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12月1日の「Mission」です。

Posted by theatreminori on 01.2022 稽古レポート
先週に引き続き今週もサッカーワールドカップの話題がほとんどあがらなかった活動日、12月1日(木)の様子です。そう、今日から12月。2022年もあと1か月です。早いですね。



午前10時から12時までの制作部は欠席の団員が複数いたためとても静かでした。それでも素材の買い出し、グッズ製造作業と、それぞれが担当している業務を着実にこなしています。公演まで3か月ということで、まだそこまで焦る必要はありませんが、徐々に製造の効率と品質を比例させ上げていく必要があります。やっとそれぞれのグッズの基本形を満足に作れるようになってきたここからが勝負です。

午後16時までの稽古時間では、まず「#演劇的な一日」のオンライン部門作品の脚本配布と配役決めが行われました。一部の役は当て書きされていますが半分は誰が演じても大丈夫な内容です。本日はその役を誰が演じるのかを何名かで読み合わせを行って決めました。

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1回目はほとんど展開やキャラクターも手探り状態でしたが、何度か読んでいくとそれぞれが余裕を持ってキャラクターや展開を楽しんで演じるようになりました。想像される動きも再現しながら、それぞれが自由に楽しく演じることが出来ました。最終的には役とのマッチング、全体のバランスを考えて配役が決まりました。そして次週より撮影開始となります。みんなワクワクしていました。

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稽古時間の後半は第26回公演の配役の確認と本日役者がそろっているシーンの稽古を行いました。自分が希望した役そのままを演じられる人ばかりではありませんでしたが、なぜこのような配役の選択をしたのか、それぞれに演出から丁寧な説明がありました。結局、演じるということの根源はどんな役だろうが出番の長さ、セリフの数などに関係なく不変の物であることが、劇団員の間で共有されました。難しい役、簡単にできそうな役という尺度にこだわることなく、自分の役、そのキャラクターに真摯に向かい合い、その人生を表現できるかどうかが、生命を感じられる演技ができるかの鍵ということです。言葉はうわべの飾りです。

てあとるみのり第26回公演「Mission」。いよいよミッションスタートです。