10月6日の「TRIGGER」です。

Posted by theatreminori on 06.2016 稽古レポート
先週の稽古でほぼ完成形の脚本読み合わせが行われましたが、その時に収集されたデータを基に、この1週間で最終調整が施された脚本(完成版)が配布されるのが今日、10月6日です。午前中は体裁が整えられた脚本の印刷、昼には製本が密かに行われていました。



さて、そんな動きが気になりながらも、午前中の団員たちは制作部で真剣にグッズの話し合いを行っていました。これまでの公演で製造・販売したグッズからさらに進化させたもの、新しいもののアイディアを集める段階です。中にはちょっとユニークな案を持ち込む団員もいました。また、来週が本来の試作締め切りだったアイテムを、1週間早く仕上げて持ち込む団員もいました。誰もが少しでもいいものを創って売りたい、買っていただきたいという意欲にあふれていました。今後試作と検討を重ね、最終的に販売するグッズが決まっていきます。

そして、いよいよ午後の稽古で完成した脚本が配布されました。総監督が製本が終わった脚本の山にかかっていた布を外すと「おお~」という歓声と拍手が上がりました。まさに除幕式です。総監督から「この脚本が欲しい人?」と声をかけると、全員が挙手。それぞれの団員に総監督から一言かけながら脚本が手渡されました。いつものことながら、期待と不安と緊張とやる気が複雑に交錯する瞬間です。

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その後、簡単に物語と登場人物の概略説明があり、休憩時間を挟んで読み合わせとなりました。休憩中でも団員たちは手に入れたばかりの脚本に夢中で、集中して食い入るように視線を注いでいました。これから公演の日まで毎日こういった時間を過ごせれば、自ずと品質も良くなっていくはずです。新しいものを手に入れた瞬間から、そのものへの興味が減退していくのが人間の常ではありますが、ぜひとも、この新鮮な感動と興味を忘れないでもらいたいところです。

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読み合わせでは、先週と違った役を選択する団員がほとんどでした。まだ役者の人数よりも役の数が多いので、いろいろと試せる段階です。実際に演じてみて、自分自身がどう感じるか?周囲はどういう印象を持ったか?一つひとつの手応えを感じ取っていきます。とは言っても、公演までの稽古回数は残り15回。あと1~2週間のうちに、T.M.Evolution枠からの参加者も含めて、配役を決定していく予定です。

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読み合わせの序盤は全員が座った状態でしたが、演じているうちに自然と体が動き出す役者もいました。これからも、この作品のテーマだけではなく、舞台の上で発する熱、空気の流れなどもイメージしながらの稽古が重要になってきますので、全員がどんどん貪欲に表現に向き合っていかなければいけませんね。

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何はともあれ、脚本が完成すると改めて「始まったな」という気がしてきます。貴重な稽古を無駄にしないように、各自が必要な準備をして、稽古に集まるように誓い合いました。稽古の締めは大女優の「ファイトで行こうよ、オー!」の掛け声でした。第17回公演「TRIGGER」は2月24日から。気を引き締めてまいります!