FC2ブログ

萬劇場夏の短編集「#テントチ」公演・チケット情報(2023年8月1日更新)

Posted by theatreminori on 22.2023 公演・チケット情報
tanpen2023_1.jpg tanpen2023_4.jpg

<イベント名>
折戸通りの小さな夏祭り
萬劇場夏の短編集
「折戸通りの小さなストーリー」

「番外『殺陣祭〜たてまつり〜』大塚夏の陣」

<参加団体>
うるとら2B団
演劇ユニットZANNEN座
演人の夜
劇団ヨロタミ
てあとるみのり
NO DAY BUT TODAY IN ACT
無名劇団
葡萄企画

<イベント日程>※赤字がてあとるみのり出演枠です!
2023年8月
10日(木) 13:00開演/19:30開演
11日(金) 13:00開演/19:30開演
12日(土) 12:30開演/16:00開演
13日(日) 14:30開演/17:30開演
※各ステージ3団体それぞれが30分の短編を上演します
※団体の組み合わせはイベント公式サイトでご確認ください→こちら
★7月末に完売していた日程も追加販売が始まりました!



<上演作品>
「#テントチ~転生したら土地の価値で人の価値が決まる世界だった話~

<作・演出>
椙田佳生

<あらすじ>
常に変化を続ける世界から取り残された、価値のない己の存在を消してしまいたいと願っていた若者が、ひょんなことから異世界に転生してしまう。そこは所持している土地の価値によって人の価値が決まる世界だった。
若者がたどり着いたアカツキ村には、ミカミさんと呼ばれる長老がいた。この長老、村人のどんなお困りごとも、相談すれば解決してくれるという、村長以上に頼りになる存在で、若者のことも温かく迎え入れてくれる。しかし、平穏な時間は長く続かなかった。
アカツキ村の土地を我が物にしようと企む者たちが現れ、若者は異世界での土地価値バトルに巻き込まれていくのだった。
激しい戦いの末にたどり着く先は、天か、地か?

<出演予定>※2023年7月22日現在
岡島世里奈(ThreeQuarter)
國澤ひとみ
石塚美穂
久慈知香
橘剛
ayumu
長島怜未
中泉けい子

<チケット>★全日程追加販売開始!
S席 4,500円(前方2列、指定席、手ぬぐい・かき氷引換券付き)
    ※事前決済のみ
A席 3,500円(3列目以降、自由席)
    ※当日精算

<チケットご予約方法>
S席  LivePocket→こちら
A席  こりっちチケット→こちら
★全日程追加販売開始しました!

<会場>
萬劇場
〒170-0004豊島区北大塚2-32-22
JR山手線大塚駅北口下車・徒歩4分
都電荒川線巣鴨新田駅下車・徒歩3分

<お問い合わせ>
電話:03-5394-6901
メール:tanpen@yorozu-s.com

<スタッフ>
舞台美術:田中新一
舞台監督:田中新一/塩澤剛史
照明:ヘリウムスリー/竹屋 光浩
音響:島村幸宏/吉田望(ORANGE COYOTE)
宣伝美術:みき(未来猫)
票券:城田菜々子 
企画・制作:萬劇場/チームまん〇
主催:萬劇場

<協力>
拳士プロジェクト/合同会社士言堂/劇団たいしゅう小説家/鈴木克彦/折戸通り商栄会/イトーフラワー/暁不動産/わたや/理容小鳩/石田家/(株)マスミ東京/ペンギン堂雑貨店/シネマハウス大塚

6月22日の「#テントチ」です。

Posted by theatreminori on 22.2023 稽古レポート
先週短編集へ向けての脚本が配布され、今週からいよいよ稽古モードです。なんと午前中に基礎練習を実施して午後の稽古に備えるという、これまでにない流れになりました。

午前11時から正午までの基礎練習では前身の大きな筋肉のストレッチから始まり、てあとるみのり独自の早口言葉入り朗読劇の回し読み、外郎売の読みを実施しました。ここしばらくは稽古前のウォームアップは各自で自由に行っていたため、しっかりと時間を確保してみんなで同じ題材を使って練習るすることがほとんどありませんでした。「久しぶりに読むと読めなくなっている!」と己の退化にショックを受ける団員もいました。

13時からは先週配られた「#テントチ」について、それぞれが思ったテーマや表現したいことの共有を行ってから、脚本から数シーンの読み合わせを行っています。最初はその場で読んでいるだけでしたが、何となく立って動いてみようという流れになり、各自が自由に動きながら読み合わせています。当然ですが立ち位置や体の向きの調整は一切していない状態ですので「あれ?どこからでるんだっけ?」「こっち?どこ?」といった噛み合わないシーンも多々ありました。それでも何となく「このシーンはもっと動かないと面白くならないみたいな気がする」といった認識もでき、今後の稽古につながりそうな手応えがありました。

本日は16時までの稽古だったので社会人枠の出演者の参加はありませんでした。代役を入れながらできるシーンを演じたという印象です。本番までの稽古日程も配布され、早くも週末には休日稽古もスタートします。スケジュールを形にしてみると「もうこれしか(稽古が)ないのか」という意識が強くなり、それぞれの稽古へ望む動機付けも高まりました。

また、萬劇場夏の短編集は去る20日よりチケットの販売もスタートしております。宣伝に関しても「自分たちでやらないと」という意識が今までより強く、先週に引き続き「チラシあと20枚ください」「まずはどこから回ったらいいですかね」など、主体的に宣伝活動の打ち合わせも行うことができました。総監督からも全体で目指すべき最低ライン、イベント運営側に対して果たすべき責任水準の説明があり、より一層目標がはっきりした様子でした。あとはこの努力が成果に結びつくことを祈るばかりです。

萬劇場夏の短編集のチケットご予約、ご購入は→こちらから!

6月15日の「#テントチ」です。

Posted by theatreminori on 15.2023 稽古レポート
いよいよイベント情報も全面的に解禁され、「#テントチ」が動き始めました。その御話の前に、今月の前半を振り返っておきましょう。

6月は1日(木)、8日(木)の午後はともに劇団員が状況設定と展開を考えた短い物語(ワンシーン)を演技として仕上げていくワークショップを実施しました。課題は「どう見せるのか」「どう見えているのか」の意識をもつことです。いわゆる演出的な視点、思考をもって自分や周囲の演じ方を考えるという練習でした。

tDSC_0205.jpg

これがなかなか難しく、どうしても演技(表現)のベクトルが舞台の内側に集中してしまいました。つまり目の前の相手とは没入感を持って向き合って演技を頑張っているのですが、肝心のお客様にはその表現が向けられていないということです。客席からの視点を持つことと、他者の演技をどう引き立たせるか、お互いに何をどうやって表現したいのかの共有がなかなかできませんでした。日常的には自然な体の向きも、演劇というパフォーマンスになると逆に不自然になってしまうことを、ひとつひとつの事象を例に挙げて振り返りました。

tDSC_0209.jpg

演出がいない状況であれば、このように自分たちで見解をかわして、何をどう見せるかのプランを作り、アレンジしていかなければいけません。実はこれは稽古に臨む姿勢そのものでもあります。効率よく効果的な稽古を行うには、全て演出とのやり取りだけに期待してはいけません。役者同士でコミュニケーションを取りながら、ある意味勝手に演技を修正、発案していかなければいけないのです。この準備ができていれば稽古で演じる際のスタートラインをぐっと押し上げられ、同じ稽古時間でもものすごく質を前進させることができます。2週にわたってそのやり方と感触を演習しました。

tDSC_0233.jpg

そんなトレーニングを経て、いよいよ15日(木)の稽古で、萬劇場夏の短編集上演作品「#テントチ~転生したら土地の価値で人の価値が決まる世界だった話~」の脚本が配本されました。事前にあらすじやプロット、作品テーマなどの説明を受けていたにもかかわらず、脚本を手にした団員はものすごく真剣に中身に目を通していました。

tDSC_0238.jpg

その後は既に配役が決まっている(当て書きされている)役者、役が確定していない役者、短編集には出演しない役者全員で、まずはどんな雰囲気なのか、どのぐらいの長さなのかを理解するために読み合わせを行いました。今だからこそできる役、あえて挑戦的な役など、確定していない役者は楽しみながら読んでいました。脚本の長さが予想通り、数分間長かったことが、今後の改善点です。

tDSC_0237.jpg

この日は萬劇場夏の短編集の宣伝用チラシも配布されています。劇団員は自分が宣伝に行ける相手、郵送する相手をイメージして、まずこの段階で欲しい枚数を申告してチラシを持ち帰っていました。

さてさて、そんなわけで、萬劇場夏の短編集2023のチケット販売開始は6月20日(火)です。てあとるみのりの上演スケジュール、ご予約のリンクなどは、近日中に特設ページにてご案内いたします。どうぞお楽しみに!

 HOME