ブログタイトルは「Missionです。」になっておりますが、本日のメインは「#演劇的な一日」に出展する動画作品の撮影でした。そんな12月8日の活動の様子をお届けします。
10時から12時の制作部でも、一部動画撮影の準備が行われていました。撮影で使用する衣装や小道具の準備です。かなり手作り感あふれる衣装のようですが、手がけた団員は「これもありでしょう」「ファンシーで行きましょう」などと楽しみを持って取り組んでいました。

それと並行して、第26回公演「Mission」で販売予定のグッズ作りも進行させています。手の数が少なかったため、二つのアイテムだけの作業となりました。それぞれ順調に進行しているようで、素材の買い足しについて「どのサイズにしたらいいかな?」とより効率の良い材料の調達について打ち合わせる一コマもありました。大きい素材の方が得なのか、小さい素材でも十分なのか。コストと生産性をよく考えています。
13時から16時までは動画作品の撮影でした。この日が初日で、撮影は12月の残りの木曜日で完結させる予定です。単純にページ数と残り日程で逆算すると、本日の進捗ではちょっと時間が足りなくなりそうです。しかし、焦って雑な映像になってしまうことは避けたいので、慌て過ぎずかつ効率を向上させながら、残りの撮影を進めていきます。

動画なのでNGを出しても撮り直しができます。舞台と違って、カメラへの収まり方で立ち位置や演技の距離感を変えないといけません。昨年も経験した撮影ですが、やはりなかなか慣れない面もあり、度々勢い余ってフレームアウト(画面から見えなくなってしまう)する役者もいました。

また、直前のリハーサルで決定する動きや立ち位置も多く、それをいきなり本番で再現できる保証がないのも面白いところでした。予想外のアドリブが出たり、段取り無視の熱演が出たり、撮影現場は常に笑いと笑顔にあふれていました。暖房を切った室内でも役者たちは「暑い」と訴えていました。高揚感を持って演じることができたからではないでしょうか。

今週はほとんど「Mission」の話題を提供できませんでしたが、劇団員が主体的に取り組んでいる動画作品の完成と公開についても、ぜひお楽しみに!「#演劇的な一日」オンライン部門内で2023年2月、無料公開予定です。