制作部ではいよいよグッズ作りが本格的に動き始めました。これまで露出が多い割には(舞台に出演したこともあるのに)グッズ化される機会のなかった、団体のマスコットキャラクター「ジョッピー」がいよいよグッズになる予定です。本日の制作部から団員の手で製造が開始されています。どんなグッズに仕上がるのかはまだ明かせませんが、サンプルを見た印象では実物よりもかわいく仕上がりそうな予感です。
関係機関へのダイレクトメールの発送準備も進んでいます。文化交流会でもお世話になった近隣事業所はもちろん、これまでに何らかの関わりがあった団体に向けて、間もなくチラシを発送させていただきます。少しでも多くの方に、劇団員の姿を見てもらいたいという思いで発送しますので、お手元に封書が届いた団体様は、お手数ですがご査収ください。
午後の稽古では、いよいよ、縦版に編集された脚本が登場しました。もちろん先週の内容から改編されています。しかし、本日配布されたものは物語のすべてではなく、あと10ページ(15分)程のクライマックスを残している未完成バージョン。まだ表紙もついていません。それでも、そんな脚本を手にした役者からは落胆の声があがることはなく、むしろ宝物を手にしたような笑顔で受け取り、食い入るように内容を確認していました。本番までの時間が少ないこともあったのでしょうが、役者たちの期待とモチベーションの高さがうかがえました。

ほとんどのキャラクターは2月バージョンから大幅に深化しています。セリフが増えただけではなく、細かい描写につながる言動へのアレンジも随所に加わりました。この日の読み合わせの後に、ひとりひとりの役者に、人物像、役作りの方向性に関するアドバイスが演出から示されました。それを受けた役者からは「何とか自分で考えて、創り上げたいです」という、役者ならではの宣言も出ていました。制作部だけでなく、稽古の方も本格的になってきました!

