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10月15日の「2025」です。

Posted by theatreminori on 16.2015 稽古レポート 0 comments
公演の最終日が11月15日。ということは、ちょうど1か月後は千穐楽なのです。今日はそんな節目の日。制作部も午後の稽古も、夜のT.M.Evolutionでもそんな話題が多く、団員たちは残りの稽古回数を確認して意識を高めていました。ちなみに、本日を含めてあと4回しか活動できません。

午前の制作部では先週から本格的に着手している復刻アイテムのジョッピーブローチ作りを継続しています。手作りグッズといえども少しでもいい品質にするため、全体着色班、細部の着色班、仕上げ・修正班に分かれて、しっかりと作り込んでいます。ぜひ、会場で個性豊かなジョッピーたちを手に取ってみてください。

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グッズ作りと並行して衣装作りも行われています。衣装の素材が手に入り、または手に入る目途が立ったまま進行していなかった衣装も、ここからは時間との戦いです。ペースを上げて縫ったり、切ったり、貼ったりの作業に取り掛かっています。もちろんこの作業は活動日以外にも継続して行う必要があります。毎日が勝負です。

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午後の稽古では、物語の3分の2程度を通して演じてみました。完全な通し稽古ではありませんでしたが、役者たちはかなりの緊張感を持って臨んでいました。残念なことに、先週の稽古まではスムーズに流れていた会話が、この日はちょっとぎくしゃくしていました。もちろん、役者たちもそれは肌で感じていたようで、演じながらなんとかそれを修正しようとして、余計な力が入ったり、意識が役そのものから離れてしまったりという悪循環が発生していました。

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稽古ですから、一度流れを止めてその点を指摘してやり直すこともできます。しかし、常に本番を想定して、このような状況を肌で感じておくことも必要なことです。どんなことが起こってもやり直しがきかないのが本番です。稽古だから許されるという感覚が身に染みついてしまうと、本番でのアクシデントに対処できなくなってしまうからです。また、このような演技のムラをなくすには、より一層の物語への浸透と、役の理解、セリフの必然性の把握が必要であることも再認識できました。これは残りの稽古でのレベルアップに期待が持てる気付きと言えるでしょう。

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そんなわけで、いよいよ公演終了まで1カ月となった第15回公演「2025」。なかなか進んでいないチケットの販売にも力を入れながら、頑張ります!よろしくお願いいたします!

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