10月13日の「TRIGGER」です。

Posted by theatreminori on 13.2016 稽古レポート
この日から夜の稽古T.M.Evolutionも再開される10月13日(木)。第16回公演以来の長い木曜日の始まりです。午前中の制作部では今回の公演のグッズ案を出し合いました。なかなか試作品をしっかり用意するまでの時間がなく、アイディアのイラストやイメージ画像、かなり品質に難がある試作の試作品などを用いてのプレゼンとなりました。この段階ではまだ「これだ!」という案が見出されませんでしたが、その分、改めてどのような観点からアイディアを練ればいいのかを共有することができたようです。

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制作部の後半には、てあとるみのりとは直接関係がないことですが、ハートランドみのりが某学園祭で学生から販売する手作りグッズの共同制作を依頼されていることから、そのグッズの作り方を復習しておきました。てあとるみのりの団員のほとんどが、学生との共同作業に参加するので、本題とは関係のない案件でありながらも時間を割いて準備しました。団員たちは実際にグッズを作りながら、必要なことをメモして、真剣に練習していました。共同作業の日が楽しみです。

午後は第17回公演「TRIGGER」の稽古です。これまでは全体を通して読むという、作品の雰囲気や役の特色に触れるための時間でしたが、今週からいよいよ中身を深めていく段階に突入しました。まだ配役は決まっていないものの、それぞれの役者から希望の役を宣言してもらうイベントもあり、演じるときの力と心の入り方が少し変化してきました。

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今回は二つのシーンを抜き出し、配役を入れ替えながら(希望によっては連続で)各3回読み合わせました。「この頃座って読んでばかりだったので、体がなまってしまう」と、ある団員が声を上げ、少し動きを付けながら読んでみることになりました。時々位置関係や、姿勢の取り方にしっくりこない現象が起きていましたが、今まで以上に会話の速度やテンポが演技に反映されやすくなりました。

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今週の我らが大女優は「すごくねむーい」と連呼しており、時々機能が止まっていました。稽古の終わるころになって「やっと目が覚めてきた!」と時代遅れの覚醒。演出から託されたこれからやるべきことの指示を頷きながら聞いていました。

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この日は日頃の稽古の積み重ねという形式的なもの以外に、仲間と同じ舞台に立つ、ひとつのものを創っていくという過程の中で重要な「信頼関係」について、団員と共有する機会がありました。時間をかけて築き上げてきた信頼が壊れるのは一瞬。その信頼はどんなに償っても時間をかけても絶対に直らない。ただ新しい信頼を作り直すことはできる。そのためには同じ過ちを繰り返さないこと。逆に言えば、同じ過ちを繰り返せば、すべての信頼を失うことになる。これは演劇のように個々に明確な役割と責任がある活動における特異な作用と思われがちですが、実は世の中すべての他者と関わる局面、何らかの集団に属する機会において共通のことです。だからこそ、苦しい時、悩んだ時には、自分のことだけではなく、その周りの仲間のことを思い浮かべて力に変えなければいけないのです。