11月の終わりから12月に入って最初の週は、てあとるみのりにとっては忙しい週でした。
まずは11月30日(土)に「第24回こころまつり」のステージに参加して、会場のお子様やご家族と共に演劇と踊りを楽しみました。

そして12月3日(火)にはある大学の講義にお呼ばれして、演劇と精神保健保健福祉についての関連性と、実際に参加してみて得られた実感などを学生に伝えました。

12月4日(水)には地域生活支援センターこかげの企画で「演劇ワークショップ」を開催しました。身近な存在である演劇について、参加者と共に体験しました。

いずれの活動にも総監督と制作だけではなく、一緒に活動している劇団員も参加しています。地域の中で活動している実感と、これまでの取り組みの成果に対する手応えが得られる、とてもありがたいお誘いの数々でした。
さて、そんな流れで迎えた12月5日(木)の活動は、公演後恒例の床磨きが中心でした。普段の制作部と稽古で使用しているフロアの床をとにかくきれいにするという儀式です。稽古で激しく動き回ると、床にはいつのまにか靴底の痕、何かがこすれたような汚れが付着しているのです。それらを日ごろ稽古で利用させてもらっている感謝を込めてきれいに落とします。

さらに、稽古以外でもたくさん使っている椅子もきれいに磨き上げます。普段から床掃除は行っても椅子まできれいに拭くことはしませんので、かなり汚れが落ちました。

床掃除は午前中と午後に分けて行いました。すべての活動が掃除だったわけではなく、第22回公演「TRIGGER REMAKE」の収支報告、次回公演でのグッズ構想、来年度の活動計画などの話し合いの他に、第23回公演を想定した短い脚本の読み合わせを行っています。

今日の読み合わせは座ったままスタートしたのですが、徐々に演技が乗ってきた役者は勝手に立ち上がって、さらに中央に歩み出て演じるようになりました。その勢いやなりきり度合いは素晴らしかったのですが、どういうわけか他人のセリフを強奪して自分のセリフのように演じてしまう場面もあり、周囲は大笑いと総突込みでした。気持ちが入るのは結構ですが、同時に冷静な自分も持ち合わせてもらいたいものです。

さて、そんなこんなで、新しいステージ向けて着々と動き始めている我々です。次のステージは2020年2月8日(土)「#演劇的な一日in大塚2020」での「UNKNOWN」の特別先行公開の予定です。こちらは入場無料の大変お得な企画です。上演時刻詳細は決定次第お知らせいたしますので、どうぞご期待ください。そしてその先に控える第23回公演「UNKNOWN」もどうぞお楽しみに!