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6月23日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 23.2022 稽古レポート
「萬劇場で短編集」のアーカイブ配信も19日(日)で終了しました。ご視聴いただきました皆様には感謝の念が尽きません。こうして完全に「エールの鉄人」が終演となりました6月23日(木)は午前・午後共に通常の活動が行われました。早速その様子を紹介していきましょう。

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10時から12時の制作部では展示即売会を目指したグッズ作りを続けると共に、その即売会に関する告知チラシの第一弾デザインの検討が行われました。なおこの即売会、てあとるみのり制作部が主催する「みのり文化祭」として開催されることが決定しました。制作部が製造したグッズの展示販売だけではなく、活動拠点のハートランドみのりで活動する他のグループも展示や体験コーナーを設け、ハートランドみのりを詳しく知らない方にその魅力や活動内容を知ってもらおうというオープンなイベントなのです。本日提案されたチラシ案は「お祭りっぽくていい!」「背景の提灯がいい」などと大好評。細かい文字の修正があるだけでOKが出ました。近日中には告知できそうです。ちなみに、この「みのり文化祭」は2022年9月14日(水)14時~20時にかけて、ハートランドみのりにて開催予定です。

13時から16時の稽古時間は、まず短編集の配信終了、第26回公演について決まったことなどの申し送りから始まり、その後は入念にストレッチを行って、先週予定していた通りダンスの練習を行いました。今回取り組んだのは第18回公演「ボーダーライン」で踊った「メギツネ」ダンスです。

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何名かは当時、実際に舞台で踊った経験者です。そこでその団員の記憶と過去の動画を頼りに振り付けを再現、初挑戦の団員と共に反復練習を行い、最後は発表するという流れで挑戦しました。実際に動いてみると「意外と覚えてるな」という部分と同時に「あれ?ここの手ってどっち向き?」「顔は手を見るんじゃなかったっけ?」などとよくわからない点がいくつも出てきました。経験者はそのように過去の記憶と比較しながら再構築することが出来ましたが、初挑戦の団員には目の前で経験者が躍る振付が全てです。一生懸命後を追いかけて、少しずつ流れを自分の物にしていきました。ただ、経験者が当たり前のように行っている動作も初挑戦者には「どうなってるのかわかりません」という世界。気になる振付はひとつひとつ振り返って確認しながら進めました。

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「暑い!」「もっと声を出そう」「楽しそうに踊ろう」「体を動かすと元気になるね」などと踊るたびに様々な声が飛び交いつつ、最後はある程度まとまったダンスに仕上がりました。もちろん細かい技術面がすぐに身につくはずはないので、そういったばらつきはたくさんありました。しかし、基本的な振り付けのコンセプトや、右、左、などの連動した動きはしっかりとできていました。もともと会場も巻き込みたいという狙いでシンプルな振り付けではありましたが、短時間でよくまとまったものだと感心しました。年齢的に60歳代、70歳代の団員も楽しんで体を動かしていたのが印象的でした。あとは明日以降、筋肉痛に悩まされる団員が少ないことを祈るばかりです。