10月26日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 26.2017 稽古レポート
急に寒くなったり、台風が接近しての大雨があったりと、落ち着かない気候が続いている10月も、気が付けばあと少しで終わろうとしている26日(木)の活動の様子をお届けします。ちなみに、先週までは団員一同元気いっぱいでしたが、今週は風邪の影響やら何やらで欠席する者が複数存在しました。復活が待たれるところです。

午前中の制作部はグッズ案の検討と実際にグッズ製造で使用する素材の買い物の二本立て。二手に分かれて実施しています。グッズ検討は先週までの話し合いを引き継いで行われています。主に各自がアイディア、または試作品を持ち寄ることになっていたある定番アイテムのデザインに関しての具体的検討が行われています。提案された試作品の数々に「これかわいい!」「こっちの方がいいよ」「角を丸くした方がいいですよね」「こっちは何度も作っている感じだからもういいんじゃない」などと率直な意見交換が行われています。試作した団員は「何度も作っているので色をきれいに塗れるようになった」と自画自賛。確かに試作段階での品質が以前よりも上がっていました。実際に採用された場合は担当者1名が作るのではなく、団員で分担しての作業になるため、この品質の部分まで引き継げるかが注目ポイントです。

一方の買い物班は、手芸系素材のリストアップを行い、池袋の専門店まで買い物に出かけました。普段の買い物は近隣の100円ショップが中心になっていますが、この日はちょっとハイグレードな専門店。買い物班の団員たちは出かけるのが楽しみだったようです。団員の一人がそのお店の会員だったようで、会計が若干割引されるという嬉しい出来事もあり、予定していた物品を買いそろえることができました。

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午後の稽古は、先述したように欠席者が数名いたため、早口言葉練習、外郎売などのウォームアップの後に、第19回公演の試作脚本を使った演技の練習ではなく、ダンスの練習を中心に行いました。これまで何回か練習してきた新しい振り付けは、ただの練習用の振り付けではなく、実は第19回公演でダンス用に使用予定の曲に合わせた振り付けだったのです。これまでは単純なカウントで形式的に動いていた振り付けが、曲のタイミングに合わせて流動的に動くダンスとして進化していく段階です。カウントでは動けていたのに、曲に合わせようとするとバラバラになってしまう現象が起こることが予想されていましたが、それはごく一部の団員で、多くの団員はすんなりと曲のメロディーに乗った動きを表現していました。「曲に合わせて体を動かすとすごく気持ちいいですね!」と、トレーニング的に練習していたダンスから解放された楽しさを実感している団員もいました。

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こうして、振り付けを練習していたパートは順調に進行しました。そして、今日新たに振り付けが授けられたパートに入っていくと…「ついていけない!」「あっという間に曲が過ぎ去っていく!」「早い!」と大混乱。それでも「何度でもやりましょう!」「空っぽのまま帰りたくない」と、誰一人諦めることなく、繰り返して練習しました。振り付け担当の演出も、何度も実際に踊りながらタイミングや足の運び、身体の使い方を指導。「まずは上半身だけでもいいので」「この位置に足を置けば振り向くだけです」「歌詞を聞いて、ここでは〇〇〇の感じを出したいんですよ」「モデルやダンサーになったつもりで!」「あなたは8頭身で足が長いんです!そう思い込んでください!」などとアツい指導を繰りかえりました。回を重ねるうちに少しずつ全体の足並みがそろい始め、ひとまずは各自が振り付けの流れや表現すべきニュアンスを身に付けることができました。

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制作部も稽古も、一つひとつの積み重ねが時間をかけて成熟していく取り組みです。来週までにやってくることを再確認しながら、それぞれは家路につきました。この積み重ねを怠らなかった者が、舞台の上で光を浴び、お客様の目に触れる権利を手に入れられるのです。