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8月23日の「Station」です。

Posted by theatreminori on 23.2018 稽古レポート
先週は夏休みで活動がお休みでしたが、本日8月23日(木)は元気に活動を行いました。大きく体調を崩す劇団員もおらず、レギュラー団員は全員集合しました。

午前中の制作部では9月16日(日)に参加する「アースキャラバン2018東京」で販売予定のグッズ作りに力を入れました。これまではラフ案が多かった話し合いも、実際に試作してきたものを持ち寄っての具体的な検討になり、そこで採用されたデザインはさっそく製造に取り掛かるというスピード感で進行しています。アースキャラバン当日まではあまり活動日数がないので、このような進行も当然かもしれません。今の段階ではデザインを公開できませんが、どのデザインもアースキャラバンのテーマを色濃く反映させた、イベント限定の作品ばかりです。「かわいいですね」「思ったよりカラフルでいい感じ」「それぞれのデザインに個性があっていいね」と、みんなで自画自賛しながら作業を行いました。

午後の稽古に入る前に、13時から床掃除を行いました。稽古でよく使っているフロアは、衣装の靴や小道具によって黒っぽい汚れが付着しています。日頃お世話になっていることへの感謝を込めながら、この汚れをきれいにしていく作業です。重曹を含ませた雑巾で磨いていくと「あ!(汚れが)落ちた!」「きれいになりましたね」と、手応えも十分でした。



掃除の後には、アースキャラバングッズの進捗確認、今年のイベント参加計画の確認、第20回公演のサンk者募集状況の報告などの事務連絡が行われました。外部からの参加者が充実してきていることについて「ありがたいことですね」と、団員一同でありがたみを噛み締めました。

その後の稽古では、第20回公演「Station」の配役(役そのものの設定)、物語の展開を大きく左右する、オーディション形式の試作脚本読みが行われました。抜粋されたシーンごとの登場人物を、入れ代わり立ち代わり演じて、役者の個性と役とのマッチングや、新たな表現の可能性を探る時間でした。本決まりの脚本でも配役でもないので、時には普段の自分ではなかなか演じる機会が少ないような役柄に挑戦したり、周囲のリクエストに応えて演じてみたりと、それぞれ楽しみながら取り組んでいました。

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面白いシーンやセリフには、見ている団員から大笑いが起こり、全体を見てからは「やっぱり〇〇さんはこういう役がピッタリですね」「この組み合わせはいいですね」「横向きになったときの表情とか、さすがです」といった振り返りが自然に発生していました。ただ面白く演じ合ったというわけではなく、自分の演技の参考にしようとしたり、相手のいい所をより伸ばそうとするような相互関係が出来上がっていました。こうなってくると脚本や配役の決定が楽しみです。

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現在、第20回公演への参加者が続々と決定しています。間もなく詳細をお伝えできるはずです。チケットの販売開始へも着々と準備を進めています。諸々、どうぞお楽しみに!