6月7日の「FFファンタジー」です。

Posted by theatreminori on 08.2018 稽古レポート
6月に入り、関東地方にも梅雨入りの声がかかっていましたが、この日は晴天に恵まれ、稽古場も熱気に包まれていました。夏らしさが増す毎日と共に徐々に公演日が近付いている実感を得られる今日この頃です。

午前中の制作部では、萬劇場ショートストーリーコレクションの宣伝を行うためのダイレクトメール発送作業を継続して行いました。また、近隣の関係機関には徒歩でチラシをお届けしました。可能な限り顔を見せて営業活動する。これも一種の「Face to Face」です。徒歩での運搬で切手代や封筒が浮いた分は「じゃあ、もう一か所、あそこにも送りたいんですけれど」との提案があり、すぐに追加発送分に回されました。確実にご来場くださるかわからないとしても、宣伝しない限りは可能性はゼロです。少しでも多くの方にご来場いただきたいという率直な願いが、団員たちのモチベーションになっています。

午後の稽古ではいつものようにウォームアップを行ってから、すぐに「FFファンタジー」の稽古には入らず、読み合せの練習用に用意されている脚本を半分即興のような形で読んでみました。少しリラックスして演技に臨むため、演じるという感覚を自分の役に固執せずオープンにとらえるため、そして今回の「FFファンタジー」には出演しない団員のために実施されたイレギュラーな取り組みでした。

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その後は「FFファンタジー」の稽古です。この日は出演者全員が集合しました。先週行った稽古で確認した部分の振り返りを行ってから、まずは序盤のシーンの稽古。この日は演出から実演を交えながら、かなり細かく姿勢の取り方、動きのタイミングやその意図、原理などの説明がなされていました。30分間というコンパクトな作品であるがゆえに、ひとつひとつのセリフ・動作に、いつも以上の意識を注ぎ込まなければいけません。演じる上では、落とし込んでこなければいけない課題が増えていますが、全ては物語の魅力、自分たちの取り組む姿勢をお客様に伝えるためです。実はいつも行っていることと何の変りもないのです。

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役者たちは、ただ単に演出からの指示を聞いて、言われた通りにやっているだけではありません。自分たちからも「ここは○○○にしてみたらよく見えるんじゃないか」「効果音を入れるとお客様にも理解しやすくなるかも」「どちらのコンセプトを生かすか迷いますね」などと、演じている立場からの意見や提案を挙げていました。演出もそういった要素をしっかりと受け止め、バランスを取りながら演技に反映できるようなフィードバックを行っていました。もちろん、実際に演じてみてしっくりこなければ「やっぱり最初の形に戻そう」ということになり、思いの外いい感じであれば「じゃあ、さらにこういう動きも入れてみましょう」という発展が生まれます。まさに舞台を創る一体感。「Face to Face」の取り組みがありました。

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このように、てあとるみのりの劇団員が一丸となって創り上げている「FFファンタジー」。上演に向けて演技も裏方も少しずつ前進しています。来週あたりからは小道具と衣装の準備も本格化する予定です。どのような仕上がりになるのかは、7月28日(土)たった一度のステージでご確認下さい!

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