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1月16日の「UNKNOWN」です。

Posted by theatreminori on 16.2020 稽古レポート
気が付けば1月も半ば。制作部も稽古もまずは「#演劇的な一日」に向けて準備を進めています。イベント公演ということなのでそれに対応したアイテムを用意する必要があり、今日の制作部は主にその作成に時間をかけました。

そんな制作部が取り掛かったのは、「#演劇的な一日」での上演後に第23回公演の告知を行うための横断幕作りです。昨年同様、イベント公演で本公演の一部を紹介し、合わせて続きや完全版をご覧になりたい方は…という流れで公演の宣伝を行うというパターンです。そのために必要な情報をどんなレイアウトで掲載するのか?まずはその話し合いからスタートでした。また、「UNKNOWN」のタイトルロゴを手書きながらもチラシのデザインと同じにしようという試みも行われました。「後ろの文字の方が大きくなってないか?」という疑惑も誕生しましたが「前の方の文字を大きくしてごまかそう」という解決策(それしかないのですが)が実践されました。

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その後は「#演劇的な一日」のイベント前に会場に掲出してもらえる展示用のポスター(団体紹介)作りを実施しました。こちらはある程度使用するオブジェを準備しておいたのでスムーズに製造が進みました。制作部の時間内に間に合わなかった部分は午後の稽古の合間に手が空いている役者たちが息抜きがてら進めてくれました。

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午後の稽古では集まってくる役者のスケジュールに合わせて順番を前後させながら一通りのシーン練習を行いました。主役級の役者が今週は出演する舞台の都合でお休みだったので、かわるがわる代役を入れながらの稽古でした。代役でも気を抜くことなく真剣に、しかし「今度はちょっと違う感じでやってみる」と遊び心も織り込みながら務めてくれています。稽古にもいい刺激になります。

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登場人物の特徴を表現する際に、自分がやりたい演技だけを追いかけていては全体のバランスを取れなくなることがあります。今回もライバル的な関係にあるキャラクター同士の表現をどうするかというテーマで、何点かの演出が与えられていました。一番わかりやすいのが「対比」「両極」です。同じような性格の人物だらけになってしまうとドラマに広がりがなくなります。なるべく様々な人物の交流からドラマを発生させ、浸透させていくには、こういったバランスのとり方が重要になってきます。

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まだまだ本格的な稽古が始まったばかりの「UNKNOWN」。しかし、第23回公演のチケットご予約受付はすでに始まっております。少しでも作品の品質を高めて2月8日の「#演劇的な一日」でお客様の興味を惹けるように、どんどん仕上げていきます。今週からは土曜日の追加稽古もスタートです。未知なる存在「UNKNOWN」の正体が明るみになるまで、どうぞよろしくお願いいたします。

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<関連リンク>
第23回公演「UNKNOWN」特設ページ
第23回公演チケットご予約
「#演劇的な一日」公式サイト