てあとるみのり第24回公演 「WALK ON 2WAY」 脚本・演出 椙田佳生 <コンセプト>
20分前後の短編を3本立てでお届け(途中休憩あり)!
ご覧いただく方法は劇場での生観劇と、録画配信による2WAY!
※劇場公演は終了しました! 【感染症対策について】(外部リンク)
第24回公演感染症対策概要PDFファイル <録画配信日程>
2020年12月12日(土)~
12月27日(日) →2021年1月4日(月) YouTubeにて限定配信開始予定
<配信視聴用チケット>
1,000円/枚
※配信視聴チケットのご予約受付は終了しました! <予告編動画>
VIDEO <配信視聴の流れ(Webからのご予約)>
・
ご予約のお申込み (お客様)
→振込先の案内メール
→代金のお振込み(お客様)
→入金確認メール&視聴用URL送信
→視聴用URLからご視聴(お客様)
→2021年1月4日で動画の限定公開終了
★ご入金の確認ができませんと視聴用URLはお知らせできません! ※配信期間中は何度でもご覧いただけます
※YouTube動画再生ができる環境はお客様ご自身でご用意ください
<あらすじと出演者>
作品① 畑にて ある田舎の畑。広い大地、広がる空。そんな景色の中で人知れず繰り広げられるドラマがあった…。
【出演者】
久慈知香(てあとるみのり)
中泉けい子(てあとるみのり)
田中聡(てあとるみのり)
川口和恵(てあとるみのり)
作品② 楽屋にて あるイベントの前座を務めることになった若手お笑いコンビが通された楽屋で何かが起こる…。
【出演者】
岡﨑祐哉
川原晶
村上栞(てあとるみのり)
満園仁美(てあとるみのり)
作品③ 就職活動にて 就職を希望してある会社の最終面接に訪れた若い女性。果たして彼女の就職活動は成就するのか…。
【出演者】
高垣李圭(てあとるみのり)
池見公元
高橋祐紀乃(
劇団GIFT )
岩崎和巳(てあとるみのり)
<動画撮影・編集>
椙田佳生
<照明>
中山信之(
劇団GIFT )
<音響>
椙田佳生
<制作>
石塚美穂
来週は今年最後の12月31日。さすがにステイホームしましょうということで今年の活動は本日12月24日が最終日。制作部・稽古共に元気に活動しています。
制作部では過去に製造したグッズの中で今ひとつの反響だったジョッピーグッズを再生させる案を話し合いました。デザインの問題、価格の問題、製造の品質の問題など、様々な角度から話し合いを行いました。話し合いが白熱してくると各々が「ここをきんきらきんにするのよ!」「ここを締めたら」「耳にリボンを!」「こういうメイクが流行ってる!」などなど自由な案がどんどん出てきました。最終的には「それじゃジョッピーじゃなくなるよ」という原点に立ち返り、冷静に話し合いを続けていました。
午後の稽古では先週配布された短い脚本の読み合わせを行いました。特に演出が入るわけではなく、出演者それぞれが自分の役や相手の役の特徴を考えて演技の質を高める時間でした。短編を短期間でそれなりのドラマにする練習は実践的かつ主体的なトレーニングになります。ただ自分のセリフを読む、自分の役を演じることだけに集中するのではなく、全体の流れや雰囲気を考えながら自分の演技もそれに対応していくことで、今後の演技の質や深みが増してきます。そこに集中すればこそ、些細な表現のずれや場にそぐわない言動が発生すると妙におかしく感じられ、時には思わず笑いが止まらなくなるようなシーンもありました(完全なる役者のセリフミスでもありましたが)。昼の稽古は明るい雰囲気の中で納められました。
昼の稽古の後時間を置いてから、「演劇的な一日」で披露する舞台作品「時空法廷」の稽古が行われました。何度も改稿を重ね完成した脚本が配布され配役も決まりました。早速その脚本と配役で読み合わせを行い、作品の全体像を確かめました。30分までという制限のある短編作品ですので、時間内に収められそうかの見極めもシビアに行われました。また、今回は久し振りにダンスシーンが挿入されますので、そのダンスの練習も行っています。季節はすっかり冬ですが、ダンスに没頭するとすぐに暑くなります。歴代ダンスの中でも一番の仕上がりを目指して取り組んでいます!
最後にお知らせを2点。大好評配信中の第24回公演「WALK ON 2WAY」(有料配信版)の配信期間を2021年1月4日まで延長しました。冬休み期間にゆっくりとお楽しみいただける仕様です。お気に入りの作品をどうぞ繰り返しお楽しみください!(配信視聴チケットの予約受付は終了しました!)
2021年2月13日(土)開催の「
#演劇的な一日in大塚2021 」に今回も参加します。今回は30分間の短編舞台と新設のオンライン部門での映像作品の2作品を出展します。どちらの作品も無料でご覧いただけますので、どうぞお楽しみに。
それでは、2020年もいろいろとお世話になりました。皆様の新年が少しでも良い年になりますようにお祈り申し上げます。また来年お会いしましょう!
ウオツーこと「WALK ON 2WAY」の配信視聴用動画は12月27日(日)までの限定公開予定です。ご予約・お支払い確認後でないと動画のご視聴はできませんので、ご興味ある方はお早目のお申し込みとお支払いをお願いいたします!
ウオツー配信視聴ご予約フォーム さてさて2020年の活動も残りわずかになってきました。午前中の制作部では年末&公演後恒例となっている大掃除と称して、普段稽古や活動で使用しているフロアの床を磨き上げました。膝の調子が悪い団員も、稽古場への日頃の感謝を込めて一生懸命に床を磨きました。いつもは移動させない荷物もすべて移動させて、建物の隅にたまっていた埃や汚れもすっきりきれいにしました。これで今後もすっきりした気持ちで活動に挑むことができそうです!
午後の稽古では演技の基本にかかわるワークショップを実施しました。普段何気なく風景の中で見たり感じている自然の存在「木」「花」「風」などを演じてみるという趣向です。特にアドバイスなく演じてもらうと、風がそよぐ音を口で出したり、短時間であるにもかかわらず様々な状況の変化や植物の一生を表現しようとする役者がほとんどでした。残念ながら、今回のテーマ「自然の存在を演じる」が求めているのはそんな物まねではなく、本当にその存在になりきることです。木がそよぐ現象は必ず何かのリアクションで発生しますから、木が自分から「風が吹いてきたからそよごう」などと発想することはあり得ません。風もまた、自らの意思で吹くわけではありませんので、空気の流れとして存在しなければ本物ではありません。一見すると高度な演技を求められているようですが、人物を演じる際にも客観的な思い込みや予定調和的なパフォーマンスになってしまうと、しっかりとその人物を作りこんで演じているとは言えません。考えなければいけないことは同じです。参加者たちは「難しい」と悩みつつも「発見がありました」「普段から考えないといけないですね」としみじみと振り返っていました。
その後は30分ほどの短編脚本を配役をみんなで決めて読み合わせました。それぞれの特徴や希望を反映させた配役は思ったよりいい感じにフィットしていました。今回だけでは読み合わせも仕上がりませんでしたので、次週の稽古でも引き続きこの短編脚本を読み合わせ、細かい部分の調整をしていききながら、ひとつの表現として仕上げていくつもりです。
午後の稽古が一度終了し、少し時間をおいてから夜には次の公演へ向けた稽古も行われました。こちらはいよいよ脚本と配役が決定する目前です。事前に伝えられていた出演予定人数よりも出演希望者が多いので「どうなるんだろう?」「残れるかな?」とさながらオーディションのような緊迫感がありました。テスト版の脚本を役をどんどん入れ替えながら読み合せました。誰もがほぼ全部の役のセリフを読むことができ、演出からも「新しい発見があった」と意味深な言葉がありました。果たしてどうなることやら…。
第24回公演「WALK ON 2WAY」の劇場公演も終了し、この日は制作部、稽古ともに公演の振り返りを中心に行いました。
制作部ではグッズ作りの工程や品質に関するそれぞれの振り返りが行われました。順調に仕上がった商品もあれば少々時間が足りなかった(数量を用意できなかった)商品もありました。いずれにせよ、今回はいつもの公演とは異なり、多くのお客様に積極的に宣伝をしてグッズを買っていただくというスタイルではなかったので、売り上げの数字を振り返ると何とも反省も評価もしにくい状況でした。ただ、そんな条件の中でも、手を抜くことなくどのグッズにもこだわりを持って取り組めたことは大きな収穫でした。
午後の稽古では振り返りに入る前にちょっとしたワークショップを実施し、役の人物の動作を考えていくことの深さを体験しました。何気ない動作であっても役者本人の動きや思考であってはいけないという、考えてみれば当たり前なのですが実際に突き詰めていくと取り留めのない発想を共有できました。
その後のは本題の舞台公演振り返りです。今回はユニットごとに稽古から本番まで別行動だったので、そのユニットメンバーの構成や関係性に関する感想が多く聞かれました。上手くいった人もいれば思うように機能しなかった人たちもいたという結論ですが、いずれにせよ「もう少し時間があれば」「もっとやっておけば」といった反省が後の活動につながることでしょう。これまでと異なる環境の中で自分自身の至らなさであったり、できる可能性などの発見があったことは大きな収穫です。
少し残った時間では輪になってしゃべらずにジェスチャーしりとりゲームを楽しみました。3密対策を兼ねて採り入れたこの遊び、なかなか盛り上がる遊びです。「んん?」と首をかしげながらもおそらくこれを表現したんだろうなとお題を引き継ぎ、どうにか全員でリレーできました。最後に答え合わせをすると…多少の勘違いが含まれながらも奇跡的に見事につながっていました。全員で大きな拍手をして終了です。
この日は昼の稽古に加えて、少し時間を置いてから夜の稽古も開催されています。来年予定されているあるイベントに向けての稽古です。どんなイベントでどんなパフォーマンスを発信するのか?情報解禁までもう少々お待ちください。
舞台上演版の「WALK ON 2WAY」は終演しましたが、12月12日からは動画配信がスタートします。こちらは劇場版よりお安い1,000円でご視聴可能です。もちろん映像版ならではのカメラアングル、カメラワークが満載です。劇場で見る面白さをなるべく損なわないようにと考えて編集された特別バージョンですので、ぜひご視聴頂きたいです。ご予約は下記のリンクからどうぞ。ご入金の確認が取れましたお客様に、限定配信のURLをお知らせします。どうぞよろしくお願いいたします。
ウオツー配信視聴ご予約