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さて、そんな1月14日(木)のてあとるみのりは、まず午前の制作部からスタートです。先週から具体的に検討が始まった第16回公演で販売するグッズ案の協議を継続して行っています。先週の話し合いを踏まえて試作品の製造を試みた団員、まったく異なったアプローチを提案する団員など、ひとつの形やアイディアに固執しない柔軟な話し合いが続いています。案の段階では実現可能に思えたアイテムも、実際に試作しようとしてみると技術的にかなり難易度が高い(団員たちで手作り生産するのが困難)ということがわかるものです。現に、先週の構想を取り下げて、別の造形を試みる団員もいました。しばらくはこんなトライ&エラーを繰り返しながら、一つひとつの案を固めていくことになりそうです。

午後の稽古では発声練習、早口言葉だけではなく、ポーズゲームにも力を入れています。決められたお題をポーズだけで表現する、インスピレーションの速度とパフォーマンスの柔軟さが求められる訓練です。以前はお題を出す人が固定される傾向がありましたが、最近では「私が出すね」「どうぞってタイミングを教えて」など、積極的に出題の役割を担う団員も出てきました。もちろん、お題を演じる役者たちの動きのキレ、バリエーションも広がってきています。見ていて随所に面白い表現が見受けられるようになってきました。

基礎訓練の後は継続しているダンス練習を行いました。先週はその前までのおさらいで終了してしまいましたが、今回は少し新しい振り付けに進んでいます。一度すんなり決まったかに思えた振りが、もう一回繰り返したら全く変わってしまったり、どうしてもカウントがずれて慌てて修正したりという苦労を繰り返しながら、何回も確認しています。短時間の動きでも「暑い!」「疲れた~、もうだめだ~」と、団員たちはすぐに息を弾ませています。普段体験しない動きの連続が、とてもいい刺激とトレーニングになりそうです。

その後は短編の脚本を演じつつ、途中からはその設定と状況を引き継いだ即興芝居になりました。今回は会社員たちのバーベキュー騒動を描いたユニークな作品です。部長、課長、係長、新人など、何となくイメージしやすい会社内の階層を人物に反映させて演じることが出来ました。組み合わせの中で実際の年齢とは全く逆の役職順になることもありましたが、その方が人物と立場の特徴をはっきり表現しようとして、とてもわかりやすい人物表現になっていた気がします。


その後は来週末に出演依頼されている、法人の新年会余興舞台の練習です。今回はもうひとグループとのコラボレーション企画です。ハートランドみのりで活動する音楽グループ「ムジカ・de・みのり」とのコラボということで、今回は歌と踊りも混ざっています。残念ながら全団員が参加することはできませんが、選抜メンバーでみのり風ミュージカルをお届けします。我らが大女優は演技にも歌にもかなり力を入れています。この特別企画ステージをすべての皆様にお見せできないのが残念です。

ちなみにこの新年会は1月22日の金曜日です。何らかの形でどうであったのかをレポートしたいものです。それが終われば、さらに第16回公演向けた動きが加速することでしょう。まさに宴もたけなわとなりますでしょうか。