11月最初の活動日、11月10日(木)。既にお気づきかもしれませんが、この日からブログタイトルが次回の公演名になっていますよ。
ということで、既に萬劇場での興行を発表しておりました第26回公演の演目は「Mission」です。このタイトルの登場は2014年9月の第13回公演以来になります。もちろん完全な再演ではなく「2023 Edition」として劇場も違いますし出演者も増えています。内容はさらに濃く、さらに熱くなっているはずです。当時をご存知の方でも必ずお楽しみいただける内容なのは間違いありません。どうぞお楽しみに。
さて、午前中の制作部では上演作品が何であれ、まずは目の前のグッズ作りからです。いずれ「Mission」に関連したグッズ開発も始まるでしょうが、今日の所はまず製造。それぞれが自分の担当グッズを丁寧に作っています。

連日の試作でかなり品質は向上しており、互いの仕上がりを評価したり、談笑しながら、とてもいい雰囲気で作業が進んいます。9月の「みのりで文化祭」で販売したアイテムをさらに品質向上させたものもあり「これはぜひ買って欲しい」「これは売り物なんだと言い聞かせて作ってます」と、団員たちも狙いを持って取り組んでいます。
午後の稽古では、タイトルが明かされた第26回公演の脚本が配布されました。稽古の冒頭で総監督が製本された脚本の山を公開すると「おおお!ついに!」「本物だ!」と歓声が上がりました。その後1冊ずつ出演予定の団員に脚本が手渡しされると、受け取った団員はさっそく中身を確認。増えている要素、以前と変わっている内容に一喜一憂していました。

さすがに全員が黙読していると時間の無駄なので、通して目を通すのを兼ねて、今いる人数で役を割り振って最後まで音読してみることにしました。昼間の稽古では社会人枠の出演者が揃いませんので、ひとりで2役以上受け持つ人もいました。途中で休憩を挟みつつ最後まで物語を読み終え、全員で作品が持つテーマや伝えたいメッセージを反芻しました。「いよいよこれをやるのか」「あと4か月だ」「久々の長編ですね」と、期待と不安が入り混じった感想を抱きながら、徐々に配役と稽古の精度を高めていくことになります。今後の情報にご期待ください!