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3月5日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 05.2020 稽古レポート
第23回公演「UNKNOWN」も無事に終了し、3月5日(木)は久し振りの通常活動日でした。

午前中の制作部では、グッズの開発・販売に関する振り返りを中心に、公演の裏方業務に関する反省会を実施しました。グッズについては何か新しいアイディアが必要だという共通認識に至り、26日(木)の制作部までに各自が新しい案を5個以上考えてくるという宿題が出ました。次の公演まで時間があるので、有効にその時間を使おうということです。

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そんな話し合いの後には、制作部や稽古で使用している事業所内のドア、椅子、机などを消毒液で洗浄しました。もちろん新型コロナウィルス対策の一環です。少しでも安心して活動できるように、それぞれの手洗い、うがい、消毒などはもちろん、ハード面の消毒にも力を入れています。

午後は次年度の活動スケジュールの発表と説明に続いて、「UNKNOWN」の運営面、主にチケット販売に関する振り返りが行われました。そして、チケットを売るための努力をどの程度、効果的に行うことができていたかのチェックを行い、次回公演へ向けて意識しなければいけないことを整理しました。総監督からノルマ的に与えられた数字を「売らなければいけない」ではなく、自分が今回の舞台で「何人呼びたいか」「絶対〇〇人に見てもらうんだ」といった主体的な意欲を持つことの重要性が説かれました。その意欲がすべての行動や稽古への高い意識につながってくるということです。

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少しシビアな話し合いの後は、短いシナリオのセッションを行いました。役を入れ替えながら3回。みんな思い切りキャラクターを濃くして演じ「面白い」「深く考えずできる演劇っていいね」「これこそあるべき姿だ」と、笑顔で振り返っていました。次の公演へのインターバルにあたるこの時期、リラックスして演技の基本的な面白さに触れられています。公演用の脚本や役を手にしてからでも、こんな雰囲気で取り組めたらもっと面白くなりそうな気がします。

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さて、そんなこんなで、少し緩やかに進行している3月ですが、次週には「UNKNOWN」の公演動画を鑑賞しての演技振り返りを予定しています。自分の姿を客観的に見つめ直す楽しみのような不安のようなそんなひと時です。各自が言われなくても気が付くことがたくさんあることでしょう。どんな感想が聞かれるのか、今から楽しみです。