1月も半分が過ぎ、「#演劇的な一日」「第26回公演」それぞれが徐々に追加づいてきた実感があります。
19日(木)の午前中は第26回公演で販売するためのグッズ製造を継続して実施しています。この日は手作りではなく業者を介して完成させる系のアイテムについて、最終的に何種類、何個の販売を行うかを担当者間で話し合いっています。単価や数量によって全体的なアイテムの売れ行きバランスが変わってくることを想定し、「何をどう売りたいのか?」という基本に立ち返りながらアイテムを整理しました。

13時から16時の稽古時間は「#演劇的な一日」公演部門の作品「桃食え」に関する打ち合わせと練習を行っています。出演を予定している役者の配役やキャラクター設定の発表と物語の進め方、押さえておくべきポイント、それぞれの役割などの確認を実施しました。今回は総監督が物語作りには関わっていない、てあとるみのりメンバーのオリジナル作品です。実際に練習してみると上手く行かない点や理解しきれない部分が出てきます。それをみんなで協議してまたブラッシュアップさせて…という手法で完成を目指しています。「桃食え」は2月11日(土)16時から創造館シアター(南大塚地域文化創造館)での上演です。

「桃食え」練習後は「#演劇的な一日」のイベント会場に展示するポスター作りを行いました。毎年恒例になっている作業ですが、バランスよく素材を配置することや、目立たせたい情報をどうやって引き立てるかなど、頭とセンスを使わないといけません。みんなで勢いよく作ってしまうととんでもないごちゃごちゃした作品になってしまうのです。今回も団員たちは悩みながら、何度もやり直しながらバランスの良いポスターの完成を目指しました。16時を少し超過して、やっといい形になりました。こちらのポスターは南大塚地域文化創造館にイベント当日まで掲示されます。ぜひご覧ください。

18時から21時は第26回公演「Mission」の夜間稽古です。この日は先週と異なりかなり多くの役者が参加できました。出演者たちは「人数いますね」「舞台上の雰囲気がつかめた」など、演技以外の物理的な雰囲気を実感することができたようです。とは言え、全員が揃っているわけではなく、代役を入れながらの稽古です。この代役を担当した役者たちがとてもしっかりと演じてくれていることで、よい循環が生まれているようでした。みんなで作っているんだなぁという感じが強かったです。
第26回公演「Mission」は3月9日(木)~12日(日)萬劇場にて上演です。チケットのご予約も受け付け中ですので、ぜひご来場ください!
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1月12日(木)は第26回公演「Mission」に向けて、文字通り朝から晩まで途切れることなく様々な活動がありました。
午前中の制作部は数名の欠席者がいたために少人数でしたが、逆に各自が集中して黙々と手を動かしたおかげでかなり作業がはかどりました。それでも見込んでいる数量を公演までに製造するのには厳しい状況です。油断することなく継続して作業の効率と品質を上昇させていきます!
総監督のTwitterでは新作グッズの正体がかなりわかるような画像も上がっていますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

13時から16時までの稽古では、その時に揃っている役者が中心になるようなシーンを繰り返して練習しました。先週演出から伝えられたことをしっかりと消化して演技に反映させる(反映させようと努力する)ことが理想(当たり前)ですが、必ずしも全員がそのようにできるわけではないのがこの団体の最大の特徴です。いかにしてそのできない部分を本人たちが理解して改善へ向けて何かを実践していくのかを含めた指導が演出の腕の見せ所です。演技への取り組む姿勢を見るとその人がどんな生き方をしてきたかもある程度分かるものです。逆に言えば、演技に取り組む姿勢が変化するだけで、その人の人生に微妙な変化が生じるということです。この構造を見出して作り上げていることに、てあとるみのりが15年近く活動を継続して来られた秘密があるといえます。

そんな深いやり取りがあった昼の稽古に続いて18時から21時には社会人も参加しての夜稽古が行われました。こちらはどんどん演じ、どんどん具体的な形が作られていく時間になりました。何か所か動きを確定させ、役者が立つ位置や、次の行動にどうつなげるかを検証し、さらにその動きの質を高めるような稽古でした。実はこの日の比12時30分頃、舞台監督さんが稽古場に顔を出し、実際の舞台装置やその構造について総監督と話し合いを行い、演じられるエリアの広さ、形状がほぼ確定しています。そのため、床にバミリを施し、実際の舞台サイズで稽古しました。だからこそどう動くか、どこに立つかを具体的に検証しながらの稽古になったわけです。役者の中では現状で確定した自分の動きを動画に撮影して反復練習、イメトレに役立てようとする者もいました。いよいよ稽古も本格化してきた雰囲気です。

さてさて、そんな第26回公演「Mission」は、いよいよ1月15日より
チケットの予約を開始します!萬劇場で3,500円というリーズナブルな価格設定といたしましたので、ぜひ皆さまお買い求めください!よろしくお願いいたします!
2023年を迎えて最初の活動日。劇団員たちも元気な姿を見せていました。この日も活動は3部構成。まずは午前の制作部の活動から紹介しましょう。
10時から12時の制作部では、販売が決定しているグッズの製造を昨年に引き続き行うのと並行して、今回追加するアイテムをどのように製造するか複数のパターンの検証が行われました。コストを取るか品質を取るかのバランスがなかなか難しいようです。また、そんなグッズ作りの傍らでは、第26回公演「Mission」で使用される小道具の一部の製造もおこなれていました。いったいどのようなものが登場してくるのか楽しみですね。

13時から16時の稽古時間では、まず「#演劇的な一日」公演部門の作品について、内容と今後の進め方の再確認が行われました。タイトルや内容が決まったまま、オンライン部門の映像作品撮影に入っていたため「そう言えばこっちもあった!」と少々慌てての対応になっています。この日は公演部門作品「桃食え」の稽古をいつどのように行うのかを確認するにとどまりました。
残りの時間は「Mission」の稽古でした。昼の稽古時間は社会人の役者はほとんど参加できないので、稽古するシーンは限られています。それでも少しでも品質を上げて本番を迎えられるように、同じシーンを何度も繰り返して稽古しました。特にひとつの演じ方を改善するのに時間や相応の理解が必要な役者たちにとっては、この時間は貴重なものです。この積み重ねが本当に有意義なものになるのかは、役者本人たちに掛かっています。これは演出と役者の我慢比べでもあります。

2時間のインターバルを置いて18時から21時には夜の稽古は行われました。社会人たちも続々と集まり、最終的には全出演者-2名が集結しました。とは言え、限られた時間の中ですので、稽古できるシーンも限定的です。その中でいかにして効率よくパフォーマンスを磨き上げるのかが今後の作品の品質を左右してきます。これには役者たちがその場で何を出せるのか?そのためにどんな準備をしてきたのかが大きく影響してきます。その場になってどうしよう、教えてくださいでは絶対に間に合いません。演出は指導者とは異なります。チームとしての機能を考えれば、何をどこまで準備してくればいいのかがわかるはずです。限られた稽古時間の中で仕上げていくにはその意識が不可欠でもあります。

新年を迎え、「#演劇的な一日」まで1か月少々。第26回公演「Mission」まで2か月となり、稽古で役者が求められる内容も密度が濃いものになって来ました。さあ、ここからどこまでいけるのでしょうか?

昨年は皆様のご厚意に大いに支えられました。誠にありがとうございました。
2023年は卯年です。
てあとるみのりのマスコットキャラクター「ジョッピー」共々、さらなる飛躍の年にしようと団員一同力を合わせで皆様に作品をお届けする所存です。何とぞお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
<2023年の予定>
2月4日(土)映像作品「Freeえんじょい‼」公開(#
演劇的な一日)
2月11日(土)「桃食え」上演(#
演劇的な一日)@南大塚地域文化創造館
3月9日(木)~12日「
Mission」上演(第26回公演)@
萬劇場4月には団体結成15周年を迎えます!
早いもので2022年最後の活動日となった12月22日(木)。先週に引き続き午前、午後、夜間の3部構成です。
まずは10時から12時の制作部。第26回公演での販売を想定したグッズ製造を続けていますが、ここにきて残りの作業日程と販売目標にしていたラインの確認を行い「これはもう少し効率よく作らねば(予定数の製造に)間に合わないぞ」という事実に気付きました。同時に製造予定に挙げておきながら、初期案から進展していなかったアイテムの存在も思い出し、改めて誰がどう進めるのかの割り振りと、目標の数量ラインを設定しました。早速再編成された作業プランに基づいて製造を行い、これまでよりも先を見据えた作業ができるようになりました。「これは休めないですね」といい緊張感も共有できました。

13時から16時の稽古時間には「#演劇的な一日」オンライン部門の映像作品撮影を行っています。3日目の撮影にして、この日で撮影を終了させる予定でした。セリフや動作のNGもいくつか出ましたが、みんなその度に笑いながら「おしい!」「おもしろい!」と声を掛け合いフォローしていました。アングルや雰囲気にもこだわり何テイクか撮影したシーンもあり、さすがに出番がない時には座り込んでぐったりする役者もいました。それでも出番になると全員が集中して取り組み、気が付けば予定の16時を30分以上過ぎての撮影完了となりました。参加者は「お疲れ様でした!」と晴れ晴れとした表情でした。編集後の作品が楽しみです。

18時から21時にかけては第26回公演「Mission」の稽古を実施しています。これまでで最多の人数が参加し、登場人数が多いシーンはかなりの密度を感じさせる稽古でした。役者自身が持ち込んできたアイディア、その場でとっさに出たアクションも数多く、笑い声が絶えない稽古でした。一方で演出からセリフや感情の表現方法について根拠を問われ、もっと深く考えてくるように課題を出された役者もいました。年末年始の時間をそれぞれがどう活用するかが新年の稽古に大きく影響を与えそうです。楽しく盛り上がりつつ、品質もしっかりと高めて行けるのが理想的です。

そんなわけで、2022年の活動はこの日で最終日。新年は1月5日(木)から活動再開予定です。本年も皆様には大変お世話になりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。