12月22日の「TRIGGER」です。

Posted by theatreminori on 22.2016 稽古レポート
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てあとるみのり第17回公演「TRIGGER
2017年2月24日(金)~26日(日)北池袋 新生館シアターにて

公演情報特設ページは→こちら



12月22日(木)活動は2016年最後の活動でした。この一年間、てあとるみのりでは公演以外にも様々な体験を共有できました。多くの方に感謝しつつ、来年以降もこのつながりを大切にして、さらに多くの方々と体験の共有ができるように励んでいきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

そんなこの日の制作部では、グッズ作りの継続と、一部の役者の衣装合わせが行われています。グッズ作りでは「あ!間違えてしまいました!」「もっと丁寧に!」「指に黄色いインクが付いてしまった」など、多少のアクシデントがありましたが、まずまずの進捗具合です。衣装の方は「まさにこんな感じですね」「ちょっと地味すぎるよね」「もっと色が欲しいよ」「これは…サイズが??」など、様々な検証が重ねられました。イラストで案を練っていた段階から一歩進んで、現物を役者本人が着てみると、今までOKだと思い込んでいたものに意外なミスマッチがあることを発見できます。NGになったとしても、この時間は全く無駄ではありません。

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グッズに関しても衣装に関しても、まだ公演前ということで詳細をお届けできません。画像を見たい、情報を知りたいという方にはご不便をおかけしますが、今しばらくお待ちください。グッズに関しては公演が近付きましたら情報を公開いたします。

午後の稽古も当然ながら年内最終回です。そしてこの日の稽古を含めて、残りの稽古回数は8回です。「そろそろセリフを(完全に)入れないと…」「いつでも通せるようにしないと」といった焦りにも似た声が聞かれるようになりました。今回は明確にこの日までに脚本を手放して演じることという制限は設けていません。役者それぞれが自分の経験や感触に基いて、自主的に脚本を手放す日を迎えてくれればそれでいいというスタンスです。この日の稽古では先週よりも多くの役者が脚本を手放して演じていました。甘んじることなく、歩みを進めているようです。

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その一方で、自分自身のやるべきことだけに固執して、この状況がどのような状況であるのかの意識や、相手が放ってきた感情・表情を受け止めることを忘れてしまう役者も見受けられました。こうなってしまうと個人の出来栄えだけを見れば完成度が上がっているように見えても、周囲の役者(登場人物)たちと同じ世界や時間の中で同じものを目にしているように見えないという錯誤が生まれてしまいます。全体として描こうとしているもの、伝えようとしている物がバラバラになっているのが、見ている物に伝わってしまうのです。演出がすかさずそれを看破し、一つひとつの稽古に向けて準備すべきことの質と量の不足として役者全員に指摘、個々が次の稽古までに克服することを具体的に伝えることになりました。

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役者たちは早速、今まで不足していたお互いの意識の共有を図るため、この場面はどんな場所なのか?このアクションの効果はどんなものなのか?そもそもこの人はどうしてこんなことになったのか?などの意見交換とすり合わせを行っていました。「今までイメージがバラバラだった」「そういうことか!イメージできた!」などなど、少しずつ話も盛り上がり、世界観の共有と併せて、役者同士の絆も深まったようです。ひとりではなく、みんながひとつになって創る舞台だからこそ、こういった思いの共有と表現の意図の理解が必要なのです。年明けの稽古が楽しみになってきました!

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12月15日の「TRIGGER」です。

Posted by theatreminori on 15.2016 稽古レポート
てあとるみのり第17回公演「TRIGGER
チケット販売中!チケットご予約専用フォーム



本日は業者にお願いしていた第17回公演のフライヤー(チラシ)が納品される日でした。納品と言っても、先方が送り届けてくれるわけではなく、我々が自ら引き取りに行く必要があります(経費削減のため)。午前中の制作部の時間に別働隊が池袋駅前の印刷業者まで出向いて、台車で運搬しました。すでにデザインは確定しており、Web城でも閲覧可能なフライヤーですが、やはり紙という媒体に綺麗に印刷された現物は特別な存在感を放っています。完成したデザインは1パターン。しかしこのデザインに至るまで数多くの試行錯誤と細かい修正作業が繰り返されました。納品されたフライヤーを手に取る瞬間は、その成果が形になった瞬間なのです。

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一方の制作部は先週に引き続きグッズ作りを行っています。丁寧な作業が求められるため、集中力が重要です。時々休憩を入れながら、各自が黙々と作業を続けました。その頑張りのおかげで本日想定していた数量はクリアできました。先週は散見されたミスもほとんどなく、団員たちもしっかりと反省を生かして、集中力を高めて作業に臨んでいたようです。

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午後の稽古は別団体の公演に参加する団員が数名欠席でしたので、シーンを選ぶとともに代役を立てながら実施しました。この日の役者たちはウォームアップからいつも以上に元気でした。音楽に合わせて体操をする際に「はっ!」「せいやっ!」「そいや!」という空手のような掛け声が自然発生していました。

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演技の中では、何名かの役者が脚本を手放している姿がありました。まだおぼつかない部分もありながら、いつかはやってくるその日を見据えて、自主的にチャレンジしています。セリフに詰まってしまう役者には、出番ではない役者が「教えてあげるよ」とプロンプターの役割でサポートするという支え合いが成立していました。こういったチームワークの向上も、公演を成功させるためには必要な要素のひとつです。ひとりの力ではできないことが、ここではできるということです。

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脚本を手放した方がいい理由には、動きの演技を表現しやすくなる(その稽古を体験できる機会が増える)という点も挙げられます。演出からも動きの要求が稽古を重ねるごとに増えています。実際に稽古に参加していると、早く両手をフリーにしなければ求められている表現が不可能であるという現実を知ることになります。したがって自ずと少しでも早く脚本を手放すことに努めるようになるのです。このあたりも一種のチームワークです。

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本日の稽古が終わり、残りの稽古回数は8回となりました。2カ月ほどの時間があっても、各自の準備をすり合わせる機会は限られています。いかに稽古の時間で得られるものを大事にするか?次の稽古へ向けた充分な準備を行えるか?こういった当たり前のことがより一層重要になってきます。それに取り組んでいる時には「つらい」「厳しい」「大変」と感じる瞬間もあることでしょう。しかし、その先にある楽しさを想像するとともに、これだけ己がやるべきことが存在する充実した毎日を過ごせることへの幸福を実感しながら、次の稽古に向かっていきます。今日は稽古前にそんな話題を共有しました。またひとつの引き金が引かれたわけです。

第17回公演「TRIGGER」公演・チケット情報(2月25日更新)

Posted by theatreminori on 15.2016 公演・チケット情報
TRIGGERチラシ表 チラシ裏

てあとるみのり第17回公演「TRIGGER 脚本・演出/椙田佳生

<日程>
2017年2月24日(金)~2月26日(日)

<会場>
北池袋 新生館シアター

<日程詳細・残券情報>
①2月24日(金)19時開演 残券:× 完売しました!
②2月25日(土)14時開演 残券:△
③2月25日(土)18時開演 残券:○
④2月26日(日)13時開演 残券:× 完売です!
⑤2月26日(日)17時開演 残券:○
 ※開場時刻は開演時刻の30分前です
 ※残券表示…○余裕あり △残り少ない ×売り切れ

<チケット代>
1名様 1,500円 →お申し込みフォーム

<あらすじ>
週刊少年「ステップ」で一世を風靡した人気漫画「逆転トリガー」を連載している「鬼河原ぽえむ」が、締め切りを直前に控えたある日、仕事場から姿を消してしまった!鬼河原の行方を探すアシスタントたちの前に、編集の担当者が原稿の受け取りにやって来てしまう。果たして鬼河原先生はどこへ消えたのか?「逆転トリガー」の原稿は間に合うのか?奇跡の逆転は起こるのか?
―てあとるみのりが描く、あるひとつの漫画作品に関わる人々が織りなす人間模様!


最新予告編動画!2月14日公開!




チケットデザインは本に挟まっているアレ=「スリップ」デザイン!

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毎回チケットデザインにも趣向を凝らすてあとるみのりが今回皆様のお手元にお届けするチケットは、本屋さんで新品の本を買うと挟まっていて、お店の人が抜き取ってしまう販売・発注管理のためのカード「スリップ(短冊)」をモチーフにして製造しました。物語の題材、登場人物が漫画に関わっているため、単行本の間に挟まっているアイテムとして着想しました。お買い上げいただいて初めて抜き取られる(お手元に渡される)という性質もイメージが合致しています。本物のように折り返しの2枚構造ではありませんが、半券切り離し後は純粋に本のしおりとしてご活用可能です(前回も使用後にしおりに加工できる仕掛けを施しましたね)。

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いつものように台紙からの切り出しとミシン目入れはもちろん、先端の半円部分もすべて手作業でカットしました。制作の魂込めた力作をぜひお手元に!終演後も末長くご愛顧くださいますと嬉しい限りです。

カラーは5色。てあとるみのりのマスコットキャラクターであるジョッピーのファミリーになぞらえました。どの色がお手元に届くのかはランダムです。もしご希望がございましたら、ご購入時、または当日の受付ご精算時に団員にお申し付けください。在庫がある限り対応させていただきます!



今回もオリジナルグッズ販売します!






12月8日の「TRIGGER」です。

Posted by theatreminori on 09.2016 稽古レポート
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てあとるみのり第17回公演「TRIGGER」
2017年2月24日(金)~26日(日) 北池袋 新生館シアターにて
チケットは12月中旬販売開始予定です!



今回の公演の日まで、木曜日の活動は本日を含めて10日だけとなりました。時間はあるのに活動の回数が少ないという状況は相変わらずですが、いよいよ残り10回となってくると緊張感が違います。

制作部ではグッズ作りの継続と、本日入稿予定のフライヤー(チラシ)デザインの最終微調整を行っています。グッズ作りはある程度工程になれている作業もあるのですが、やはり「あ!間違えた!」「やっちゃった!」という失敗の叫び声がなくなることはありませんでした。それでも、以前よりも丁寧に作業できている面もあり、少なからず団員の成長が確認できました。中には風邪気味で頭がボーっとしてしまうのか、「集中できない!」「だめだ!」と苦しんでいる団員もいました。日頃の体調管理と、不調時の素早い回復を心掛けてほしいところです。

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午後の稽古前には、確定したフライヤーデザインが劇団員に公開されました。「おお~!」「○○○っぽい!」と、一同大きな歓声を上げてまじまじとデザインを覗きこんでいました。早速業者に入稿したので、来週には完成したフライヤーが手元に届くことになります。仕上がりが楽しみです。

その後の稽古では今まで稽古していなかったシーンの稽古に重点が置かれていました。特に、人物の感情が変化する重要なシーンでは演出からそのシーンの中で人物が何を感じ何を思っているのかの確認が多々あり、役者たちはそれを演技の構築に反映させていきました。一方で、内面をしっかりと表現するだけではなく、形式的にわかりやすく見せていかなければいけないシーンも存在しており、そのシーンに登場する役者たちには少々別角度からの要求も課せられていました。今回の物語は登場人物の境遇や表現する方向性に大きな差があるということです。演じる側にとっては、いつもの調子で演じていたのでは演出上求められる何かが足りなくなることもあり、その演じ方の見極めと体現が困難のようでした。

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次週の活動ではフライヤーの配布、チケット販売の開始というひとつの節目を迎えます。いよいよ本番が近付いてきたということで、身と気を引き締めながら、みんなで頑張って取り組んでいきます!

12月1日の「TRIGGER」です。

Posted by theatreminori on 02.2016 稽古レポート
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てあとるみのり第17回公演「TRIGGER
2017年2月24日(金)~26日(日) 北池袋 新生館シアターにて
チケットは12月中旬販売開始予定です!



活動日が少なかった11月があっという間に過ぎ去り、早くも12月に突入しました。制作部では先週確定したグッズの最終確認を行い、製造に取り掛かれるものの製造を始めました。あらかじめ材料を購入しておいたもの、これまでに製造のノウハウ蓄積があるものは手分けして作業しました。これまで何度もグッズ製造に取り組んできた経験が製造作業にも反映されており、久し振りの製造作業と言えども、予想以上に順調に進行しました。全体的な品質も少しずつ向上してきているようです。完成まではまだ複数の工程があるのでぬか喜びはできませんが、劇団員の成長を垣間見た瞬間でした。

午後の稽古は時間帯によって参加できる団員が違うので、その時の顔ぶれを考慮したメニューになりました。そのため、脚本の順番通りに出番が回ってくるわけではなく、役者たちはその都度状況を確認しながら稽古に臨んでいました。相変わらず、役者全員が揃う瞬間はまだ訪れていません。しかし、今回の公演から新たに参加するメンバーが加わっているので、いつも以上に稽古場が賑やかに感じます。

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演出からの提案や要望も少しずつ細かく、具体的な物になってきました。感覚的に表現されていたものに対して少しずつ切り込んでいく印象です。役者にとっては演技のプランと実際のパフォーマンスの整合性を常に問われる時間です。何となくで演じてしまっても、すぐに見抜かれてしまうのです。それは重圧や緊張を感じる時間かもしれませんが、この過程を経たことで、キャラクターの基本的な思考、行動パターンが明確になり、それに準じた心身の動きが演技に反映されるようになります。「さっきよりしっくりくる感じです」「そういう路線ならと思って、やってみましたけれど、やりすぎでしたか?」などなど、演じた役者たちからも建設的なコメントが多く聞かれました。

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セリフや心理描写への演出に加え、アクションの指導も入っています。基本的な流れ、取り込んでいるパターン、それぞれの注意点などが実演を交えながら伝えられていました。今日の稽古の中ではそれほどの時間を割けませんでしたが、少しだけでもアクションの演出が加わると、とても大きな変化や進化を生み出せる予感がしました。果たしてどんなシーンにどんなアクションが加わっているのか?いろいろとご期待ください!

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公演までの日数はそれなりに残っていますが、木曜日の稽古回数はもう数えるほどしか残っていません。この稽古場で各自が与えられた演出、実感した感触をしっかりと持ち帰り、さらに自分のものとして育て、身につけて稽古に臨んでいかなければ間に合いません。稽古そのものは団体で行いますが、そのための準備は個人の努力の積み重ねにかかっているのです。


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