脚本、演出に加えて、第6回公演ではメインで出演してしまうSugiです。
いよいよ稽古がスタートしました。
今回のメインキャストには、
役の感情や物語全体の流れを
しっかりと描き出してもらうために、
稽古である注文をつけています。
それは、
脚本を見てはいけない。
セリフを覚えて来てはいけない。
という、常識破りの注文です。
通常は脚本を手放す期日を設定し、
そこへ向けてセリフ覚えの努力をして、
稽古では脚本片手に動くというのが定番です。
しかし、
今作のテーマは、過去の自分を超えることにあります。
今までと同じことをやっていても何も変わりません。
それに、
私たちは常に新しい刺激をお客様に提供する団体です。
提供する側が新しい刺激にその身を投じなければ、
何もお届けすることは出来ないでしょう。
セリフと言う表面的な言葉の呪縛から感情を解放し、
本当の意味での演技を構築するために。
私たちは新たな、大きな壁に向き合っています。
それは昨日までの自分、超えられなかった自分そのものです。
結果はどうであれ、
この努力を続けることで、
9月には皆様とともに笑顔でいられるものとを信じております。
今後とも、てあとるみのりをよろしくお願い致します。
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