8月13日の「特別稽古」です。

Posted by theatreminori on 14.2014 稽古レポート 0 comments
8月13日(水)。水曜日ですけれど、てあとるみのりは稽古を行っています。夏の特別稽古と称して実施されたスペシャルプログラムです。特別と言うからにはやはり尋常ではなく、12時から22時まで、最大10時間の稽古が可能なのです。世間は夏休みシーズン。これを逆手に取って、普段は仕事で日中の稽古に参加できない団員も昼から顔を出す、貴重な時間となりました。実はここまで来て初めて顔を合わせる団員もいたのですから。


昼に初登場の顔も。

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こちらにも夜限定だった顔が。

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別に挨拶を拒否されているわけではなく、こういう演技です。

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昼間おなじみの顔ぶれも負けてはいません。

本日の稽古は、単に長時間の稽古を行ったという量的な満足感ではなく、丁寧に深部まで振り返りを行う質的な充実感が優先されていました。演出との「どんな感情と衝動が存在するのか?」「なぜこの行動に至るのか?」「その一言の発し方に整合性があるのか?」などの深いディスカッションを経ることで、これまで気付かなかったキャラクターの深層心理の発見に至る役者もいました。演技とは表面的な形式だけでは成立しない、人物の内面・思考ロジックの構築が重要な表現手段です。受け取り、解釈し、表現するという3つのプロセスを高水準で結び付けなければ成立しません。これは並大抵の作業ではありません。しかし、この統合が成されたときにもたらされる、最高の高揚と達成感と存在感は、何物にも代えがたいものです。我々は常にそんな幻想を追い求めているのです。だからこそ、また新たな作品、新たな役に挑むことができるのです。

さあ、この日それぞれに与えられた課題は明確かつ多岐に及んでいます。次週の稽古まで、しっかりとクリアし、さらに熟成させてきてくれることを信じましょう。

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