世間では喉の調子を崩す方が多い今日この頃ですが、てあとるみのりの団員は元気です。少し喉の具合に不安がある団員は、この日に備えて早めに医者に通って対策をしています。最近は新たに加わった参加者も多く、活動中も活気にあふれている印象です。
午前中の制作部では
第19回公演での販売を想定した、新しいグッズ案の検討を先週よりも具体的に行っています。各自がグッズ案をイラストにおこし、それをもとに意見交換を行っています。口頭だけではなくイメージとしてでも形になっている案があると「あ~、これ、いいですね!」「かわいいと思う」「この色はアースキャラバン向けじゃない?」などと、具体的に議論ができます。この日の話し合いで好評だった案のうちいくつかは、今月中をめどに試作品を持ち寄ることになりました。公演まではまだまだ日がありますが、着々と進行してます。
公演までの日数はまだまだ潤沢にある印象ですが、毎週木曜日に活動している私たちにとっては、残りの活動日数を確認しておく必要があります。本日は制作から木曜日のみを抽出したカレンダーが配布され、現時点での各セクションの締切日目安を確認しました。いかに木曜日以外に各々が自分の役割に責任を持って進行させるかがポイントです。なんとなくその理屈はわかっているのでしょうが、こうして目に見える形で突きつけられると、その意識がより具体的になり、実際に行動できるようになるはずです。
午後の稽古。まずは全員揃ったところで、年度末から新年度前半の活動に関する、重要な告知と確認が行われました。先週の段階からさらに新しい動きが増え、どのように乗り切っていくかの話し合いです。「この感覚で新しい作品をやるのってきつくないですか?」「初めて見る人が対象なら、こっちの方がいいと思う」と、スケジュールに対してどんな内容の公演を提供していくべきかという、細かい戦略にも話が及びました。今年度はスケジュール過多になり気味ですが、いずれの予定も需要があってのことです。「こんな風に呼んでもらえるなんてありがたいことです」「その期待に応えないといけないですね」と、団員たちも感謝と共に気を引き締めていました。

話し合いの後には体を動かし、
第19回公演を想定した脚本の読み合わせを行いました。先週までの試作脚本からさらに変貌を遂げた脚本に、驚きを隠せない役者たち。いざ読み合わせると「あれ~?何だか違うな~」と、思うように演じられず、首を傾げてしまう役者もいました。演出からは「たとえば…〇〇の△△みたいなキャラで」と、具体的な例を示して、少しでも人物の方向性をイメージしてもらえるような声掛けがなされていました。毎週進化と変化をしている公演用脚本。次週にはどのような形になっているのでしょうか?


読み合わせに続いて、ダンス練習です。今日は曲に合わせて振り付けの正確性と連動性を確認しています。手の動きと足の動きを両方考えてしまうことで崩れてしまう団員には「まずは腕の動きだけでもそろえられるように練習してみてください」「腕だけでも揃っていれば、立ち位置を変えることでそういう振り付けなんだと納得させられますから」といったアドバイスが送られていました。団員たちは実際に踊りながら「どうしてもあそこが遅れる!」「まだ頭で考えちゃってるので、もっと曲に合わせられるようにしたい」と、それぞれ振り返っていました。

様々な動きの中で、様々な期待を寄せられるような立場になってきた現状に浮かれることなく、その期待以上のものをお返しできるように、日々頑張っていきます!