6月25日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 25.2015 稽古レポート 0 comments
6月最終の木曜日。制作部ではグッズ試作期間の最終週。稽古では脚本完成までの最終週。いずれも大きな山場となりました。特に、駆け込み感が強かったのは制作部です。改良を重ねてきたグッズ案をプレゼンする最後の機会ということもあり、参加者は緊張感とやる気に満ち溢れていました。今回提案された新しい商品案には、まだまだ改善が必要なものがありました。それでも是認で協議する中で、新しい可能性を吹き込まれ、さらなる進化を予感させてくれました。今回の公演に限らず、今後のグッズ作りのバリエーションの一部になっていくことでしょう。

グッズだけではなく、早くもチラシデザインの案も提出されています。タイトルも確定していないのに…と思われるかもしれませんが、すでに稽古では試作の脚本を使用していることと、主宰者から公演のメインテーマ、コンセプトが語られていることを受けて、制作が一足早くサンプルを用意したのです。今回はいつになく迅速な動きです。このアイディアに対しても制作部の中で様々な意見、提案がありました。同様に、衣装のイメージも話し合われました。脚本が完成する前から、想像力を刺激しながら取り組んでいる制作部でした。

午後の稽古も脚本完成を目前に控え、提供される試作脚本も中身が濃くなってきました。毎週違った展開であったり、異なるキャラクター設定が施されている試作脚本は、役者にとっても大きな楽しみの一つのようでした。物語の展開の都合上、今週からやっと出番が回ってきた役者もいました。意表を突く展開に笑いが起きることもなんどかありました。

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読み合わせた後には脚本家と役者で役の報告性、手応えについてじっくりと話し合います。物語の中でどのようなポジションにすべきか?何を抱えて存在する人物なのかのイメージすり合わせです。ここでのセッションを基に、最後の修正と新たな執筆を施し、脚本は完成します。もちろん、脚本家だけが役者の要望や演出的事情で頑張るわけではなく、役者も役の特徴をもっと出すにはどうすべきか、展開の中で浮いてしまわないようにするにはどうするのかなどを、しっかりと考えてくることになります。みんなでひとつの物を創っているという一体感があります。

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そんなわけで、次週から7月の活動。11月の公演まであっという間に過ぎ去ることでしょう。まずは脚本の配布で、それぞれがギアを一段階上げることになりそうです。


6月18日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 18.2015 稽古レポート 0 comments
梅雨空が続く6月18日。午前中の制作部では今月のテーマであるグッズの試作案のサンプル検討が行われています。新たに試作されたアイテムを手にした団員からは「これはかわいい!」「クオリティ高くなった!」「これなら売れるはずだ」と前向きな評価が語られていました。デザインそのものだけではなく、機能性やコスト面まで意見交換がなされ、これまでのグッズ作りとは一味違う話し合いが続いています。このままいけばこれまでの公演よりも良い品質のグッズをお届けできそうです!

午後の稽古では試作脚本の第6稿(抜粋)が読み合わされました。今回の改訂では初っ端から大きくやり取りが変わっている他、これまで未確定だった人物の個性が刷新されていたりと、大きな変化が見られました。ある程度は配役を見越してアレンジが入っているようです。表面的には変わり者で面白そうな役に見えて、物語の中での存在としてちょっと深く考えてみると、どう表現していいのか難しくなった人物も存在しました。ひとりひとりの役者と脚本家が、読んでみて、演じてみての感想と、物語全体の中での役どころ案、これからのキャラクターの個性の方向性などの意見交換が交わされ、これがまた次の改訂に反映される予定です。

まだまだ物語の全貌も明らかになっていない11月公演。配役も決まったように見えて、まだまだどんでん返しが潜む可能性もあり、役者も脚本家も気が抜けない状態です。週に一度だけの稽古で得られた、ひとつひとつの偶然や必然が、どんどん新しい物語を創っていくのです。制作部のグッズ作りに負けないように、試行錯誤を重ねながら、品質の向上を目指しています。脚本完成前の稽古でも無駄にはできません。

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なお、11月公演では、この春にてあとるみのりに加わった若い団員も舞台に立つ予定です。本日の稽古写真にちょっとだけ写っているかも…?いったいどんな人物なのか?作品のタイトルと併せて、近いうちに皆さんに正式にお知らせします。お楽しみに!

6月11日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 11.2015 稽古レポート 0 comments
6月の制作部のテーマは「グッズ案を試作する」です。この日の制作部でも実際に作ってきたサンプルを持ち寄り、それぞれの特徴を吟味、新しい開発方向を模索しました。少し違った用途で提案したアイディアが「こんな使い方もあるんじゃない?」という誰かの一声で、新しい可能性を拡張する場合があります。制作部の面々の話し合いもこれまで以上に活発になり、有機的な効果が生まれている印象です。もちろん、ここで話し合われたこと、持ち寄られたサンプルは稽古の時間に役者にも伝えられています。残り約半分の6月で、新しく採用されるグッズが生まれるのでしょうか?楽しみですね。

ここ数週の稽古前の申し送りでは、団員が最近見た芝居の観劇報告の時間が設けられています。この日紹介されたのは劇団東京ペンギンさんの「東京ファントムランド」。もう一本はD.C.top-hatさんの「Knights~童女ニーナと約束の月夜」でした。いずれも役者の役作り、舞台全体としての見せ方など、刺激になる点がとても多く、「とにかく楽しんでやっているという印象」「物語に感動できた」「やはりストイックにやっていかないとダメなんだなと痛感」などの感想が出ていました。「こうして話をしている間にもどこかで誰かが舞台に立っているんですよね」「自分の世界が広がった気がする」と、新しい刺激との出会いが、自分の世界を変えていく実感を得ている団員もいました。他の団体とはできること、目指すものも違っているのは当然でしょうが、共通していることは「お客様に楽しんでいただきたい」という思いです。私たちもそれを強く意識して舞台を創っていきましょうと誓い合いました。

そんな今日の稽古では、試作脚本の読み合わせが続いています。先週までとは異なったシーンの読み合わせです。これまであまり表に出てこなかったキャラクターの活躍もあり、読み合わせでは演じる側にも、見ている側にも新たな発見がありました。自由な雰囲気の中で、のびのびと演じている印象でした。役者の中には先週に引き続き自らアイディアを提案してくる者もいて、脚本家にとってはうれしい反面、調整が大変になりそうな予感です。しかし、こうやってみんなで創っていく感覚はとても貴重なものです。この感覚を持続できると面白い舞台になりそうです。


ポーズゲームのひとコマ。

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読み合わせの様子。悩んでいるシーン?

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先ほどと同じポーズの女優がいます。

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前作で八百屋としてデビューした彼もまた新たな役に挑戦?

6月4日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 04.2015 稽古レポート 0 comments
6月に入って最初の活動。午前中の制作部では先週の話の通り、グッズの具体案を持ち寄っての検証が行われました。すでに製造が決まっている定番アイテムに加えて、今作のテーマや雰囲気にあったアイディアはないものかと、1週間考えて、試作したり、素材を手に入れてきたものがテーブルに乗りました。「ああ、こういうものなのか」「思ったより薄いですね」「このままでは難しいけれど、もう一工夫すれば…」「あれにくっつけてみたらいいんじゃない?」など、現物を手にすることでアイディアが膨らみ、次の試作や思案につながりました。充実した話し合いが出来たようです。6月中はこのような時間を重ねながら、商品化へ向けた創意工夫を続けていきます。

午後の稽古前の申し送りでは、先週観劇してきた団員からの感想報告がありました。その中で、やはり大切なのは役者の演技、集中力、それが作り出す世界の空気であって、照明、音響、舞台装置や衣装は、それを引き立てる補助的な役割であること。素晴らしい脚本であっても演じる人の力量次第でつまらない作品になってしまうことへの気付きが確認されました。かねてからてあとるみのりの課題になっている「役者の演技力・表現力」の重要性を改めて共有しました。

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思いも新たに臨んだ稽古。久し振りにセリフゲームを実施。さらに新しい取り組みとして、音楽に合わせて自由に動き続ける訓練を実施しています。4分ほどリズムやメロディに合わせて自由に動くだけではありますが、決められた振り付けを覚えてなぞるのではない、感覚と発想に基づいた表現を実施することで、演技の訓練としての効果も高いはずです。そして、4分の動きであっても非常に疲れます。特性上、普段活動量が少ない団員が多いため、これも体力面の訓練として重要です。

後半は試作脚本を使っての読み合わせです。先週に引き続き配役を何度も入れ替えながら実施しています。先週の段階では登場していなかったキャラクターが追加されてたので、役者たちは演じることも見ることにも、高い興味を持って取り組んでいました。自分で思いついたアドリブを「この間に3回言ってもいい?」「ここは後ろで動いていてもいい?」と積極的に申告してくる役者もいました。まさしく楽しんで演じているという状態です。

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稽古の終盤には、今回の作品の構想と、現段階での話の展開が主宰者より語られました。それぞれが刺激を受ける同時に、そんな世界の中で自分はどんな役を演じ、どのようなレベルまで己の演技を引き上げられるのかという期待と不安を強く感じていたようでした。さて、まずこの脚本はどんな方向に育つのでしょうか?今の時点で一番期待と不安に苛まれているのは、執筆中の主宰者であることは間違いないです。

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