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11月8日の「ボーダーライン(Satellite)」です。

Posted by theatreminori on 08.2018 稽古レポート
東京は11月に入ってもあまり寒い日がなく、しかも時折雨が降るので極端に空気が乾燥しておらず、何となく過ごしやすい毎日が続いています。そんな11月8日(木)午前の制作部、午後の稽古の様子をお届けします!

まずは午前中の制作部です。先週に引き続き、第21回公演で販売するグッズのアイディアを出し合っています。この日は都合により参加できなかった団員も、事前にメールで案を提案していたので、様々なアイディアが交流する話し合いになりました。さらに、毎公演恒例になりつつある、来場者へのサプライズプレゼント企画についても話し合いが行われました。まだ脚本の内容が決まっていませんが、何となく大きなテーマで考えて、紙で作った試作品を持ち込む団員もいました。早い段階から具体的な造形まで提示してもらえると、議論も深まり、公演までにはかなりの品質(ユニークなアイディア)に到達することができます。今回は期待できそうですよ!

午後の稽古では12月14日(金)公演予定の「ボーダーライン」の脚本の再編集版が配布されました。先週の稽古でも一度脚本が渡されていますが、少し時間がイベントで割り振られた枠から超過していたことと、一部のキャストに変更があったこともあり、この1週間でさらに改編がなされたからです。どこがどう変わったのか?これまで「ボーダーライン」を何度も演じている団員達も興味津々でした。



早速これまでの脚本との違いに留意しながら、全体で読み合わせを行いました。読み合わせといっても、さすがに何度か上演している演目だけあって、実際の動きやダンスも交えての、ほぼ通し稽古のような状態でした。途中である役者が手にしていた脚本を落としてしまい、その拍子で脚本がバラバラになり、床に散乱するというアクシデントが発生しましたが、誰も芝居を止めることなく(思わず笑ってしまう状況でしたが)何とか物語を進行させていました。脚本を散乱させてしまった役者本人は、唐突なアドリブで相手役に向かって「何をする!」とクレームをつけていました。念を押しておきたい事実としては、脚本を落としたのは相手役のせいではないということです。周囲は大笑い。本人は相当混乱していたのでしょう。

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通して演じてみると、想定していた長さにピッタリ収まっていました。物語を随所で短くしたことによって内容が薄まることはなく、密度がより濃くなったことで面白さが増加していました。演じた本人たちも「コンパクトになっていてわかりやすいですね」「でもちゃんと響くところは響きますね」「テンポがよくなりました」「あっという間に感じました」などと、手応えを感じていました。あとは演技の質を高めて、凝縮された脚本の魅力を引き立たせることです。残りの稽古回数も少ないので、気を引き締めて臨んでいくことを確認し合いました。

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これで「ボーダーライン」は2017年に初上演した際の80分サイズ、その後にイベントで披露した45分サイズ、さらに70分サイズに加えて60分サイズがラインナップされたことになります。皆様から多くのリクエストを頂いているからこそ、これだけのバリエーションを有する、まさにてあとるみのりの代表作として育ってきました。皆様に育てていただいた作品に、それぞれの思いを込めて、12月14日(金)の舞台を精一杯演じ切ります!是非、日本精神障害者リハビリテーション学会の東京大会サテライト企画に足をお運びください!入場無料です!

学会の詳細は→こちら

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11月1日の「ボーダーライン(Satellite)」です。

Posted by theatreminori on 01.2018 稽古レポート
気が付けば11月です。「こころまつり」「ボーダーライン」がすぐそこに迫っているだけではなく、その先には第21回公演も待っています。「案外時間がないですね」と再認識しながらも、今年のハードなスケジュール進行の中では、何となくまだまだ大丈夫という気持ちになってしまいます。慣れとは恐ろしいものです。その慣れが油断やマンネリにならないように、しっかりと一歩一歩進めていくしかありません。

制作部では第21回公演で販売するグッズの案について検討が行われました。まだ具体的な演目が決まっていないので、細かい商品のデザインやコンセプトまでは話し合えませんでしたが、前回好評だったグッズをさらに良くすることをベースに話し合いを進めました。また、前回は直前まで開発を進めながらも、残念ながら没になった案もありましたので、今回はさらにグレードを上げて実際にラインナップされることを目指すための、意見交換も行われました。



話し合いの中で、原材料に剪定した木の枝を使ってはどうかという驚きの提案もありました。十分に乾燥させていない木の枝を使うと虫が出たり腐ってしまう恐れがあるという周囲の意見で却下されています。冷静に考えると奇想天外なアイディアですが、こういった大胆な提案から、思いがけない名作が生まれる場合もあります。そのための話し合いの場なので、どんどん突飛な意見を出し合ってもらいたいです。

午後の稽古は12月14日(金)に再演される予定の「ボーダーライン(Satellite)」の脚本読み合わせと、劇中に登場してくるダンスの振り付けの確認を行いました。セリフ、動き、ダンス共に約半年ぶりの実践となりましたが、さすがに何度か繰り返している舞台だけあってどの役者もスムーズに演じていました。

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全員が稽古に参加できたわけではないので、代役を臨機応変に交えての読み合わせでした。さっきまで自分の役をやっていた人が、すぐにその相手役の相手役を演じたり、ひとつの役を数人で受け渡しながら演じたり、てあとるみのりならではの対応力で冒頭からラストシーンまで演じ切りました。途中ではつい気が抜けてしまったのか、相手に呼び止められるセリフに対して、完全に普段の自分の心理状態で「あ、はい」と応じてしまう一コマもあり、笑いを耐えながら乗り越えた個所もありました。そんな雰囲気の中で「ボーダーライン」を懐かしみつつも、自分の感覚として物語と役を再生していく作業は、ある種の熟練の領域を感じさせてくれました。

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ダンスの練習では少しだけ「あれ?忘れてる?」というパートがありながらも、すぐに記憶と感覚が取り戻され、ほとんど全員が振り付け通りのダンスを踊れるようになっていました。「あとは手の動きのタイミングをみんなで合わせる練習ですね」「カウントよりも歌詞に合わせた方がいいですね」などなど、すでに細かい練習をにらんだ意見交換がなされていました。

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今週はひたすら「ボーダーライン」でしたが、11月17日(土)には「第23回こころまつり」への参加も控えています。こちらはわずか15分間の幕間パフォーマンスになります。とは言え、何の準備もしないで臨めるはずもなく、少し実践的な練習をしておかなければいけませんので、次週からはその動きも入ってくる予定です。2月へ向けて、マルチに活動していきます!
「第23回こころまつり」の詳細は→こちら!


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