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12月13日の「ボーダーラインSatellite」です。

Posted by theatreminori on 14.2018 稽古レポート
翌日12月14日(金)は、日本精神障害者リハビリテーション学会第26回東京大会サテライト企画での「ボーダーライン」再演です。直前となった本日の活動は、当然ながらそれを意識した活動でした。

制作部では「ボーダーライン」再演のカーテンコールで使用する、次回公演のお知らせ用横断幕作りの仕上げを行いました。日程や会場はすでに記入してあったのですが、タイトルが団員にも非公開だったので記載できないでいたのです。先週、イベントの打ち合わせを経てタイトルが公表(チラシもリリース)されたので、この日は正式なタイトルで作業を行うことができました。

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同時進行で編み物班は、先週までと同じく第21回公演で販売する予定のグッズ作りを行っています。これまでよりも速いペースで仕上がっている印象がありますが、もちろん品質はこれまで以上のものです。すでに何個かの商品が完成しており、いずれお客様に情報公開を行うことになります。かなりいい仕上がりなので、皆さんの反応がが楽しみです。

午後の稽古ではまず、明日の会場入りやリハーサルのスケジュールの伝達が行われ、その後はすぐに衣装の準備を行い通し稽古を実施しました。先週の稽古では既定の60分を3分ほど超過してしまったので、少し調整をかけて臨みました。その結果、通し稽古の所要タイムはカーテンコールの宣伝を含めて58分。5分の短縮となりました。脚本、演出上の調整をかけた成果はもちろんのこと、芝居のテンポそのものも少し上がっているシーンがあり、その積み重ねがこの結果になったようです。

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そのあとは、通し稽古の振り返りを反映した気になるシーン、改善した方がいい場面を部分稽古しました。なんとなくパターン化していた動きを改め、少しでも自然な反応に近づけるようにしたり、本来発生するであろう状況を考え、そこへ戻していく稽古を繰り返しました。今回の舞台サイズに合わせて改編されたことで、まだ熟成されていないシーンであったり、以前からスムーズに定着していなかったシーンが改められ、完成度が高まりました。本番前日でもよりよくするための努力を行う。これはどの劇団でも当たり前のように行っていることではないでしょうか。

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さあ、そんなわけでいよいよ公演となる「ボーダーライン」。今回は60分バージョン。一部キャストを入れ替え、ダンスシーンには全員舞台に登場するというマイナーチェンジも施されています。客入れ音楽の終盤12分間は、てあとるみのり、ボーダーラインの魅力をお届けする仮想のラジオ番組「てあとるみのりサテライトステーション」がオンエアされます。平日開催ではありますが、入場無料。ご来場いただいたお客様に少しでもお楽しみいただけるように、様々な工夫を凝らしています。ぜひご期待ください!

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無料再演「ボーダーライン」特設ページ
日本精神障害者リハビリテーション学会第26回東京大会HP