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3月19日の「てんとせん」です。

Posted by theatreminori on 20.2015 稽古レポート 0 comments
ついにこの日が…というには遅すぎるかもしれませんが、4月24日(金)から公演を迎える「てんとせん」の脚本完全版が団員たちに配布されたのです。てあとるみのりではいつも、脚本授与式のようなちょっとしたイベントムードになります。演出からそれぞれの役のアドバイス、魅力などが丁寧に伝えられ、役者はその言葉を脚本と一緒に目を輝かせて受け取るのです。



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脚本を受け取った役者たちは、集中して内容を確認し始めます。特に先週配布された未完成バージョンから、大きな変更が施された物語後半から終盤にかけてを、食い入るように黙読していました。時折笑いが起こったり、感嘆の声があがりながらも、静かな時間が稽古場に流れます。

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その後、読み合わせまでの時間を利用して、自発的に部分練習が始まりました。気になるシーン、追加されたシーンや2月から継続して練習が必要なシーンなど、該当する役者同士が声をかけあって、積極的に練習をしていました。先ほどまでとは打って変わって、賑やかで活気あふれる時間となりました。

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この日は、みんなが気になっていた物語後半を読み合せ(すでに立って動きながら)ました。初見になるシーンでは堂々としていた人物が急に弱々しくなったり、本来のセリフと全く逆の意味になる発言をしてしまったりと、本筋以外での笑える要素がたくさんありました。もっとも、こんなことで笑っていられるのも今日が最後でしょう。次週からは、しっかりと準備を行った上で稽古に臨むはずですから。

気が付けば公演まであと1カ月少々。これまでの積み重ねを大切にしつつ、新たな要素を大胆に加え、まさに集大成を築き上げるように、それぞれがそれぞれの役に向き合い、物語の中に生きるのです。さあ、ここからが正念場です!

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