6月14日(木)は、
てあとるみのり総監督の椙田が、としまテレビの情報番組「としま情報スクエア」に生出演しました!午前中の放送に合わせて、劇団員たちも大挙して応援に駆け付けました。豊島区役所1階のスタジオは誰でも収録や放送の様子を覗く事ができるようになっているので、リハーサル中の総監督をバックに記念撮影に興じる団員もいました。

放送の内容は
てあとるみのりの紹介、先日のハートランドチャレンジFESの報告だけではなく、7月に行われる「
萬劇場ショートストーリーコレクション」の告知、10月に予定されている第20回公演のお知らせも行いました。ウルル・プロの俳優・佐伯恵太さんも、
てあとるみのりとの関わりや、実際に一緒に活動をしてみて感じたことなどを紹介して下さっています。しかも、「
てあとるみのり応援大使」を自称していた佐伯さんに、総監督から「もう公認でいいです」との認定まで与えられるというアドリブまで発生しました。見学した団員たちは「面白かった」「過去の映像が流れて笑った」「あの頃は痩せていた」などと、テレビの生放送スタジオの雰囲気や放送内容を存分に楽しんだようでした。
今回のテレビ出演がどのような影響力を与えるのかは全くわかりませんが、豊島区を拠点にして10年間にわたって活動を積み重ねてきた
てあとるみのりの魅力が、少しでも多くの方に伝わったのであればうれしい限りです。それ以前に、こうして地元のテレビに出演することができたことが、
てあとるみのりにとって、とても大きな成果だったように感じます。この企画に携わってくださった方々には感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
午後の稽古では、そんな午前中の活動の報告と共に、10日(日)に訪れた川崎市のNPO法人の講演会についての報告、ハートランドチャレンジFESの反省会報告、9月に参加予定のイベントへの参加形態の確認などが行われました。「10年間やってくる中で、いろいろなことがありましたね」「その積み重ねがあって、今ここまでありがたい話をいただけるようになったんですね」「この先10年後にはどうなってるんでしょうね?」「もう80歳だよ!」「定年間近だよ」などと、過去の振り返りと、これからの活動に思いをはせるひと時もありました。
その後はウォームアップを挟んで、
萬劇場ショートストーリーコレクションに向けた「
FFファンタジー」の稽古を行いました。稽古場をなるべく実際の舞台の広さに近づけて、動き、立ち位置、使うべきエリアを意識しながらの稽古でした。特に強く意識したのが体の向きです。今回の
萬劇場ショートストーリーコレクションは、客席が向かい合った狭間に舞台があるという特殊な構造です。通常の正面と正面が向き合った舞台ではないので、どの方向を見て演じるかの判断に迷ってしまったり、ついつい片方に視線や立ち位置が偏ってしまうことがあります。それをひとつひとつ整理していく演出が目立ちました。それに伴って、「ここで振り向くタイミングを合わせよう」「横からではなくて縦から声をかけましょう」といった演技のアレンジもなされていました。少しでもお客様の視線に対していい演技をお届けできるように、様々な角度からの見た目にこだわって稽古が進んでいました。

また、今回の「
FFファンタジー」では、特殊な人物設定が施された役が登場してきますので、それをどのように形にして表現するのかを全体で考えながら稽古しました。「緩急をつけてみたんですけれどどうでしたか?」「頭ではわかっているんだけだけれど、それを体でやるのが難しい」「ついつい視線が動いてしまうんですよね」「この1週間でイメージをつかんでくる」と、それぞれ苦慮しながらも、この日の稽古の中で少しでも感覚を手に入れて、それを次回の稽古までに成熟させてこようとしていました。

再来週には通し稽古が控えている「
FFファンタジー」。公演は2018年7月28日(土)12時30分から
萬劇場にて。チケットは絶賛販売中です。3団体一緒の舞台ですので、売り切れ必至のチケットとなっております。ぜひお早めにご予約ください!
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