2月6日(木)は「#演劇的な一日」の2日前!この日の活動の最大の目玉は現地でのリハーサルと通し見せでした。午前中は通常通りの制作部の活動を行い、第23回公演へ向けたグッズ作りに力を注ぎ、午後はいざ南大塚ホールへ。これまで何回かイベント公演でお世話になっている劇場なので、場慣れしている劇団員がほとんどでしたので、午前中から舞い上がってしまう人もおらずスケジュールの進行は順調そのものでした。

南大塚ホールでは持ち時間内にリハーサル(きっかけ稽古)を行い、1回通しを公開するという流れで進みました。リハーサル前に役者たちには5分間の自由時間が与えられました。この時間は休憩時間ではなく、自分がどこからどう舞台に出てどこまで歩くのか、そのためにはいつもの稽古のタイミングや歩幅と同じでいいのか、変更が必要なのかといった舞台へのアジャストを行うための時間です。複数人のコンビネーションが必要な役者は相手役にも声をかけ、動きの確認を行っていました。

きっかけ合わせでは音響と照明が現地で確保されている視界の中でどうタイミングを取るかを中心に何シーンかの練習を行いました。そしてあっという間に通しの時間です。舞台監督の方に所定時間内に収まっているか、おかしな内容がなかったかを確認してもらう意味合いもあります。無事に大きなトラブルも、時間のオーバーもなく通しは終了。思ったより堂々と演じることができた人もいれば、やはり緊張感から落ち着きがなくなる人もいました。本番は事前にリハーサルもなくまさにぶっつけ本番になりますので、今回体感した舞台の中での感触をしっかりと持ち帰り、本番当日にしっかりと対処していつも通りの力を発揮できるようにしておかないといけません。

リハーサルと通し見せが終了してからはいつもの活動場所に戻り、稽古を行っています。この日は第23回公演で公開される「UNKNOWN」後半の物語に一部追加される脚本が配布されました。これまでの展開から変更になった点も何点かあり、役者たちは入念にセリフや展開を確認していました。

その後は変更になった箇所を中心に読み合わせを行いました。初見のセリフや場面に関してはぎこちなさもありましたが、全員で物語の最終形態を確認できたことは収穫でした。ここから前半はもちろん、後半にも本腰を入れて取り組んでいきます。

稽古の終盤は前半の気になるポイントを修正するための部分稽古を行いました。特にリハーサルの映像からで気付いた点、やってみて感じた改善点などに絞って繰り返して稽古しています。動きの大きさ、整列したときのバランス、奥に立つか手前に立つかなど、舞台のサイズも意識しながら取り組んでいます。「#演劇的な一日」前の最後の仕上げといったところです。
さあ、いよいよ8日(土)は「#演劇的な一日」における「UNKNOWN」前半部分の公開です。現時点でお届けできるものは全てお届けしますので、どうぞご期待ください!もちろん、第23回公演「UNKNOWN」もよろしくお願いします。チケット絶賛販売中です!
<リンク>
「#演劇的な一日」公式サイト第23回「UNKNOWN」公演特設ページ