3月10日の「宴もたけなわ」です。

Posted by theatreminori on 10.2016 稽古レポート
3月10日(木)の制作部では、担当者が落ち帰っていたグッズ案が持ち寄られ、今後の開発に関しての議論が行われました。しばらく議論を重ねていると、当初のコンセプトからずれて、結局一周して元に戻るという現象が発生するものです。本日もそんな現象が起こり、あるグッズに関する何点もの派生案が一気に没になり、最初にみんなが気に入っていたデザインに回帰することになりました。色々な案を考えてきてくれた団員にとっては「無駄な努力」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。そういった精査を経たうえで、確信を持って「最初のデザインがいい」ということが共有されたわけですから、大きな役割が果たされたことになります。また、なぜ最初のデザインの方が良いと感じるのか、派生案はどこに焦点のズレがあったのかを検証する機会にもなったため、今後のグッズ開発においてもいい財産となりそうです。

また、衣装案について、特に細かい工夫が必要な衣装についての打ち合わせが該当する団員間で行われています。予算が潤沢にないという条件の中で、キャラクターを表現するために、様々な案が出ています。ひとまず来週、素材を持ち込んで試作してみる予定です。最近の制作部は具体的なグッズ、衣装の開発・検討が行われているため、写真を撮影しても、この場で紹介できない物ばかりです。紹介してもモザイクだらけになってしまうので、今週は制作部の写真はありません。ご了承ください。

午後の稽古では先週よりも参加者が1名多く、少しずつキャストが確定してきている雰囲気が実感できました。新しい(そして再びの)顔触れが加わると、全体のモチベーションも高まるようで、ウォーミングアップから気合いの入った空気が流れていました。



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この日は新しく参加表明してくれた団員もいたため、久し振りに脚本を頭から最後まで通して読み合わせてみました。もちろん、座って読むのではなく、思い思いながらも動きを付けての演技です。一部代役を立てての演技でしたが、役が決まっている団員は、自分の役の表現の仕方、実際に演じてみての手応えなどを確かめながらの読み合わせとなりました。まだまだ細かい部分を求めるタイミングではありませんが、役者たちは自分たちで省みる部分と、演出から伝えられたアドバイスを照らし合わせながら、演じた後の時間を過ごしていました。

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8月の公演を目指すにあたって共有するべきこととして、てあとるみのりは一般の劇団とは明らかに異なった特徴を持っていることと、その魅力をお客様に伝えることが第一義であること、そのために少しでもいい舞台を創ろうと各自が皆のために努力を重ねることが確認されています。同じ方向を向いて突き進むためにも、この思いを忘れてはいけません。時に個人が頑張り、時に皆が力を合わせることで、舞台という集合体に息吹が与えられます。私たちが第一に伝えたいのは演技の技術ではなく、そんな取り組みをしている我々の姿なのです。

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