ついに10月に入りました。なにが「ついに」なのかはよくわかりませんが、次週10月10日には「TRIGGER REMAKE」のチケット販売開始が予定されています。少しずつ第22回公演が近付いてきました!
午前中の制作部は、制作のリーダー石塚が、チームまん〇さんの10周年記念公演「GUNMAN JILL」の制作を担当していおり、萬劇場に出かけていました。その為、各自がやることの指示に従って作業を分担して進めています。手紙を書く人、グッズを作る人、チケットを切る人など、全員が黙々と作業を続けていました。

午後の稽古では先週配布された脚本を基に、各シーンの稽古を実施しています。他の仕事の関係や、チームまん〇さんに制作チームとして動員されている団員もいたので、代役を立てながらの稽古でした。この日は動きの部分を、少し詳しく作っていきました。セリフに関しては人物のイメージやその表現が仕上がってくれば自然と改善されてくるものですが、動きに関してはなかなか自然に形が仕上がってくるものではありません(特にうちの劇団員は)。その為、早い段階から、「ここではこう見せたい」「このセリフの時には入れ替わっていて欲しい」などと演出から具体的な指示が出ていました。動きが多くなるシーンでは特に入念に、シーンの始まりからそれぞれの動きやセリフを確認しながら調整をしています。


先週の稽古では「疲れたー」「もうだめだー」を連呼していた我らが大女優も、この日は「たくさん寝たから元気なの」とのことで、21時までフル参加していました。元気のあるところで、自分の役はもちろん、不在の人の代役までこなしてくれました。またこの日は、配本後初参加になる役者も1名いました。脚本全体のイメージを掴み、担当する役の人物像を創って行く第一歩として、今日の稽古では演出から物語のテーマや人物の雰囲気が説明されていました。どうやら配本された物語はまだまだ手直しされるようです。より深くするつもりのようですよ。