駅で卒業式へ向かうらしき晴れ着姿の女性を見かけた3月10日(木)。本日の活動の様子をお届けしましょう。
10時から12時の制作部では来年度の活動計画に則り、いつ何を販売するかという具体的な商品開発の企画を話し合いました。実験的な商品というよりも、より高確率でお買い上げいただけるようなものにしようと、売る場所を考慮した売れ筋予想を立て、そこから何を誰が担当して設計・生産していくかの見立てを話し合いました。今日は思い付くままに案を出していった感じで、ここから試作を経て絞り込まれます。

グッズの話の流れで、約1年後には設立15周年になるという事実に改めて気付きました。みんなで大喜びかと思いきや「そんなにやってるんだ~」「そりゃあ歳をとるわけだよ」と、なぜかネガティブな反応ばかりでした。何はともあれ、そんな記念の周年に合わせたグッズの開発も考案されています。
13時からの稽古では、参加が正式に公表された「萬劇場で短編集2022」で自分たちが上演する作品についての説明と、現在出来上がっている脚本を使ってのお試し読み合わせが行われました。今回も脚本を手掛けた総監督にとっては新作が初めて自分以外の劇団員の目に触れる(その正直な反応を知ることができる)という非常に緊張する日でもあります。配役を役者の希望で変えながら、3回の読み合わせを実施しました。

まだ全出演者が揃っているわけではないので、この段階での配役決定、そのためのオーディションはありません。本格始動は次週17日です。ただ、本日の段階で脚本を読んだ団員からは「いい話だ」「わかりやすい」「あったかい感じ」と、かなり前向きな感想があがっていましたので、どうやらこの作品はそれなりに面白くなりそうです。ただ、そのためには出演者だけではなく劇団員全員が気を抜かずに、ひとつの世界を創り上げていく必要があります。「あなたに元気を」というイベントテーマをしっかりと表現し、お客様に楽しんでいただけるようにするため、いよいよ本格的な稽古が始まります!

なお、作品のタイトルは「エールの鉄人 ~The Iron Cheers~」です。何だか、以前流行ったキッチンコロシアムが出てくるテレビ番組みたいな…?あらすじはまた後日紹介します!公演は2022年5月20日(金)~22日(日)の3日間、萬劇場にて。チケット販売開始は3月下旬予定。劇場観劇も配信も同じ3,500円。お楽しみに!