ついに第22回公演のタイトル「TRIGGER REMAKE」が発表され、そのテーマや内容に向けての活動が本格化してきました。チラシの完成も近づいてきましたし、チケットの販売開始も近付いてきました。
そんな盛り上がりの中で行われた本日の制作部では、これまでのグッズ作りだけではなく、デザインが完成したチケットの製造と、今回も販売予定のキャラクターしおりのデザインといった作業も同時進行で行われていました。脚本が未完成で配役も決まっていないので完全なキャラしおりデザインには至りませんが、役者の表情や顔の形をデザインに反映させるための基本形を作っている状態です。この公演から加わった顔ぶれもいるため、デザインを担当している団員は色々と苦労しそうです。

一方のグッズ班は順調です。今回導入予定の新アイテムも予定していた数量を十分クリアできそうです。これは早めに製造を始めていた成果です。もちろん、時間があるからと言って油断したり手を抜かないでコツコツと作業を積み重ねてきた成果でもあります。どんな商品に仕上がるのか、楽しみですね。

順調に進行している作業の裏側で、自分が使うべき道具を持ち込み忘れてしまう団員もいました。昨日の段階で「忘れないようにしよう」と声を掛け合っていたにもかかわらず、しかも今回が初めてのことではないというおまけつきでした。これにはさすがに制作から雷が落ちていました。
雷を落とされてしまった団員は、そのまま気落ちしてしまうわけでもなく、しっかりと反省の気持ちを行動で示していました。食事をした後の片付けも早く、午後の稽古でも積極的でした。これで同じ過ちを繰り返さなくなるといいのですが…。それはそれで、なかなかうまく行きません。
さて、午後の稽古では、いよいよ「TRIGGER REMAKE」の試作版がお目見えしていました。団員は配られた脚本を食い入るように黙読していました。まだまだ完成版には程遠い内容でしたが、今度の「TRIGGER」はこんな感じなのか、という手応えを肌で感じることができたようです。そして気になるのは自分がどんな役を担当するのか、つまり配役です。これは黙読しているだけでは何も見えてこないので、まずは3つのシーンで仮の役を決めて読み合わせてみることにしました。
第17回公演で演じたことがある役に挑む団員もいれば、「こんな機会にしかできないから」「一度この役もやってみたかった」という興味で役を選択する役者もいました。一方の初「TRIGGER」の役者も「〇〇をやります」「△△お願いします」と挙手して読んでみたい役を、レギュラー団員よりも早くアピールしていました。この姿勢と実際の読み合わせた感触から最終的な脚本の中の人物設定や配役が調整されることになります。果たしてどのような変化や進化が施されるのでしょうか?
てあとるみのり第22回公演「TRIGGER REMAKE」は2019年11月21日(木)~11月24日(日)に中板橋新生館スタジオにて上演されます。チケットは10月上旬販売開始予定でお値段据え置きの1,500円です。最近毎回のように利用していた「北池袋」ではなく「中板橋」の新生館スタジオですので、お間違いのないようにご注意ください!