9月21日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 21.2017 稽古レポート
夏の暑さの中での公演とアースキャラバン参加も終了し、すっかり秋のムードで落ち着いているてあとるみのりです。とは言え、次の公演やイベントへの参加を想定した準備を忘れているわけではありません。制作部ではイベント販売向けのグッズ案の検討、稽古ではダンスや演技の基本的なレッスンを実施しています。

制作部で検討したグッズ案は、直接てあとるみのりが参加するイベント向けのものではなく、活動の拠点となっている「ハートランドみのり」が参加する、某大学の学園祭向けのものでした。普段の制作部が培ってきた経験と技術を還元して、学園祭の主役たる学生たちと共同でグッズを作って販売しようという趣旨です。この日の話し合いでは学生側からも、制作部側からも次々とアイディが出て、すぐにいくつかのグッズ候補が出揃いました。その中から「来場者は子供、女の子が特に多いです」という学生からの情報を基に採用案を選抜。さらに作業する日の人員割り振りまで決めることができました。活動の後半には原材料を調達する予定のショップへ下見と、早めに買い揃えておいた方がいい商品の確保に出向きました。K&Kブランドを手掛ける大女優は「今から行くの?行きたくねー!暑いよー」と駄々をこねておりましたが、いざ出かけてみるとお店で私物の買い物を始めるほど生き生きとしていました。

午後の稽古では次に控えるイベントに向けての練習が行われました。まずはイベント公演を想定した短い脚本を読み合わせています。しかし、一度演じ終えた後の振り返りでは、演出から「このイベントの趣旨をわかっているのか?」との指摘がありました。このブログの中ではまだ詳細を説明できませんが、稽古では団員たちに細かくイベント参加への経緯と、先週も伝えた通りの状況であることの説明がなされました。

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団員たちはイベントに招待されたこと(招待していただいたこと)に応えられるように、我々が目指しているもの、取り組んでいるコンセプトが正しく伝わるように演じなければいけないという思いをひとつにして、その後の稽古に臨みました。気持ちの変化による演技の変化は実に顕著で、最初の読み合わせと比較して、格段に品質が向上していました。この気持ちの入れ方を常に忘れずに舞台に臨んでいきたいところです。

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後半ではダンスの練習を行っています。今回はわずか8カウントだけ振りを付けて踊りました。たったの8カウントと言えども、手の動き、足の動きを身に付けるのに、団員たちは苦労していました。鏡を見て、お互いにカウントを取り合いながら練習を重ねました。通常のダンス練習はもう少し長めの尺で行いますが、この日は短い振り付けをとにかく繰り返しています。演出が振付師として「後ろの腕も伸ばして」「横ではなく縦を意識して動かして」「サッカーの胸トラップみたいなイメージで」「ギュッとなって、パッとなる感じ」などと、その人がわかりやすいような表現で指導していました。その甲斐あってか、全員が形の上では振り付けを身に着けることができました。しかし、本当のダンスの要素はこれからです。今のところ形を各自が覚えただけで、みんなで踊ってみると腕の角度、動き出しのタイミングなどが揃っていないのです。振り付けだけ覚えてダンスはOKではなく、全体の動きをそろえていくための練習を繰り返すことの重要性が伝えられました。

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演技もダンスも少しずつでも表現の質を上げられるように、団員たちは必死に取り組んでいます。私たちのことを何も知らない人が目にした時にも素直に「すごい」と感じてもらえるように、似た境遇に悩んでいる人に「ああなりたい」と憧れてもらえるように、それぞれが決意を胸に励んでいるのです。