8月に入って東京は梅雨も明け、日に日に最高気温が上昇しています。てあとるみのりも外の暑さと室内の換気の折り合いをつけながらの活動です。
8月6日(木)10時30分から12時の制作部では、これまで同様にグッズの試作と製品の最終調整を行っています。新型コロナウイルス対策も考慮して完全分業制になっているので、団員同士の和気あいあいとした雰囲気は封印されています。その分作業の進捗は順調で、さらに質を上げるために製品の改良、容量の拡充などに取り掛かっている部門もあります。今回はその中のいくつかの部門を詳しく紹介しましょう。

デジタル作業が続いているのは恒例のキャラしおり…ではなく、新しいアイテム開発部門です。新しいアイテムなので詳しく紹介できないのですが、木曜日の作業日以外にもデータの提出、そのデータに対する課題修正といった宿題作業を繰り返してどんどん品質を向上させています。デジタルアートのスキル保有者が複数人いることが貴重な財産になっています。完成まではもう一息です。

手芸部門では編み物のスキルを駆使したグッズ開発が行われています。こちらも編み物が得意な団員2名が担当しています。その2名の中でも得意な編み方が異なるため、お互いに異なったコンセプトの作品を製造しています。苦手な部分や行き詰った箇所には担当者同士でアドバイスやアイディアの交換が行われています。こちらも自宅での作業が多くなりますが、助け合いながら作業が進んでいます。
さて、午後はちょっとした動画の撮影からスタートしました。わずか15秒ほどの長さにメッセージを込める方法の考案から撮影まで、みんなで行いました。様々な案が出た中、一番体を使った見せ方が採用され、何度か練習をしてから収録しました。堅苦しさもなく、てあとるみのりらしさが伝わるような内容になった気がします。この動画はある特定の条件を満たしたお客様が閲覧可能です。「見たい!」という方は、ぜひ「萬ムービーフェス」のクラウドファンディングにご協力ください!
<リンク>
萬ムービーフェスのクラウドファンディング
動画撮影の後は来週予定されている企画に向けての練習が行われました。いくつかのグループに分かれてそれぞれが担当する演目の練習です。演目の形態としてはこれまでやったことのないジャンルでしたので、ある程度イメージできたとしても、見ている人にその魅力が伝わるように表現するのが難しそうでした。演出からはそれぞれのグループにワンポイントアドバイスが授けられ、それを受け取った役者たちは何度も自主練習を繰り返していました。どこでどんな形に仕上がるのでしょうか…?

こんな感じで、私たちは8月に入ってからもいろいろなことにチャレンジしています。11月公演も実施する方向です。すべてのチャレンジはそのためでもあります。いったい何がどうなっていくのか、お楽しみに!