3月に突入して最初の活動。制作部ではグッズのデザイン決定を来週という予定に据えたので、今週の活動ではかなり具体的なサンプル、アイディアの検証が行われています。定番アイテムの類に入る商品であっても、素材、着色、発色などの見た目や質感にこだわりを持って何パターンかに分化して考えています。これまでなかなかグッズ化してこなかった、マスコットキャラクター「ジョッピー」のグッズ化も密かに企てられています。まだ実用化まで到達するかわかりませんが、実際にグッズとして登場した際には、みなさんぜひチェックしてみてください。
まだ気の早い話かもしれませんが、チケットの販売状況の確認も行っています。調子よく売れているとは言い難い数でしたが、この段階でちらほらと販売できている点は評価したいところです。チケット価格は前売り、当日券共に、おひとり様1,500円になります。ぜひお買い求めください!
チケット販売、予約の専用フォームは→
こちら!稽古ではいよいよ本編全体の長さを想定して創られた脚本が投入されています。終盤のまとまりがない状態ではありますが、役者たちは「これをやるんだ」という意欲と緊張感の中で、力のこもった演技を披露していました。実際に読み合わせてみることで役者の可能性、脚本の可能性が拡充します。最終版の完成まで、様々な要素の着脱とアレンジが繰り返されることになります。まとまり切っていない終盤をどのように締めくくるか?全体のバランスと各パートの配分にも考慮しながら、形を整えていきます。

最近異様な盛り上がりを見せているウォーミングアップ。

コンビを組む役者同士、なぜか似たポーズになってしまいます。

演出家も代役で参加。作品の感触を肌で感じました。

タックルで相手を食い止める練習?
読み合わせてみたそれぞれの感想は「前半が面白い」「だいぶ拡大している」「途中が急展開過ぎるかな」「セリフが多いけれど読みやすかった」「初見のお客様に意味まで伝えられるか?」「まさか、こんな展開なんて」などなど、積極的に発言されていました。共通していた感想は、中盤から後半の急展開の良し悪しと、ラストシーンまで見ても存在意義が不明瞭なキャラクターがいることでした。この点は読み合わせの後のディスカッションで、様々な意見を集約しています。少しでもわかりやすく話を整理しながら、かつドラマとしての深さも残すというのは難しいチャレンジですが、逆に制約や条件があるからこそまとめ切れる場合もありますので、何とか意見を反映させる努力を重ねます。