
先週行われました北池袋新生館シアターにての「やみのむこうに」劇場公演は動画収録も含めて無事に終了しました。ご来場くださったお客様、感染症対策にご協力くださったお客様、すでに録画配信のお申し込み・観劇からの切り替えご希望のお客様、何らかのお心遣いをご郵送くださった方々すべてに感謝申し上げます。録画配信につきましては今月中旬に開始できるように準備を進めております。どうぞご利用ください。
劇場での公演が終わってから最初の活動日となりました9月2日(木)。午前中は制作関連の荷物の片づけを行いました。舞台美術系の荷物は今週の月曜日から火曜日にかけて概ね片付いておりましたが、制作や衣装の荷物は今日まで保留されていました。片付け作業と並行してグッズの団員向け販売も行われました。片付けようとすると急にほしくなってしまう人間の心理なのか、思ったより内部需要が高まりました。特にTシャツを購入してくれた団員が複数いたことが大きかったです。グッズの会計についてはこの日のうちに収支が出せそうです。
午後には劇場で行った第25回公演「やみのむこうに」の動画を視聴しました。録画配信用の撮影は初日にコヤムービーさんによって行いましたので、本日視聴したのはそれ以外の日程。公演2日目の夜のステージを楽しみました。役者たちにとっては本番の自分の姿を客観視するのは初めてのこと。照明の変化や音楽との融合に「おお~!」「すごい」と感嘆の声も聞かれました。何より一番の盛り上がりは微妙なミスや大胆な失態が飛び出した瞬間でした。「何だ、今の間は?」「セリフが!」「今何て言った?」など、お互いに突っ込みを入れて笑いながらの鑑賞でした。

もちろん、ただ楽しく視聴しただけはなく、見終わってからはまじめに振り返りもしています。「思っていたより動けていなかった」「もっと改善しないといけない」「セリフはまあまあ頑張れたけど、その分子性とか、動きのパターンとか考えないと」「他の人の演技の邪魔になるところに立たないようにって言われたのが見るとわかる」「もう少しやれたんじゃないかな」「語尾が聞き取りにくいのを直さないと」「いろいろと葛藤がありながら取り組んだ」など、それぞれが次への課題を含んだ振り返りを行っていました。
総監督からはそれぞれの思いや取り組んだ姿勢へのコメント以外にも総評として、今回はお互いに練習し合ったり声をかけたり、確認する時間や行動があり、一体感があったこと。そのつながりのおかげで全体としてよくまとまって、総崩れになるようなこともなく、ある程度は安心してみることができたことが伝えられました。もちろんすべてがうまくいったわけではありません。それは次への各々の課題として取り組むことで、裏返せばさらに成長できる可能性でもあります。劇団員にとっては演劇に限らず、人間としての成長や覚醒につながるような公演になったのではないでしょうか。
さて、そんな劇団員のささやかな成長や奮闘する姿が収められているはずの「やみのむこうに」録画配信は9月中旬スタートです。URL(1,500円)のお求めは以下のリンクから可能です!何らかの特典も付きますので是非お申し込みください!
「やみのむこうに」録画配信URLお申し込みフォーム次週9月9日は事業所の都合でてあとるみのりの活動はお休みです。