7月7日の「宴もたけなわ」です。

Posted by theatreminori on 07.2016 稽古レポート
第16回公演「宴もたけなわ」8月5日(金)開幕!

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7月7日。本番まであと1カ月を切りました!七夕のイベントを楽しむ余裕もなく…というよりも、本日の活動内で誰からもその話題が出ないほどに超ギリギリの待ったなし状態です。余裕があるのはチケットの残券ぐらいというのがまたシャレにならない惨状です。

さて、修羅場と化した制作部は、グッズよりも優先するべきこととして衣装の製造を進めました。とにかく衣装です。この日までに形にしないと没(事実上のカット)になるリミットが設けられている衣装もあり、これまでの努力を無駄にしないため、制作部全員が団結して衣装の作業を行っています。手持無沙汰になりそうな人も、ボンドが乾くまで衣装のパーツを首にかけるハンガー役として機能していました。気付けばあっという間に12時。休む暇なく頑張りました。その甲斐あって、何とか問題の衣装も完成形に到達することが出来ました。「何とか間に合った~」「いやぁ、もう疲れた!」「みんなのおかげで何とかなった!」と、ほっとした声が交わされ、今日の制作部はまさに戦友のような一体感がありました。

午後の稽古は、予定通り「通し稽古」を実施しています。急きょ揃うはずの役者が揃わない中での稽古になったので、選択肢としては代役を立ててでも1回通すか、気になるシーンを繰り返して練習するかの2択となりました。「どちらにせよ代役になるのか…」「通し稽古で問題点を確かめるか、先に問題のありそうな箇所を鍛えてから来週通すか…」など、団員たちもどちらがいいのか悩んでいましたが、最終的には全員が通し稽古に備えてしっかり準備をしてきているのだからという理由で、代役を立てての通し稽古を行うということになったのです。「みんなの力で乗り越えよう!」と役者たちも気合十分でした。演出も芝居を見るどころではなく、代役、音響、写真撮影と、多岐にわたって稽古を支えました。

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こうして始まったこの日の通し稽古。さすがにセリフ面で苦慮する役者はほとんど見受けられませんでした。しかし、これまでに確認していた動き、立ち位置、気を付ける点など、抜け落ちている箇所が見受けられました。まだまだ品質が高まっているとは言い難かったです。しかし、通し稽古を経験したことで、そんな自分たちの問題点を理屈ではなく実感として持ち帰れたのは大きな収穫でした。「あのシーンのスピード感がなかったような気がする」「ちょっと怪しくなった時のフォローするかしないかで迷った」「あそこは自分のミスだった」「ここは自然にできてよかった」「通しの方がいきなり始まるわけじゃないのでやりやすい」などなど、演出からではなく役者同士で多くの所感が交わされていました。次回までに何をどう確認して改善しなければいけないかは、体験した者にしかわかりません。そういった意味では人が揃わず不完全に思えた稽古時間も、参加した者にとっては有意義なものになったようです。

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来週と再来週の稽古は、特別態勢で臨む予定です。公演までの残された時間で、できることはどんな壁にぶつかろうともやり遂げる心意気です!