祝日のため活動がお休みです。年度末を迎え、いよいよ来年度のスタートが近付いてまいりました。少しずつ発表できる情報も増えていくかと思われますので、いわゆるオフシーズンではありますが、このブログやFacebookも時々覗いていただけると幸いです。

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