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12月20日の「オダギリカイギ」です。

Posted by theatreminori on 20.2018 稽古レポート
12月14日(金)は早稲田大学国際会議場井深大記念ホールで「ボーダーライン」を上演しました。日本精神障害者リハビリテーション学会第26回東京大会のサテライト企画内での公演で、平日にもかかわらず200名近いお客様のご来場があったと運営側から聞いております。特に、日本全国からこの学会に参加するために来場していた病院のスタッフ、地域の福祉施設のスタッフ、利用者など、普段首都圏でてあとるみのりの公演や活動の様子をご覧いただく機会がない(存在さえご存知なかった)方々が数多くいらっしゃっていたことが嬉しかったです。もちろん、日頃からてあとるみのりをご支援くださっている多くのファンの方のご来場も、とても心強かったです。皆様、本当にありがとうございました!

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さて、そんな舞台が終演し、2018年の公演はひと段落。今度は来年最初の公演に向けて動き始めます。12月20日(木)の活動は新しい公演を意識したものになりました。

午前の制作部では、タイトルが発表された第21回公演で販売するグッズグッズの検討と、稽古で使っているフロアの床磨きを行いました。グッズについては、タイトルこそ分かったものの、まだ脚本が仕上がっていません。そのため、どんなイメージでグッズ開発していくのかがはっきりしていません。「こんなコンセプトで案を作ってみましたけれど、こういう要素が入ってくるかまだ分からないですよね」と、慎重になりつつも、純粋にデザインの利点と改善点について意見交換を行いました。

フロアは夏に一度実施しただけでしたので、靴がこすれた跡がたくさん付着しています。これらを重曹や激落ちくんを駆使して落としていくのです。いわゆる床磨きです。「この跡がなかなか落ちない!」「上履きを履いているのに汚れるものなんですね」と、所によって苦戦しながらも一生懸命に作業しました。その結果「すごくきれいになった!」「床が明るくなりました」「いやぁ、苦労した甲斐があった」と満足の行く仕上がりになりました。

午後の稽古では2月9日(土)に参加する「演劇的な一日」で披露する新作「オダギリカイギ」の脚本試作版が配布され、その読み合わせを役を入れ替えながら実施しました。団員にとっては新作脚本がどんな物語なのかに初めて触れる機会。ワクワクしつつ、登場してくるキャラクターをだれがどう演じるのだろうかと想像しながら、また自分が演じるならこうやってみたいといった感覚を掴みながら、それぞれが脚本に向かい合っていました。

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今回読み合わせたこの脚本がそのまま完成形に進化するわけではありません。実際に声に乗せ、出演者が演技を交えていくことで、登場人物の雰囲気や背景が具体的に想像できるようになります。また、脚本の構造上、妙にくどい展開であったり、不必要と思える場面などを発見し、改善するのにもこのセッションは役立ちます。てあとるみのりでは一度脚本を完成させると、そこからまってく変更を加えません。直前まで改稿を重ねて公演直前に完全版ができるという団体も少なくないでしょうが、ここでは早目に物語や人物の背景を完成させ、じっくりと役者たちにそれに向き合ってもらうように工夫しています。同時に、役者の特徴や持ち味が役と物語に効率よく反映されるようにするという狙いもあります。このようにしててあとるみのりの舞台の根幹が創り上げられていくのです。

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そんなわけで、来年最初のステージは2019年2月9日(土)南大塚ホールでの「オダギリカイギ」になります。第21回公演「織田桐会議」のプレ公演として無料で上演されますので、ぜひ今からご予定をご確認ください!

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「演劇的な一日」公式ホームページ