
10月18日(木)から10月21日(日)まで北池袋新生館シアターで行われた、10周年20回記念の公演「Stationファンタジー」が、多くのお客様のご来場に支えられ、無事に終了いたしました。本当にありがとうございました!

18日(木)と19日(金)の3ステージでは、急遽1名の団員が出演できなくなった影響で総監督自ら代役を演じるというアクシデントがありました。さらに20日(土)の夜の回では、雷の影響(と思われる)で上演中に停電するというものすごいアクシデントがありました。暗闇の中で総監督と主役の城元菜那がライトで自らの顔を照らしながら場をつなぐという、とても稀な時間をお客様と共有しました。いずれのアクシデントも、お客様には大変なご迷惑をおかけいたしましたが、それでも温かいお言葉や拍手を頂戴できましたことに、大きな感謝の念を抱いております。まさに「感謝の極み」でございます。
また、多くのお客様にアンケートへのご協力をいただきましたことも感謝いたします。劇団のデータ分析担当者が各項目の統計を行い、次回公演への資料とさせていただきます。

役者から半ば強引な売り込みのあったグッズについても、快く(?)お買い上げ下さり、重ね重ね感謝申し上げます。グッズを開発した担当者にとって、大きな励みとなりました。

全6ステージで200名を超えるお客様のご来場があり、10周年・20回を記念した今回の公演は大変な盛り上がりとなりました。お客様からのご期待に比例して、役者の演技も日に日に進化し、全員がこの公演期間で大きな成長を遂げることができました。音響と照明もステージごとに微調整を重ね、少しでも良いタイミングや質感を表現しようと工夫していました。プロの芸能事務所からの参加となった役者3名も、てあとるみのりの劇団員と全く同じ立場で、稽古期間から真剣に物語と自分の役に向き合い、とても熱心に取り組んでいました。その姿が元来の劇団員たちにとって「プロの人でもあれだけやっているんだから、自分達なんかはもっとやらないといけないんだ」と大きな刺激になり、お互いに演技を高め合う効果を発揮していました。役者・裏方・お客様のすべての力がひとつになって、今回の舞台が成立したことは、まぎれもない事実です。すべての関係者に感謝の言葉を届けます。誠にありがとうございました。

てあとるみのり、次回公演は12月14日(金)日本精神障害者リハビリテーション学会のサテライト企画内で「ボーダーライン」の上演を予定しております。会場は早稲田大学国際会議場の井深大記念ホールです。2019年2月には南大塚地域文化創造館主催の演劇イベントに参加します。そして2月21日(木)~24日(日)には第21回公演を北池袋新生館シアターにて上演する予定となっております。ひとつの公演が終わりましたが、すぐに新しい公演への動きが始まります。皆様に少しでもお楽しみいただけるような作品をお届けする意気込みで、劇団員一同精進を重ねてまいりますので、今後ともてあとるみのりをどうぞよろしくお願い致します!