早いもので6月です。実感がわきませんが2021年も間もなく折り返しなんですよね。そして新年度がスタートして3か月目です。早いです。このままではあっという間に8月下旬を迎えます。そう。第25回公演です。2021年8月27日(金)~29日(日)に北池袋 新生館シアターにてです。そして9月から録画動画の配信も予定しています。各種チケットの販売開始は7月に入ってからになりそうです。
いきなり宣伝から始まりました6月3日(木)。午前中の制作部はひたすらグッズ作りでした。途中不足した布の買い出しもありました。そうなんです。布を使ったグッズが今回の目玉商品かもしれません。布を使うというと…バッグ?袋?服?タオル?などなど、様々なアイテムが思いつくことでしょう。もちろんまだ内緒です。
12時から13時の昼休憩をはさんで、午後は16時まで稽古でした。第25回公演用の脚本が配布され、早速シーンごとに多少の動きを交えながらの読み合わせを行いました。

まだ確定していなかった配役については、何パターンかの組み合わせを試してみて、最終的には演出が「これからの伸びしろ」と「本人の適正」双方のバランスを考慮して絞り込みました。また、先週まではこの役はこの人かな…と決まったかに見えた役も、この日の稽古によって別の人材を探すことになるというケースもありました。この社会情勢と、当団体の活動スケジュールの兼ね合いもあって、この一部の配役決定には時間がかかるかもしれません。

劇団内でも公演用の脚本はこれまで全貌が明らかになっていませんでした。前半部分、8割程度の脚本で練習を重ね、この日、遂に完結までが描かれた脚本になりました。もちろん単に終盤が書き足されてというわけではなく、1回ごとの稽古での役者の演技、特徴などを反映させつつ、役どころや展開も大幅にアレンジされる改訂が施されての脚本です。「こうなったのか」「最後のここ、いいですね」「最初の部分が生かされてますね」など、役者たちもそんな物語の成長を感じていました。

さて、ここからは、この物語の面白さ、伝えたいこと、登場人物の生き様や特徴、生活背景などを全員で共有し、各々が表現する努力をしていくことになります。本日配布されて脚本を役者たちは読み込み、次回の稽古ではそんなディスカッションが行われることになっています。くれぐれも自分のセリフだけを追わないよう、物語全体を広く深く読んでくることが課題です。「これで始まったという感じがします」「やらないと」と役者たちも気を引き締めていました。そして早くも通し稽古の日程も発表されました。もうほとんど時間がりません。次週までのスタートダッシュが大きな山場になりそうです。

ちなみに、第25回公演のタイトルは、もう間もなく発表される予定です。お楽しみに。